当社の五月連休は暦通りで昨日・今日と出勤日です。
昨日は休みをもらって、親父の里へ木を取りに行きました。
なぜか親父が平日ばかりの日程を指定してきて何でだろうと思っていたら、ようは親父の故郷は愛媛の山奥でして車が通れる林道を整備するために土地が取られることになりました。
しかしながら、その土地に天然檜(ヒノキ)があったため、林道整備している工事業者に頼んで伐採しトラックに積める長さに切断してもらって、それをユンボで吊ってトラックに積みました。
そのために平日だったようです。
その故郷ですが、過疎が進んで集会場も使われなくなり倒壊しそうです。
目の前の家も家主が居なくなりこれもいずれ倒壊するでしょう。
そんな、山奥ですがこの20年で道路は広くなりましたし、近年河川の護岸工事や小さい砂防ダムを整備したりと一体なんで?と思ってしまいます。
そして今回、車が走れる林道を整備します。
今年度は100メートルほどで毎年延長していくそうです。
超過疎の田舎になんで?と思われる方多いと思います。
しかし、考え方によっては、東日本大震災から分散型発電が見直されたり脚光を集めたりしています。
田舎には、自然の木が豊富です。
もう既に、かなり昔から農業しても儲からない。
勉強して都会で働こう!
ということで、20~30年ほど前から開拓した田畑に杉や檜を植林していました。
また、輸入材が安く国内林では商いが出来なかったこともあり豊富にあります。
そこで、豊富な木材を使ったバイオ発電をすると、発電で電力はつくれますし、熱は給湯などに活用できます。
せっかく林道整備するのであれば、田舎町のど真ん中にバイオ発電施設を建設して地域活性化につなげてもらいたいものです。
これをすると、エネルギーの自給自足が可能となり、電気代や灯油などの燃料代が地元で回るようになり雇用にもつながります。
竹林も問題になってますので林道整備からエネルギー自給自足に繋がる事業になれば面白いですね!