goo blog サービス終了のお知らせ 

三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

学校に冷暖房?

2009-03-30 14:03:14 | Weblog
先週金曜日は、第5回日本感性工学会春季大会に参加してきました。
参加といっても懇親会からの参加です。
目的は、当社I営業部長がこの大会に「感性農業さぬきの夢2000」と題した発表があり、この機会をいただいた信州大学K先生並びに長野の知人にお会いするためでした。
前日に飲みすぎていたのではじめは大人しかったのですが、アルコールを補給するにつれ馬力が出てきて最後は信州大学K先生とお話が出来ました。
話題となったのは、小学校の暑さ寒さ対策です。
これは、私が加わっているPTA会長が冷暖房完備を20年も要望し続けているのに何もしてくれていない。ところが、近隣の小学校が統廃合で新築となり全館冷暖房完備だそうです。近隣の小学校ということで校区が重複している地区がありこのままでは統廃合した新小学校に生徒が取られるとPTA会長は嘆いています。
そこで、私は冷暖房完備という設備は、付けるだけで終わりであれば問題なくすると思いますが、設置後の電気代がかかってしまい全校設置してしまうと莫大な電気代が固定費として加算してしまいますので、いくら要望し続けても難しいと伝えました。
それより、エコや環境の時代ですから中庭に紅葉樹を植えたら夏場は陰ができ冬は葉が落ちて日光が当たるので効果が高いことや、太陽光発電設備などで屋根に陰を作ったら屋根裏温度が下がるとか方法はいろいろありますよと伝えました。
この取り組みを大学の先生などと積極的に行えば知名度は上がりますし逆に生徒が増える可能性があります。
このことをPTA会長に説明すると俄然やる気を出しています。
と、このような最近の出来事を信州大学K先生に伝えると、何と長野では全小中学校にエアコンを設置することに決まったそうです。
話は時間の都合でここで終わってしまいましたが、これからの環境問題やエコは何か設備を設置して解決というよりも、自然の摂理とか昔ながらのとか利用できるものはあると思います。
夏の暑さをエアコンを設置して5度下げるよりも、木を植えて陰にして1度下げた方がエコですね。

政府は最大200万人の雇用創出を目指すため、3年間で60兆円の集中投資で需要創造を狙っています。
その中に、低炭素革命があり学校などの5万4千箇所を省エネ改修とあります。
太陽光発電だけでなく、壁面にコケを生やすとか新技術を大いに取り入れ世界へ発信できるようにしてもらいたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする