彼女は死の過程にあります。7キロあった体重は4キロ台となり、クルシャ君より軽くなりました。病院との往復もしていますが、話し合いを続けて彼女の衰弱に関して無理なストレスを与えずに、ある程度自然な流れに任せるという方針に決しました。食事量も激減して、運動量も減りました。今はお世話と愛情によって余命を繋いでいる具合であります。すべての猫が経ていく過程です。飼主は最初に彼女と出会った閃きのような生命力と活力の印象を決して忘れません。随猫興説五 下 (うるたやBOOKS)明鹿 人丸うるたや