このブログ記事をお読みになる前に、放射線記事の「注意事項」を必ずご一読下さい。
松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。
昨日、改選後初めてとなる「市立病院建設検討特別委員会」(以下、特別委員会)が開催されました。
昨年末から10回にわたる「松戸市立病院建替計画検討委員会」が3月末で終了し、市長に対し「答申」が出されました。
今回の特別委員会は、「答申」についての報告と、市の見解、今後の見通しなどが示され、それに対して各議員が質疑応答する、という形でおこなわれました。
今後の見通しについては、
1,病院が将来も継続安定すること、自立した経営を確立
2,将来的に財政を圧迫しないための方策を講じる
3,医師・看護師などの人材を確保
以上のことを目指して6月を目途に「構想案」を策定する、という説明がありました。
質疑の中でまず最初に議論となったのは「答申」についての市長の受け止めについてです。
「答申」では、「今の市立病院の機能を維持するために必要な600床を維持しながらの現地建替は非常に困難である」と結論づけられました。
これまで市長は議会の中でことあるごとに「答申を尊重する」と答弁をされてきました。しかしその後の報道によれば、「450床というマニフェストの方向性は変わっていない」と市長が見解を示していることから、矛盾を指摘する声が相次ぎました。
これに対して市長からは、「財政的になるべく市民の負担にならない病院を建設したい、というマニフェストであり、その方向は変わっていない」「今後の取り組みについては、市としての方向が決まった段階で、それぞれの発言の整合性を説明したい」といった主旨の答弁がありました。
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・・・何だか分かったような、分からなかったような答弁でしたが、とりあえず現時点でスッキリした答えを持っていない、と理解しました。
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「非常に困難、という答申を尊重しないのか」という指摘について市長は、「現在の機能を維持すること、600床規模で45000平米・・・など、いろいろな条件を付けた上での病院を現地で確保するのは非常に困難である、とした答申だと理解している」「それ以外の案まで排除しているとは言えず、まだ検討の余地はある」「答申については、そのうちの一部をいただいた」との考えを示しました。
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・・・「機能を維持せず、ベッドも減らし、面積も小さくすれば」と仰っているように受け取れるのですが、どうでしょうか。
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「構想案については、ベッド数は600床なのか450床なのか」という問いについて市長は、「どの程度が必要か、今後検討していく」と答弁。これについて議員からは「ベッド数も決まっていないのでは、議論の前提が無くなってしまう」という驚きの声が上がりました。
「小児医療や第三次救急、周産期などの機能維持を考えると600床は減らせない、経営的面を見てもその程度の規模は必要ではないか」「市立病院は公営を貫くべきであり、民営化はすべきでないと思うが」という指摘については、「病院機能について、小児医療は大変大事だと思う。東松戸病院の機能も大切で、維持していきたい」「病床数は数ありきではなく、経営上、財政への影響、事業の継続性など色々検討して判断したい」「民営化については、そうならないような検討をしていく」との回答がされました。
また、「噂の!東京マガジン」で報道された「腹案」について「この場で提示できないか」という求めに対して市長は、「腹案があるというのは、あの時点の私の思いであり、6月までに策定する構想案はこれから検討するものである」「腹案=構想案、とはなっていない.腹案は個人的な思いの一端であり、公式なものではない」と回答、「腹案はどの時点から持っていたか」については「答申を受けながら自分自身で考えた」と答弁しました。
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・・・これは意外な答えでした。「腹案=構想案」だと思っていました。となると、構想案が気に入らなかった場合、さらに腹案が・・・ということも?
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この議論の最後に市長は、「マニフェストの問題と、どういう病院をつくるかは別問題。市民に一番いい病院をつくるべきである」「マニフェストで掲げた基本的な理念・・・市民負担が少なく、将来に持続可能な病院・・・は変わっていない」と述べました。
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・・・これは評価できるとてもいい発言だと思います。
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つぎに、話は現場の医療スタッフの問題に移りました。
ここでは、現地建替の場合には多くの医師が離職する医師を示しているという点について「現時点で、現地建替を理由に退職願が出されたことはない」こと、「医師からは600床規模の病院建て替えについて、6月議会で正式に方針決定して欲しいという声が上がっている」ということなどのやりとりがされました。
また、東松戸病院の建て替えについても話が及びました。
市長は「東松戸病院の活用・充実が重要という答申は尊重したい」「両病院の建て替えコストについては、それを担う体力があるかなどのコストシミュレーションも含めて、構想案で検討している」「構想案は複数提案したい」という考えが示されました。
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・・・東松戸病院の存続を求めていた私としては、充実は大歓迎です。
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ここで話はまたマニフェストについて、に戻りました。
「マニフェストでは現地建替で64億円、工事期間は2年半、ベッド数は450床とされていたが、その検証をするための建替計画検討委員会ではなかったのか」という指摘がされ、市長は「マニフェストの案の検証・立証をするための委員会ではない」「それとは切り離して、市としてどういう病院がいいか、という検討のための委員会。ただし現地で、という条件は前提とした」と答弁しました。
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・・・これも驚きました。マニフェスト案が実現可能かどうかを、専門家を交えた委員会で検討している・・・ではなかったんですね、う~む。
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さらに議員からは「市民はマニフェストを信じて市長に投票している、市民が信じたマニフェストの立証とは別の検討をさせるのは問題ではないか」という、ある意味で当然の指摘が出されましたが、それに対して市長は「いまでもマニフェストと大きく違わない病院は建設可能であると考えている」との見解が示されました。
「答申について、一部をいただいた、という答弁があったがどういう意味か、全部とは何か」という問いに対しては「委員会に求めたのは、現地建替の調査研究、建替計画の作成支援をお願いした」「その意味では答申はその一部であり、財政や経営面での検討が足りない、今後の収支などについては答申が無く、十分ではないと考えている」との考えが示されました。
この市長の答弁に対して議員からは「一部しか答えてもらっておらず足りない部分があるのに、それを補わずに構想案を出せるのか」「結論は構想案で、というならそもそも委員会に諮問する意味がなかったのではないか」という指摘がなされました。
これに対しては、当局側が答弁に立ち「意味がないとは考えていない、答申をとても重く受け止めるが、執行部側のスタンスとしては答申を鵜呑みにはできない」という見解が述べられました。
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・・・ようやく本音が出てきましたね。(と、他の議員も発言してました)
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「6月議会に提案される複数の構想案の中に、市長のマニフェスト案が入っていなかった場合は、マニフェスト案は事実上の廃案、不可能と認めたという理解でよいか」との問いには、残念ながら明確にはお答えいただけませんでした。
また、「構想案は、移転建替の可能性も含めたものと考えてよいか」という問いに対しては、「構想案の中でふまえている」との考えが示されました。
若干の前後はありますが、だいたいこんな感じの議論が、約2時間15分にわたって展開されました。まだ構想案が具体的に示されていないので、議論にならない、というのが参加した議員の共通した思いだったのではないでしょうか。
同時に、検討しては次の案、また次の案、と結論がどんどん先延ばしになってしまうことへの懸念が見受けられました。(私もそれは同様です)
簡単ではありますが、なるべく忠実に(正確には後の議事録をご覧下さい)ご報告しようと努力しました。
今後の市政の一大事ですので、引き続き注目していて下さい。
・・・最後にひと言。
以前、私はtwitterで「新人議員よ、もっと発言せよ」と憤慨したことがありました。今回はあまりのことに心底あきれました。2時間強の議論の中で・・・「私たち×××(会派名)としては、6月の案を待ちたい!市民が納得する案を期待しています!応援しています!」だけ言い放って後はダンマリって・・・おおおいっっっ!勘弁してくれっ!(詳細は、議事録でご確認・・・しなくてもいいです)
他に、今日実施した「東部支所との懇談会」と「船橋市議団との放射線調査」は明日、ご報告します。(後者の方は、あまり詳しくはできませんが・・・他の自治体の、しかも問題が問題だけに・・・ご容赦下さい)
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昨日、改選後初めてとなる「市立病院建設検討特別委員会」(以下、特別委員会)が開催されました。
昨年末から10回にわたる「松戸市立病院建替計画検討委員会」が3月末で終了し、市長に対し「答申」が出されました。
今回の特別委員会は、「答申」についての報告と、市の見解、今後の見通しなどが示され、それに対して各議員が質疑応答する、という形でおこなわれました。
今後の見通しについては、
1,病院が将来も継続安定すること、自立した経営を確立
2,将来的に財政を圧迫しないための方策を講じる
3,医師・看護師などの人材を確保
以上のことを目指して6月を目途に「構想案」を策定する、という説明がありました。
質疑の中でまず最初に議論となったのは「答申」についての市長の受け止めについてです。
「答申」では、「今の市立病院の機能を維持するために必要な600床を維持しながらの現地建替は非常に困難である」と結論づけられました。
これまで市長は議会の中でことあるごとに「答申を尊重する」と答弁をされてきました。しかしその後の報道によれば、「450床というマニフェストの方向性は変わっていない」と市長が見解を示していることから、矛盾を指摘する声が相次ぎました。
これに対して市長からは、「財政的になるべく市民の負担にならない病院を建設したい、というマニフェストであり、その方向は変わっていない」「今後の取り組みについては、市としての方向が決まった段階で、それぞれの発言の整合性を説明したい」といった主旨の答弁がありました。
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・・・何だか分かったような、分からなかったような答弁でしたが、とりあえず現時点でスッキリした答えを持っていない、と理解しました。
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「非常に困難、という答申を尊重しないのか」という指摘について市長は、「現在の機能を維持すること、600床規模で45000平米・・・など、いろいろな条件を付けた上での病院を現地で確保するのは非常に困難である、とした答申だと理解している」「それ以外の案まで排除しているとは言えず、まだ検討の余地はある」「答申については、そのうちの一部をいただいた」との考えを示しました。
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・・・「機能を維持せず、ベッドも減らし、面積も小さくすれば」と仰っているように受け取れるのですが、どうでしょうか。
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「構想案については、ベッド数は600床なのか450床なのか」という問いについて市長は、「どの程度が必要か、今後検討していく」と答弁。これについて議員からは「ベッド数も決まっていないのでは、議論の前提が無くなってしまう」という驚きの声が上がりました。
「小児医療や第三次救急、周産期などの機能維持を考えると600床は減らせない、経営的面を見てもその程度の規模は必要ではないか」「市立病院は公営を貫くべきであり、民営化はすべきでないと思うが」という指摘については、「病院機能について、小児医療は大変大事だと思う。東松戸病院の機能も大切で、維持していきたい」「病床数は数ありきではなく、経営上、財政への影響、事業の継続性など色々検討して判断したい」「民営化については、そうならないような検討をしていく」との回答がされました。
また、「噂の!東京マガジン」で報道された「腹案」について「この場で提示できないか」という求めに対して市長は、「腹案があるというのは、あの時点の私の思いであり、6月までに策定する構想案はこれから検討するものである」「腹案=構想案、とはなっていない.腹案は個人的な思いの一端であり、公式なものではない」と回答、「腹案はどの時点から持っていたか」については「答申を受けながら自分自身で考えた」と答弁しました。
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・・・これは意外な答えでした。「腹案=構想案」だと思っていました。となると、構想案が気に入らなかった場合、さらに腹案が・・・ということも?
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この議論の最後に市長は、「マニフェストの問題と、どういう病院をつくるかは別問題。市民に一番いい病院をつくるべきである」「マニフェストで掲げた基本的な理念・・・市民負担が少なく、将来に持続可能な病院・・・は変わっていない」と述べました。
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・・・これは評価できるとてもいい発言だと思います。
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つぎに、話は現場の医療スタッフの問題に移りました。
ここでは、現地建替の場合には多くの医師が離職する医師を示しているという点について「現時点で、現地建替を理由に退職願が出されたことはない」こと、「医師からは600床規模の病院建て替えについて、6月議会で正式に方針決定して欲しいという声が上がっている」ということなどのやりとりがされました。
また、東松戸病院の建て替えについても話が及びました。
市長は「東松戸病院の活用・充実が重要という答申は尊重したい」「両病院の建て替えコストについては、それを担う体力があるかなどのコストシミュレーションも含めて、構想案で検討している」「構想案は複数提案したい」という考えが示されました。
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・・・東松戸病院の存続を求めていた私としては、充実は大歓迎です。
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ここで話はまたマニフェストについて、に戻りました。
「マニフェストでは現地建替で64億円、工事期間は2年半、ベッド数は450床とされていたが、その検証をするための建替計画検討委員会ではなかったのか」という指摘がされ、市長は「マニフェストの案の検証・立証をするための委員会ではない」「それとは切り離して、市としてどういう病院がいいか、という検討のための委員会。ただし現地で、という条件は前提とした」と答弁しました。
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・・・これも驚きました。マニフェスト案が実現可能かどうかを、専門家を交えた委員会で検討している・・・ではなかったんですね、う~む。
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さらに議員からは「市民はマニフェストを信じて市長に投票している、市民が信じたマニフェストの立証とは別の検討をさせるのは問題ではないか」という、ある意味で当然の指摘が出されましたが、それに対して市長は「いまでもマニフェストと大きく違わない病院は建設可能であると考えている」との見解が示されました。
「答申について、一部をいただいた、という答弁があったがどういう意味か、全部とは何か」という問いに対しては「委員会に求めたのは、現地建替の調査研究、建替計画の作成支援をお願いした」「その意味では答申はその一部であり、財政や経営面での検討が足りない、今後の収支などについては答申が無く、十分ではないと考えている」との考えが示されました。
この市長の答弁に対して議員からは「一部しか答えてもらっておらず足りない部分があるのに、それを補わずに構想案を出せるのか」「結論は構想案で、というならそもそも委員会に諮問する意味がなかったのではないか」という指摘がなされました。
これに対しては、当局側が答弁に立ち「意味がないとは考えていない、答申をとても重く受け止めるが、執行部側のスタンスとしては答申を鵜呑みにはできない」という見解が述べられました。
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・・・ようやく本音が出てきましたね。(と、他の議員も発言してました)
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「6月議会に提案される複数の構想案の中に、市長のマニフェスト案が入っていなかった場合は、マニフェスト案は事実上の廃案、不可能と認めたという理解でよいか」との問いには、残念ながら明確にはお答えいただけませんでした。
また、「構想案は、移転建替の可能性も含めたものと考えてよいか」という問いに対しては、「構想案の中でふまえている」との考えが示されました。
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若干の前後はありますが、だいたいこんな感じの議論が、約2時間15分にわたって展開されました。まだ構想案が具体的に示されていないので、議論にならない、というのが参加した議員の共通した思いだったのではないでしょうか。
同時に、検討しては次の案、また次の案、と結論がどんどん先延ばしになってしまうことへの懸念が見受けられました。(私もそれは同様です)
簡単ではありますが、なるべく忠実に(正確には後の議事録をご覧下さい)ご報告しようと努力しました。
今後の市政の一大事ですので、引き続き注目していて下さい。
・・・最後にひと言。
以前、私はtwitterで「新人議員よ、もっと発言せよ」と憤慨したことがありました。今回はあまりのことに心底あきれました。2時間強の議論の中で・・・「私たち×××(会派名)としては、6月の案を待ちたい!市民が納得する案を期待しています!応援しています!」だけ言い放って後はダンマリって・・・おおおいっっっ!勘弁してくれっ!(詳細は、議事録でご確認・・・しなくてもいいです)
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他に、今日実施した「東部支所との懇談会」と「船橋市議団との放射線調査」は明日、ご報告します。(後者の方は、あまり詳しくはできませんが・・・他の自治体の、しかも問題が問題だけに・・・ご容赦下さい)