卯月の日常

グルメ、旅、時々猫

ミーコとケア(2)

2019年02月21日 05時15分47秒 | ペット その他猫

 

あまり楽しい話ではありませんが、しばらくお付き合い下さいませ。

 


 

昨日は一日ミーコと二人、寝室に隠って過ごしておりました。

途中、Y'sさんが様子を見に来てくれて、「手足が温かいからまだ大丈夫。」と励まして下さいました。
(ありがとうございます)

経験者の方達の言葉が、いつも私を前向きにさせてくれます。

とはいえ、刻一刻と変化するミーコの容態。

Y'sさんが帰った後、一生懸命に水を飲んだのだけど、その後は焼いたカレイをペロペロ舐めただけ。
もうかぶりつく力もないんでしょうね。

それから抱っこして背中を擦り、段ボールベッドにもう一枚ふわふわのブランケットを追加しました。
骨と皮だけになった背中に、少しでも優しく当たるようにしたのです。
オイルヒーターのスイッチも入れ、室温の調節を。

しばらくすると、のそっとベッドから這い出してきて、
ハの字に滑りながらどこかへ行こうとするので、慌ててトイレまで連れて行きました。

結果、黒っぽい下痢。
そしてトイレの中で横たわります。

排便すら体力を使うということが目に見えて分かりました。
再び抱っこをし、お尻を拭き上げ、足も念入りにウェットティッシュで綺麗にしました。
ミーコはわりと潔癖で、トイレの匂いを嫌うからです。

再びベッドに横たわらせ、温かくしたブランケットを被せる。
ホッとした顔が印象的でした。

 

紙のように軽くなったミーコを抱いたら、涙が出てきて困ります。
昨夜は主人の帰りが遅いと分かっていたので、自分の精神状態を安定させるのに苦労しました。

 

どんなにしんどいだろう。

替わってあげられたらいいのに。

孤独じゃないだろうか。

一緒に逝ってあげられれば幸せかな。

 

横になりながらもなかなか睡眠に落ちていかないミーコ。
目を開けた状態で何と闘っているんでしょうか。

時々気晴らしに、ベッドの上に連れてきて、手足の温度を確認します。
いつもより低いのは仕方ないこと。
血流のマッサージをしながら、ミーコの感触を手に記憶させます。

元気だった頃は主人にべったりで、私にはあまりくっついてこない子でした。

「なんでやろな。こっそり、いじめてるんちゃうか?」

・・・・と不本意な言葉も吐かれたりしましたが、もちろんそんなわけありません。

今は抱っこされても抵抗する力すらないし、鼻先にチューしても逃げたりしません。
ある意味幸せですが、どれだけ逃げられても元気な方が良かったな。

ミーコが居ない生活はそれはもう味気ないものですが、
散々泣き明かした後、私はきっと受け入れることが出来るんでしょう。
問題は主人の方かもしれません。


夕べ、主人が買ってきてくれたオムツを初めて履かせてみました。

夜遅くに、またしてもトイレをもよおしたミーコは、床を滑りながらいつもの場所へ向かおうとします。

即座に抱きかかえ、オムツをしたままトイレへ。
もはや違和感すら感じないのか、そのままの状態で排便をしました。

またしても黒い下痢。
即交換。
慣れていないので、二人がかりで付け替えました。

お尻を念入りに拭き上げ、新しいオムツを履かせたら、その後から「不思議な顔」でお尻を舐めようとします。

「舐めなくていいから、もう休もうか。」

それに納得したわけじゃないんでしょうけどね。
段ボールハウスに入り、横たわってくれました。

私が眠る直前、スポイトで水とお薬をあげ、夜中・・・というか朝方にもう一度スポイトで水を飲ませました。
するとまだ足りなかったのか、自発的に皿から水を大量?に飲んだのです。
餌こそ見向きもしませんが、それでも水は飲んでくれています。
その強い意志に思わず嬉しくなりました。

介護が長引くことを想定し、ネットスーパーでの買い物を主流に生活することにします。
野菜もお肉も家まで届けてくれる・・・・まるでサザ●さんの三河屋さんみたいですね。
これならいつでも魚を焼いてあげられるな。

長引くと言いながらも、頭では理解してるんです。
ご飯を食べない彼女が、そんなに長く保たないことも。

あくまで・・・・・・願望です。

 


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