ちょっと停滞しておりました。
先は長いのでサクサク進めますね。
今回の旅の目的の一つは奈良の名物「柿の葉寿司」を食べ歩くこと。
食べ歩くといっても、そんなに店があるのか?と旅する前に調べたところ、わりとありました。
で、誰でも知っているような有名店を出来るだけ外し、ちょっとマニアックな名店をチョイス。
これらを選ぶのがとにかく楽しかったです。
まずは朝一番。
柿の葉寿司よいよいさんへ向かいました。
吉野郡下市町にある小さなお店です。
知らなかったら通り過ぎてしまうくらい、小さなお店。
それもシャッターが閉まっていること多し。
不安を抱えながらも電話したところ、愛想のよいおばちゃんが出てきてくれました。
基本、柿の葉寿司は作りたてを購入し、翌日か翌夕方に食べると丁度良いらしいのですが、
今回は今すぐ食べたいと伝えると、ちょっとならしたお寿司を出してきてくれました。
一口目は甘みががっつりで、お米はちょっと柔らかめ。
酢加減もほどよく、とにかく食べやすいですね。
一軒目にして柿の葉寿司の美味しさに感動。
これは引き続き期待が出来ます。
主人と一個ずつ食べた後、夜に向けて残しておきました。
さて次は「よいよい」さんから車で5分ほどのお店「やま十」さんに突撃です。
コロナの影響で営業時間が少々変更されていましたが、もちろん待ちます。
どのお寿司もそうですが、とても綺麗です。
柿の葉にきちんと包まれた姿は食欲をそそります。
こちらは作りたてなので、少しならしてから頂くことにしました。
夕食に食べた感想としては、サバのしめ加減が丁度いい。
ただご飯がおにぎりのようで、もったりしている。
個人的にはもう少し酢が強い方が好きですね。
ちなみに翌日にも頂きましたが、その頃にはわりと丁度良い感じになっていました。
次に向かったのは吉野山の麓、桜井明日香吉野線です。
車がすれ違うのに苦労する細道でしたが、何とか切り抜けました。
東南院というお寺のお膝元にある「醍予」さんです。
この長細い箱を見たら、ぐっと来ますね。
吉野山を登る人にとっても丁度いい大きさです。
こちらも包みたてを購入しましたので、夜、ホテルで頂くことに。
まず他の店よりちょっと身厚な切り身がグッド。
そして酢でよくしめられていて、よりお寿司感が強く、食べ応えがあります。
お米の味も甘めです。
私は鮭よりもサバが好きなんですけど、どんぴしゃ好みでした。
翌朝にも頂きましたが、やっぱり美味しかった。
醍予さんから「吉野山ビジターセンター」付近まで戻った場所にある「やっこ」さん。
いい感じの店構えです。
こちらも作りたてを購入しました。
鮭とサバの二種類は飽きずに頂けるので便利ですね。
またしてもホテルで。
お米がぎっちりと押し固められていて、押し寿司感満載です。
塩梅がよく、食べ応えがあり、こちらも美味しかった。
青々とした新葉が美しかったです。
え?まだ行くの?と思われることでしょう。
でもこの細道は二度と車で来たくない。<飛び出す本音
ロープーウェイに乗って、坂道を歩くなんてこともしたくない。
私にとってそれほどハードルの高い土地なんです。
吉野山でラストのお店「ひょうたろう」さんに辿り着きました。
同じく、ホテルで頂きます。
この日食べた中では一番好きなタイプの柿の葉寿司でした。
サバのしめ方、塩加減など、完成度が高く、単純に美味しいと感じる。<個人的見解
ここでも鮭よりサバが好きです。
改めてみると本当に美しく、美味しさがにじみ出てますね。
柿の葉の香りもよく移っていて、何度も食べたくなるお寿司でした。
大満足です。
最後に訪れた「大滝茶屋」さんでは、塩で締めている珍しい柿の葉寿司を提供してらっしゃいます。
ただ私の読みが甘かった。すでに完売していました。
すごく落ち込む旦那・・・
まあ、仕方ない。次の楽しみにしよう。<いつ?
柿の葉寿司の元祖であるお店だったので、絶対に食べたかったんだけど・・・残念。
気を取り直して向かったのは、「吉野路大淀iセンター」。
ようするに道の駅です。
ここでは評判の高いハンバーガーが目的です。
待ち時間の間、まずはこんにゃくで胃を落ち着けます。
中にあるレストラン・ときんで購入したのだけど、驚くほど旨かった!
熱々でほどよい出汁が染みていて、何本でもいけそうです。
で、こちらが有名な「大淀バーガー」。
全粒粉のグラハムバンズ
大淀町産の梨コンポート
ヤマトクラシックポークの粗挽きチョップドポーク
こだわり抜いたバーガーで、確かに美味しかった。
甘い梨とパテが合う!
ボリュームも満点。
具材をちょいちょい更新するみたいなので、制覇したいファンが多いようです。
で、葛わらび餅をお土産に・・・・
(夜にデザートとして頂きましたが、とろんとろんで美味しかったです)
最後は番茶のソフトクリームでしめました!(絶品)
美味しいグルメがたくさんある道の駅でした。
この辺りでは「やきもちだんご」が有名らしいので、ちょっと寄り道。
こんな感じ。
至って普通の焼き餅です。
きっと地元の人たちのソールフードなんだろうな。
さて・・・・
やたらと車を走らせましたが、ようやく今宵の宿へ向かいます。
奈良市も久しぶりだなあ。
今回の旅の目玉でもあります。
たまたまかもしれないけれど、中身で葉っぱの色が違う
ひょうたろうさんのが、やっぱり気になる!!
噂によると秋が深まると、柿の葉が紅葉して色とりどりになるとか?
そんなのも食べてみたいなぁって思ったよ( *´艸`)
私も驚きました。
ます寿司もそうですが、小さい店舗を渡り歩くのって楽しいですよね。
柿の葉寿司もまだまだ行き切れていないお店があって、いつか制覇したいと思ってます。<嘘だろ?
柿の葉すし 山の辺さんでは、色鮮やかな葉を使ってらっしゃいますね。
色変わっても殺菌効果は消えないのかな?と疑問。
取り寄せ出来るお店もたくさんあるから、お試し下さい!というか奈良いってきてえ!?