元旦早々、素晴らしいお湯に浸かることが出来て、大いに満足した私達。
次に、今回の旅の最大の目的とも言える場所へ移動することにしました。
鹿の湯から車で山道を20分弱。
そう、憧れの「那須どうぶつ王国」がそこにはあります。
那須高原から一旦山を登るため、道路には雪が積もっていましたが、例年よりも少ないと思われます。
それでも慣れない山道は慎重に。
何せ、元旦でしょう?
何かあっても助けにきてもらえないかもしれない(笑)。
もう随分前からこの動物園には是が非でも来たかった。
まさかこんなにも早く願いが叶うとは!
主人に感謝。
冬季営業をしてくれるだけでも嬉しいのに、元旦からオープンとは・・・・すごいサービスですね。
到着が早かったので、あちこちで写真を撮り、モチベーションを高めまくります。
しかしさすが山の上・・・・めちゃくちゃ寒い。
コートとマフラーは必須です。(実際には手袋とカイロも要る)
私たちは二番手でしたが、開園時間に近付くにつれ、続々とお客さんがやってきました。
皆さん、よくご存知で・・・・。
きっと帰省中の孫を連れていらっしゃるのでしょう。
あまりにも寒く、朝ご飯代わりに「お土産」を食べる事に。
どこの銘柄でもブッセは旨い。
ゆずっぺ・・・という濃厚な柚子ジュースはかなり咽せましたね。
美味しいんだけど、もうちょっと薄くても良いな。
炭酸水で割って丁度な感じ。
でもって、こちらが冬期の値段表です。
私はネットで購入したので200円割引の1200円で入場できました。(クレカ対応)
夏期営業時の値段からおよそ半額で楽しめるんです。
すごい。
(その分、見ることが出来る動物は少ないですよ)
時間通りにオープン。
にこやかなスタッフ達に出迎えられ、まず目に留まったのは「アルパカ」。
冷たい風の吹く中、ジーッと待っていてくれるとは。
とても有り難い話だけれど、私、あんまり得意じゃないんですよね・・・。
こっち向いたら、意外と怖い顔してる・・・。
頭を撫でたら「つばを吐く」と聞いて、出来るだけ近付かないようにしました。
でもあの毛・・・触ってみたかったな。
うっすらと雪が積もった王国内。
私達はほぼ一番乗りです。
閑散としていますが、青空が綺麗。
冷えた空気は澄んでいます。
しかし、しばらく外で待っていた為、手足がかじかんで辛い。
まず飛び込んだのは入り口付近にある「お土産屋さん」でした。
かわいい・・・・欲しい・・・・(値段を見て断念)
物欲が膨れあがります。
オリジナルグッズが多すぎて、目移りすること必至。
それらの中である程度購入する物を定めた後、「わんにゃんリビング」へと向かいます。
ここは多くの犬、そしてこたつ猫と身近に触れあえるコーナー。
若干「獣臭」がするものの、放し飼いの猫達が可愛いので、多少は我慢出来ます。
冬毛で皆ずんぐりむっくり。
日だまりの場所は特等席なのかな。
あんまり愛想はよくないけど(私にだけ?)、どの子もふわふわで可愛かった。
長居したくても徐々に「臭い」によるダメージが増えてきたので、後ろ髪引かれる思いで退散。
犬と猫が共同生活する、不思議な空間でした。
こちらのワンちゃんたちは、「ふれあいドッグパーク」のメンバーで、皆さんとてもお利口です。
トレーナーさんの言うことをよく聞くし、愛想も悪くない。
犬苦手な主人にとっては、どうでもよいことかもしれませんが。
でもって、こちらがカピバラさんのコーナー。
寒い中温泉に入る姿を見たり、餌やりをしたり・・・・わりと広々とした「カピバラの森」でした。
ただ、私の興味を強く惹く動物ではないので、中に入ることはしませんでしたが。
子供たちは大喜びで餌をあげていました。
さあ、ようやく目的の〇〇に会いに行きます。
それはこちら「アジアの森」という室内展示場に居ました。
もうお解りでしょう?
私の目的は・・・・・そう!
「マヌルネコ」(準絶滅危惧種)たちです。
(マヌルとはモンゴル語で「小さいヤマネコ」の意)
見てください、この堂々たる姿を。
まん丸でふわふわで可愛いでしょう?<ごり押し
こちらは那須どうぶつ王国で長く飼われている「親マヌルネコ」。
見ての通り、ふわっふわの被毛で、この上なくあったかそうです。
こんな怖い目付きなのに、猫の特徴がしっかりしていて可愛い
マヌルネコは猫科の中で最も古い種と言われている、貴重な動物なんです。
豪快な欠伸も見せてくれました。
一瞬で良いから触りたくなる背中。
このマヌルネコが父親か母親かの判別はつきませんでしたが、
とにかくこの二匹(もう一匹は端っこの方で寛いでいた)が、今噂の「小マヌルネコ」を出産したんです。
8匹産んで、その内の1匹が死産。
残る7匹の内5匹が感染症で亡くなるという悲劇もありました。
必死の人工保育により奇跡的に成長したのが、下記の画像にある「小マヌルネコ」です。
私はこの子たちの成長をYouTubeで見続けていたので、特に思い入れが深いんですよね。
幼い頃もめちゃくちゃ可愛かった。
育て親のお姉さん達が一生懸命世話をしていたのを思い出します。
こんなに大きくなって・・・・感無量。
親マヌルネコ達と違い、まだまだ甘い顔つきですね。
動きはすごく俊敏。
興味ある方は動画をご覧になってください。
ちょっと面白い動き方をします。(説明難しい)
警戒心は強そうですね。
口の端を上げて、カカカカカと嘶く行動はやっぱり威嚇なんでしょう。
それすら可愛く思える不思議。
主人が指を翳すと、嬉しそうに近付いて遊んでいましたが・・・私の時はこれ?
ま、いいけどさ。
しかし美しい立ち姿です。
赤ちゃんの頃よりもずっと神々しい。
ふわふわの被毛はもちろん寒さに強く、雪の上や凍った地面でも体を冷やさないようになっているのだそう。
この後もアジアの森にはしつこいほど足を運び、マヌルネコの動画を撮ったりして楽しみました。
さて、いよいよお腹が本格的に空いてきました。
しかし迷う事はありません。
入国前から「レストラン」は決めていたんです。
こちらの「ヤマネコテラス」さんで早めのランチをしましょう。
ツシマヤマネコの保護活動の一環として栽培されているツシマヤマネコ米を使用するレストラン
主人は「ヤマネコ」と名の付く動物に目がないため、当然ここしか選びません。
開放感があり、展望が素晴らしい。
今年は雪が少ないので銀世界ではありませんが、これはこれで良い。
心地良い季節の時は、テラス席でお食事するのもいいでしょう。
まずは受付でオーダーし、お金を払います。
主人はこちらの「ヤマネコランチ」を選びました。
(見た目、お子様ランチだと思うのだが・・・どうやら違うみたい)
なかなか可愛いですね。
色んな部分がネコ!味も美味しかったです。
(主人は意外と繊細な為、ネコパンを自分で千切ることが出来ません。私が有無も言わさず引きちぎりましたが)
こちら、お店のお姉さんに勧められた「鉄板ラムづくし」。
「あの・・・・実はラム苦手なんですけど・・・」
「赤ワインでしっかり煮込んであるので大丈夫ですよ!クセも消えています。」
「あ、なら・・それで・・・・」
まあ、だいたい嘘ですよね。(笑)
ただ思ったより食べやすかったかな。
ラムチョップはたしかにクセも少なく、最後まで美味しく頂けました。
2020年初のお客ということで、ドリンクを無料で頂く事が出来ました。
ありがたや。
↑
このデザインのシール欲しい
レストランの至る所にネコグッズがあり・・・・心癒やされます。
この2匹のネコが超可愛くて、どこかで売ってないかな?と探しています。
ご存知の方は是非教えてください。
さあ、お腹は大満足。
しかしもう一つ、大きな目的が待っています。
それは次の記事でご紹介するとしましょう。
(8)へ続く・・・・
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