高岡市 竹の子の里 「竹の子家」

主人が消防の組頭さんに教えて頂いたのがこのお店です。
「親戚の店だけど、美味しい！是非・・・・」

なるほど、４０過ぎて色々食べ歩いている方の
意見は大事だわ！是非従ってみよう！ということになり
行ってきました、高岡は氷見と隣り合わせの村「太田西田（さいだ）」へ。
国泰寺の麓に位置するその店は昔懐かしい看板が目印。

この辺は、竹林が広がっていて、竹の子の里としても有名らしい。
お昼時もあって、ほぼ満席。
事前に予約していってよかった！
お客はほぼ年配の方達。
私たちくらいの年齢は見かけなかった。
逆にそれが安心させる。
味を保証してくれているように感じた。

仲居さんがテキパキ案内してくれて
「定食でよろしいですか？」と聞いてくる。
事前に下調べしていたので気になっていた
「筍のお刺身ありますか？」
と質問してみた。
やはりまだ寒いので筍が小さいらしく
お刺身は予約時に伝えておかなくてはならないらしい。
しかし、焼き筍と天麩羅があったのでもちろん注文した。



左　筍辛子和え
右　筍と若布の酢の物

この突き出し！あなどるなかれ・・・十分に美味しかった。
辛子和えはぴりっと鼻にくるが、シャキシャキしていて酒に合う。
酢の物は懐かしさ満載のそぼくなお味。


ドーンと出てきました
「筍の煮物」

こんな分厚いのにまずびっくり。
食べてさらにびっくり！とっても柔らかくて、味がしみこんでいる。
筍本来の味が出汁に染み渡っている証拠だ。
ホクホクしながら完食。＜かなりのボリュームだ



お楽しみの焼き筍
ほんとに美味しい
食べた瞬間、こんがりと焼いたトウモロコシのような香り。
そして舌触りは栗の実の様に柔らかく、
噛めば噛むほど筍の旨味が出てくる。
姫皮はしっとりとしていて、ほんのり焼けた匂い。
めっちゃうまい！！ちょっとびっくり。

お待ちかねの筍の天麩羅
これも春の味満載。
山菜と茄子が彩りを添えてくれる。
生地もつゆも美味しく頂けました。


最後はもちろん、筍御飯！
ここのお料理はみんな薄い味付けで
筍の旨味を十分に堪能できます。
おみそ汁にも筍たっぷり。
田舎料理だと思ってちょっと軽く見ていた私・・反省。

営業は４月初旬から５月末頃まで。
しかしちゃんと予約したほうがいい！
（特にお刺身食べたいときは）
短い期間だけの営業だけに、
春の味を満喫しにくる人でいっぱいです。
でも、これは是非食べるべき！
「ああ、筍ってこんなに美味しかったのね」と認識できます。
大満足でした。

営業時間
午前１１時～午後９時まで
電話
０７６６－４４－１３９８
住所
富山県高岡市太田谷内170