親愛なる日記

僕が 日々見つめていたいもの。詩・感情の機微等。言葉は装い。音楽遊泳。時よ、止まれ!

書き留める 1

2005年04月12日 | うたかたの日々
春は雨とともに過ぎていく。

今朝、桜の花びらを全身に身にまとったアウディが音もなく通り過ぎていくのを、電車の内からそっと見守りながら思った。

4月の雨は少しばかりもの狂おしい。

会社のラジオからもれたトラヴィスの声、満員電車の圧力(弾性の法則とはこれまさに)。


一人になればすぐにまた省みる自己。

そういう性分なんだろうな。

そうして気づくほど、すでにして決定的な間違いをしていることに気づいてしまう。


としたら恐いなあ。などとすぐ思う。


桜の下をほろ酔いで歩く夜。


線路はまだまだ私の前に続いているようだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿