国公私立・医学部、薬学部、看護学部の攻略法 (さくら教育研究所)(SKREDU)

無料体験授業をスカイプで実施中! 
メールでお気軽にお問い合わせ下さい。( info@skredu.mods.jp )

東京美容外科・医師・麻生 泰・関西創価高校から藤田医科大学・医学部

2023-01-05 | 日記

PROFILE

東京美容外科統括院長

奈良県生まれ。関西創価小学校、関西創価中学校、関西創価高校と一貫教育で学び、医学部に進学後、慶應義塾大学医学部大学院にて医学博士号を取得。医療法人社団東美会理事長、東京美容外科統括院長。公益社団法人 国際音楽芸術振興財団 代表理事を務める。
著書に『チェンジの法則』(扶桑社)がある。

学園の先生方は成功の種を植えてくれた

私は、高校時代に医学部を志し、3年間の浪人生活を経て、藤田医科大学の医学部に入学しました。受験当時、苦しくて何度もあきらめそうになりましたが、学園時代の創立者からの激励を胸に、挑戦を続けることができました。
医学部卒業後は、大阪医科大学に研修医として勤務しました。形成外科教室で火傷治療や切断指の治療、癌切除後の再建手術を担当。その後、大学院に進み、血管解剖を研究していた頃、父の事業が倒産しました。私が家族全員を養わなければならず、悩んだ末に研究をやめ、美容外科医に転向することを決意しました。

奈良に「学園前美容外科」を開院し、その2年後、「東京美容外科」の第1号院を島根県に開業しました。たちまち評判となり、事業は波に乗るかと思いましたが、様々な苦境に見舞われました。ところが、不思議なことにピンチを乗り越えるたびに、事業を拡大でき、基盤を築くことができました。
事業が軌道に乗る中で、私は何のために医師になったのかを問い直し、研究分野で結果を残すため、慶應大学・医学部大学院への入学を決意。入学後は、昼間仕事をしながら夜間に研究をする日々に、心が折れそうになりました。しかし、奮起して、「頭皮の血管解剖における三次元解析」との研究論文を書き、それが認められ、医学博士号を取得することができました。

今までの事業のこと、医学博士を取得したことなどをお手紙に書いて創立者へご報告すると、大変に喜んでくださり、さらに感謝の思いが深まりました。
思い起こせば、学園の先生方は、創立者よりお預かりしている人材だからと、私たちを大切に育んでくださいました。その思いが、私の心に成功の種を植えてくれたのだと思います。

現在は、音楽を通して社会に貢献しようと、年4回の無料クラシックコンサートや、若手音楽家の支援、青少年への楽器の貸与などの活動もしています。また、韓国と日本の優秀な演奏家を相互に派遣し、コンサートを開催しています。韓国でトップレベルのロッテコンサートホールで大成功することができ、音楽が国境を越えることを実感しました。

関西創価小学校の卒業時に、創立者から頂いた言葉があります。
「ぼくのゆく道は きまっている わたくしのゆく道もきまっている それは『平和』と『文化』の山にゆく道 そのためにいつも身体をきたえ 学ぶことを忘れない」というものです。
私自身、まだまだ挑戦の途上ですが、この指針のままに決意を新たに頑張って参ります。