ササユリ

田舎でのこと，会いたくなったので車を止めて自宅に立ち寄りました。
「よう覚えてくれとったのう！」彼はそう言って僕の手を握り締めて喜んでくれました。
彼は3才年下で僕がまだ独身で電車通勤していた頃，２年間朝だけ気の合う3人が向かい合った席の一人でした。
おおよそ43年ぶり，懐かしあの頃を思い出して感激しました。

その田舎で今，咲いているササユリ。