スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

ボーン・スプレマシー

2005年03月05日 09時53分19秒 | Weblog
行って参りました!『ボーン・スプレマシー』

2004年
監督/ポール・グリーングラス
脚本/トニー・ギルロイ
原作/ロバート・ラドラム
出演/マット・デイモン/フランカ・ポテンテ/ブライアン・コックス/ジュリア・スタイルズ/カール・アーバン/ガブリエル・マン/ジョアン・アレン

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2002年の『ボーンアイデンティテイ』から続編を心待ちにしていました♪

前作と監督が変わったのがちょっと気になっていましたが、他のスタッフは前作とあまり変わらずに「...アイデンティティー」のテイストを残した、新たなストーリー展開となっています。

今回も前作よりさらにハンディカメラシーンが多用され、リアル&スリリングなカメラワークを追求しています。

...個人的にはちょっとハンディが多すぎかな?と思いましたが...マットをじ~っと見つめていたせいか、スクリーンに酔ってしまいました(((^-^;)

マットがボクシングジムへ通って鍛えた体も、さらにパワーアップ!!格闘シーンのすばやい動きも実にみごとでしたね!!

「オーシャンズ12」のインタビューでブラピが、「...マットがサッと身構えるだけでファンがキャーキャ-言うからアイツ、調子にのってるのサ...」と、仲が良いだけにお得意のアメリカン・ジョークでマットを褒めていたっけ。

私の好みでは、アクションシーンは前作の方が良かったと思いますが...『ラン・ローラ・ラン』でベルリンの街をひたすら走った「フランカ・ポテンテ」のように美しい走りに気をつかったというマットの「ラン」はホントに無駄のない美しい走り姿!!

その他、期待を裏切らないカーチェイスあり、建物からのスリリングな逃亡シーンありで、ドキドキ感てんこもりです!!

どっかで観た事あるじゃなぁ~い??と思ったおいしい敵役は『ロード・オブ・ザ・リング』の2、3にローハンの戦士エオメル役で出演していた「カール・アーバン」。

国境を超えたスケールの大きいストーリーのボーンシリーズ。

撮影地も前作は、フランス(マルセイユ)(パリ)スイス(チューリッヒ)ギリシャなどでしたね。

今回も、インド(ゴア)ドイツ(ベルリン)(ミュンヘン)イギリス(ロンドン)オランダ(アムステルダム)ロシア(モスクワ)など各国の景観、土地柄や建物などを存分に楽しめます。

今までのジェームス・ボンドのような何もかも恵まれたスーパーヒーロースパイは登場しません。

街中を歩けば群集に紛れ込んでしまうような、どちらかというと小柄で目立たないタイプの、ごく普通のアメリカ青年。

そんなマットが演じるからこそ実現したボーンシリーズ!鍛練と頭脳で危機をのりきっていく新しいスパイ・ヒーローなのです。

ボーンシリーズ、確実におもしろいですよ!まだ観てない方におすすめです!