スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

ザ・ローリングストーンズ「シャイン・ア・ライト」

2008年12月19日 17時49分52秒 | Weblog
ザ・ローリングストーンズ「シャイン・ア・ライト」



※映画のネタバレ有り。知りたくない方は見ないで下さい。※








出演/ザ・ローリングストーンズ/ジャック・ホワイト/バディ・ガイ/クリスティーナ・アギレラ

スタッフ/監督:マーティン・スコセッシ/ビィクトリア・ピアマン/マイケル・コール/ゼイン・ワイナー/ジェーン・ローズ/ロバート・リチャードソン/デヴィット・テデスキ/ボブ・クリアマウンテン


札幌シアター・キノにて「シャイン・ア・ライト」観てきました!


これは映画好き、音楽好きの方、両方におすすめです!



この映画は、以前私が書かせていただいた記事の頃…
「ア・ビガー・バンツアー」の時に撮影されていたそうです。


http://blog.goo.ne.jp/utahatomodati/e/cfe9d6d8b6c2353fe184d95d46234798


…私…2年前に書いた記事…自分も2歳若かったせいか
めっちゃテンション高くてはじけちゃってますね…お恥ずかしい…(--;)


映画もめちゃめちゃ良かったです!
観てない方も、DVDになったらこれは買いですよ!


ストーンズライヴ中心でありながら、やはりしっかりとスコセッシの手の中の映像。

オファー依頼したのはミックの方らしいのですが
会場選定や、セットリスト等、ミュージシャンと
映画監督との世界感の違いから問題が山積みに!


冒頭は、そのあせりや苛立ち、コミュニケーションの行き違い等を
ほぼありのままリアルに映し出して行きます。


観客にとっては、どちらの立場もわかるので、
もうこのバトルだけで、苦笑がおさえきれません。

最大級のビック会場を望むミックに対し、
結局はスコセッシ監督の希望に沿う形で
わずか2800人収容のビーコン・シアターに決定。

しかし18台以上のカメラを、密かに配置し
アーティストの気を散らさないようにする配慮も忘れません。


そうしてライブが始まると、肉薄するカメラワークに
観客は一気にライブ会場の観客の目線で
ひたすらストーンズの虜になれるのです。


ん~~。キースはやっぱり生きるロックそのものでした。
当たり前!と言われるかもしれませんが、映画を観て
ますます実感。
カッコいいよ、キース!キースのヴォーカルも聞けて最高です。


ミックも本当に素敵。体もノドも、たぶんものすごくストイックに鍛錬しているんだろう。
声もそんなに衰えず体系も変わらない…。
あの年であのしなやかさ、若々しさは神がかっている…。

歌い終わって礼をする時、ミックの足が、
バレエダンサーのような美しい形に整えられているのをひそかにチェック!

特にAS TERAS GO BY(涙あふれて)をしっとり歌うミックに感動しました。



そして私がこの映画中もっともハイライトだと思ったのが
マディ・ウォーターズの曲でCHAMPAGNE & REEFER(シャンペン・アンド・リーファー)
で登場したバディ・ガイとの共演シーン。

もう、もう、鳥肌モノですよ!!!
この時ばかりはミックやキースより、バディに釘付けの私でした。


LIVE WITH ME(リヴ・ウィズ・ミー)で娘のような年齢の
クリスティーナ・アギレラをすっかりお気に召した様子のミックは、
なんだか…チャーミングでした。

ホワイトストライプスのジャック・ホワイトも嬉しそうに参加してましたねぇ。


ラストシーンのカメラワークも、シャイン・ア・ライトの題名の意味をスコセッシが絶妙に表現。

私の中で、何度も観たい映画の一つになりました。


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<Set List>

M-01. JUMPIN' JACK FLASH(ジャンピング・ジャック・フラッシュ)

M-02. SHATTERED(シャッタード)

M-03. SHE WAS HOT(シー・ワズ・ホット)

M-04. ALL DOWN THE LINE(オール・ダウン・ザ・ライン)

M-05. LOVING CUP (ラヴィング・カップ)共演:ジャック・ホワイト

M-06. AS TERAS GO BY(涙あふれて)

M-07. SOME GIRLS(サム・ガールズ)

M-08. JUST MY IMAGINATION(ジャスト・マイ・イマジネーション)

M-09. FARAWAY EYES(ファーラウェイ・アイズ)

M-10. CHAMPAGNE & REEFER with Buddy Guy
(シャンペン・アンド・リーファー)共演:バディ・ガイ

M-11. TUMBLING DICE(ダイスをころがせ)

メンバー紹介

キースヴォーカル

M-12. YOU GOT THE SILVER(ユー・ガット・ザ・シルヴァー)

M-13. CONNECTION(コネクション)

ヴォーカルはミックへ戻る

M-14. SYMPATHE FOR THE DEVIL(悪魔を憐れむ歌)

M-15. LIVE WITH ME(リヴ・ウィズ・ミー)共演:クリスティーナ・アギレラ

M-16. START ME UP(スタート・ミー・アップ)

M-17. BBROWN SUGAR(ブラウン・シュガー)

M-18. (I CAN'T GET NO)SATISFACTION(サティスファクション)