ドラマ『連続ドラマW ヒポクラテスの誓い』2016 全5回 原作 中山七里 脚本 篠﨑絵里子 北川景子 柴田恭兵 金田明夫 相島一之 古谷一行 他
北川景子主演なのでドラマ『連続ドラマW ヒポクラテスの誓い』を見ることにしたのだが、まぁまぁ面白かった。
北川は薄めのメイク。少しオーバージェスチャーでことあるごとにアクセントテクニックを用いたところに面白みを感じ、所作に好感を持てた。
齢を重ねた柴田恭兵は、思いの外いい味を出されており、このドラマにすんなりと入り込むことができた。
また、相島一之の立っているだけで空恐ろしい存在感のある演技は、コロナ禍で芝居に行くことができずに悶々としている私には、嬉しい演じ方であった。
金田明夫はそのまま。なりきりで違和感が全くない。役柄がそのまま、実在人物のように感じた。
古谷一行は重厚感を感じたが、医者に見えずらかったのが惜しい。この役は私ならば、國村隼を選ぶたいかもと、多少おこがましいことを考えながら、ドラマを見ていたのだが、最後の筋書きの展開で、古谷一行本来の力を見せつけた。やはりこの役は、古谷が良いと最後の最後でおこがましい感情を拭い去ることができた。
今回も見たという記録のみにて失礼申し上げます。
北川景子 、柴田恭兵 、 尾上松也 、 濱田マリ 、 佐藤めぐみ 、 相島一之 、 金田明夫 、 古谷一行
原作 : 中山七里
脚本 : 篠﨑絵里子
あらすじ
研修医の栂野真琴(北川景子)は、尊敬する内科医・津久場教授(古谷一行)の勧めで法医学教室での研修を受けることに。異様な雰囲気の教室に恐る恐る足を踏み入れた真琴だったが、法医学教授・光崎藤次郎(柴田恭兵)は彼女をあしらい、その場を去ってしまう。ひとり残された真琴のところにかかってきた電話を取ると、「そこは、解剖してくれるとこですか?」と少女の声が―。父親が起こした自動車事故で亡くなった女性を解剖してほしいと言うのだ。父の無実を信じる少女のために、刑事・古手川和也(尾上松也)が光崎へ解剖を依頼。警察で"解剖の必要なし"とされた事故だが、光崎は遺族感情を無視するかのように解剖を強行する。光崎のやり方に納得できない真琴であったが、彼の天才的な腕によって明かされる真実を知り心が揺らぎ始める。しかし、その解剖の先に隠された闇に真琴が巻き込まれることに。息つく暇もないスリリングな推理劇が幕を開ける!
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