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乱鳥の書きなぐり

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3-4 牛玉加持会(ごおうかじえ)  浅草寺HPより  (牛黄加持)

2025-04-23 | 講義memo 古典

 

 牛玉加持会(ごおうかじえ)  浅草寺HPより  (牛黄加持)

 

 初詣の参拝者で賑わう正月5日、本堂で「牛玉加持会」が修される。

「牛玉」とは、寺社が授与する護符のひとつ。

 浅草寺の牛玉加持会は、ご本尊の種字(観音さまを表わす梵字=※【サ】)を刻んだ宝印(印判)を額に押し、宝印の力によって災難を除き、極楽に往生できるとされる。  

 

 法会ではまず「牛玉宝印」と「牛玉札」の加持がなされ、その間、「仏名師」役の僧侶が声明(節をつけたお経)をひとりで唱える。

 このあと、多くの僧侶が『観音経』『錫杖文』を読誦する。  

 

 続いて、「牛玉宝印押し」が始まる。

 この儀式は、白い奉紙に包まれた筒状の牛玉宝印を5つの方角に向かって押す所作をすることから、「五ヶ所宝印」とも呼ばれる。

 その五ヶ所とはご本尊(北)、右脇仏の不動明王と三社権現(北東)、左脇仏の愛染明王(北西)、その年の歳徳神(恵方=歳徳神がいる方角)、そして天皇陛下(皇居の方角)である。

 五ヶ所への宝印押しが終わると、宝印を包んでいる奉紙がはずされる。

 そして貫首(浅草寺住職)はじめ、一山の住職に押し、最後に牛玉札が授与されて法会は終わる。

 

 

 

牛黄加持

 牛黄加持については司馬遼太郎氏が作品として書いておられるそうだ。

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