
比丘尼(びくに)
定義
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出家して定めの戒を受け正式に僧となった女子。尼僧。尼。びくにん。
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鎌倉・室町時代,尼僧姿で諸国を遊行して歩いた一種の旅芸人。絵解き比丘尼など。
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江戸時代,尼僧姿の下級の売春婦。びくにん。
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Oxford Languages
比丘尼(びくに)
1 《(梵)bhiksunīの音写》
出家得度して具足戒 (ぐそくかい) を受けた女性。尼僧。
2 中世、尼の姿をして諸国を巡り歩いた芸人。
3 江戸時代、尼の姿をした下級の売春婦。
4 「科 (とが) 負い比丘尼」の略。
〇〇比丘尼
〇〇比丘尼とは
〇〇信仰 を伝える巫女の別名で,〇〇系修験者が巫女の随従を認め,彼女らに比丘尼の名を与えたものと考えられる。
中世中ごろから各地を旅し,持参の〇〇那智参詣曼陀羅,〇〇観心十界曼荼羅,〇〇本地絵巻などを 絵解き して,〇〇信仰と観心という仏教教理を広めていった。
また勧進(かんじん)比丘尼といわれるように,各地の社寺の修復にも努めた。
デジタル大辞泉
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