乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『恋の隠し方 兼好と「徒然草」』 光田和伸 著  青草書房

2015-06-07 | 古典全般(奈良〜江戸時代)


  『恋の隠し方  兼好と「徒然草」』
  「道」を説く徒然草にまじっていた朱い糸くず。知ってた?兼好が、愛の思い出を隠していたなんて!「徒然草」が大嫌いなあなたもハマリます。


 光田和伸 著

 青草書房

 1600円




 『現代語訳 徒然草』 嵐山 光三郎 (著) 岩波現代文庫の次に読んだのが、本書、『恋の隠し方  兼好と「徒然草」』





 この本時代設定や背景がしっかると説明されており、徒然草知らずの私にイメージをもたせてくださいました。


 特に印象深かったことを簡単に記録しておこうと思います。




 ☆ わざと章がバラバラに織り込まれている。

   105-37-31-36-32-104-105-104-30-29 (恋に関する部分 最後が始めに来る)


   1                  (ここは最後に来る)
                        2(1)~30(10年ほど前に書かれている、文体が変化)
                        1は31以降の文体に類似


 ☆ 兼好は次に来る新しい時代を知らず亡くなった。(能楽など)


 ☆ 兼好は何不自由なく、大邸宅に暮らしていた。  (願望や志の徒然)








 さぁ!これで、岩波を片手に、正徹筆の『徒然草』を楽しむことができそうだ^^v

 今回も簡単な記録にて失礼いたします^^










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『現代語訳 徒然草』 嵐山 光三郎 (著) 岩波現代文庫

2015-06-07 | 古典全般(奈良〜江戸時代)




    『現代語訳 徒然草』



 岩波現代文庫

  2013/11/16
 嵐山 光三郎 (著)



 今年に入って何冊目になるのだろうか…。

 ずいぶん記録を怠っているので、見当がつかない。

 ここら辺で、ぼちぼち、徒然なるままに記録したい。



 只今、徒然草を岩波と正徹(復刻版&静喜堂文庫蔵)で読み始めているが、その前に、ざっくりと現代語訳でつかんでおこうと思い、本書を読んだ。

 今までにも古典講座や暇つぶしに読んだ章がいくつかあったが、恥ずかしいことに全体を通して読んだのはこれが始めて。

 徒然草の初心者にとって『現代語訳 徒然草』は、まさにありがたい一冊。
 
 嵐山 光三郎著の『現代語訳 徒然草』 は、吉田兼好の内なる声をユーモラスに交え、広がりを見せており、楽しく読むことができた。







 データーベースより
『徒然草』は、中世の隠者文学の代表作であり、日本の随筆の中でも断然他を抜きん出た作品。著者兼好法師の人生観、政治観から、人物論、世相を反映した逸話、四季の自然の描写など、多彩な話題が取り上げられる。嵐山光三郎の自由闊達、ユーモラスな訳は、賢人が時代を超えて読者に直接語りかけているように楽しめる。












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