乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『演劇とは何か』   鈴木忠志 著  岩波新書 新赤版

2007-11-09 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真は11月9日の 奈良の龍田川。今日も、早い。紅葉はもう少し先だった・・・

  上は11月09日の龍田川です。 ↑

  下は10月30日の龍田川です。 ↓

            

         http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/6d75101014077c708a13ed5fbe1bfc85)    

 

 

記録だけ  2007年度 94冊目          

 

  

    『演劇とは何か』      

                                                        

 

 鈴木忠志 著

 岩波書店 

 岩波新書  新赤版 32

 1988年7月20日  176ページ 520円 +税

 1990年4月20日  第3版

 

 『演劇とは何か』 を読む。

 納得のいく部分も多々ある。

 

 何かにつけ、『能・歌舞伎ならば』『能・歌舞伎の場合』『能・歌舞伎も・・・』といった、現代劇に感情移入があり、対場的に上のようなニュアンスを含みながらも、演劇を語る上で、この二つの舞台を外して考えることができないといった風なところが興味深い。

 わたしゃ 能と歌舞伎って、分からないなりに、好きな演劇の一つなんだよね。

 カブキ役者は舞台の中央に立って、客席中央にあったとされる櫓の方向にお辞儀をするなどの記述がある『正面が基本』(P.39)は面白かった。

 P.67の『紋切り型への演技への批判』も、『タンキリ芝居』の好きな私には、逆に印象深い項目だった。

 『型』も『形』も、私は大歓迎というもんだ。

 

 話は変わるが・・・

 あぁ、昔の 『安部公房スタジオ』、観たい~~よ!

 

 

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『猫飯のサジかげん』  網島理友 著  朝日新聞社

2007-11-09 | 読書全般(古典など以外の一般書)

( 写真は9月下旬。

 イラン、シーラーズで一番有名な、アッバースィーホテルの 夕食バイキング。

 上の写真の料理のほかにも イランの伝統料理が十種類以上、スープ三種類、各種サラダ、各種ヨーグルトやドレッシング、デザートなどが、中庭に並べられている。

 アッバースィーホテルは元は キャラバンサライ。

 キャラバンサライを改造して、居心地も雰囲気も良い高級ホテルに仕立て上げられている。

 夫は何度も、このホテルに泊まっている。

 しかし私たちは今回の旅で、このホテルに泊まることはできなかった。

 水着まで用意をしていったというのに・・・・・・。

 このアクシデントは折を見て、いずれ記録したいと思っている。

 

 私たちはシーラーズにいたうち、4回の夕食を このホテルでいただいた。

 8月末にイランに着き、早一ヶ月。

 9月末にもなると、夜は少し肌寒い風が吹いていた。

 中庭で色々なイランの特徴的な噴水や花やイランの秋咲きのバラも見るることができた。   )

 

 

記録だけ  2007年度 93冊目          

 

   『猫飯のサジかげん』      

                                                        

 網島理友 著

 朝日新聞社

 1996年7月1日  243ページ 1300円 +税 

 

 著者の御託の並べ具合、こだわりようが面白く、夜中に読みきる。

 面白かった。

『こんな本があったら、寝不足になるやないの~~~。』

と 内心言いつつ、ほくそ笑む わ・た・し。

                   そりばっかし。(民話調に)

 

コメント (11)
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