超音波照射実験 no.44
マイクロバブルを発生させる
液循環システムを利用した超音波実験
超音波と液循環の設定・変化・変動を利用しています。
対象に合わせた、超音波・液循環制御により、
超音波の伝搬状態をコントロールしています。
< 超音波システム研究所 >
超音波照射実験 no.44
マイクロバブルを発生させる
液循環システムを利用した超音波実験
超音波と液循環の設定・変化・変動を利用しています。
対象に合わせた、超音波・液循環制御により、
超音波の伝搬状態をコントロールしています。
< 超音波システム研究所 >
西田幾多郎記念哲学館
西田幾多郎記念哲学館
超音波システム研究所について
超音波システム研究所 Ultra Sonic wave System Institute
制御できると超音波システムは
大変便利な道具(装置)になります
特に、以下の項目に対して研究を続けています
1)超音波水槽の改良による超音波の利用効率の改善
2)超音波伝搬状態の測定による、適正な利用状態の解析
(液体の流れ、液循環あるいはオーバーフロー 他)
3)広域超音波の利用方法
4)複数の超音波(振動子)を目的に対して適切に利用する方法
5)金属・樹脂の超音波による表面改質効果
6)洗剤・溶剤の適切な利用方法
7)間接容器(金属、ガラス、網籠、・・)を利用した新しい超音波システムの研究
<< 特にガラス・ステンレス容器 >>
8)人体への超音波伝搬技術の研究
9)空中超音波の研究
10)超音波によるナノ物質の製造
11)超音波による化学反応促進技術の研究
12)超音波とナノバブルの適切な利用方法
13)超音波による霧化サイズの制御方法
14)超音波ミュレーション技術の開発
15)超音波による弾性波動モデル(コホモロジーモデル)の開発
16)超音波現象におけるスペクトルシーケンス(代数学)の研究
<理念>
「われわれの最も平凡な日常の生活が何であるかを
最も深くつかむことによって
最も深い哲学が生まれるのである
学問はひっきょうLIFEのためなり。
LIFEが第一等のことなり。LIFEなき学問は無用なり。」西田幾多郎
深い哲学に基づいた
実験(物として物を観察すること)により
超音波の有効利用を広めていきたいと考えています
「超音波システム」という分野を考えた場合、
ベースとして、
音響工学、電気工学、流体工学、材料力学、・・
といった知識が必要です
しかしそれを技術として現実に適応するためには、
様々な学習と経験が必要です
さらに、IT技術を融合すると、
高度な統計数理により解析を行うことができます
この組み合わせは、
「超音波技術を大きく飛躍させる」と、確信しました
私は、以上のことを、これまでの会社経験で掴んできました
そして、この新しい技術を広く普及するために
「超音波システム研究所」を始めました
Ultrasonic System (Cavitation Control) no.8
Supersonic wave System
Ultrasonic Propagation
Experiment Engineering
Ultrasonic :: 28kHz + 72kHz 380W
The effect of a tank is used.
The effect of microbubble is used.
The nonlinear effect of an ultrasonic wave is used.
The ultrasonic wave and the surface modification effect of the ultrasonic transducer by microbubble are used.
超音波システム研究所
幽翁・伊庭貞剛(ゆうおう・いばていごう、1847-1926)
住友の第2代総理事の要職を務めた人物
意思決定は、「熟慮断行では足りない。熟慮、祈念、放下、断行が必要だ」
コメント
平常心から「コホモロジーと超音波」について考えました
注:ジャグリング制御による状態変化が
一つの完全列(超音波伝搬圏の複体)に
相当する状態のようにイメージしました
森嶋通夫(ロンドン大学名誉教授)
「現在の教育制度は人間を創る教育ではない。
今の日本の教育に一番欠けているのは議論から学ぶ教育である。
日本の教育は世界で一番教え過ぎの教育である。
自分で考え、自分で判断する訓練が最も欠如している。
自分で考え、横並びでない自己判断の出来る人間を育てなければ、2050年の日本は本当に駄目になる」
「すべては過大な生産力がもたらしたディレンマである」
<< 事例 >>
洗浄(製造)ラインや実験施設のコンサルティングを行うために調査に現場に行った時
1)各メーカに依存して自己判断の少ない状況を感じます
2)各メーカも各メーカ間の装置やシステムの組み合わせによる部分について
「自分で考える」姿勢を感じません
3)問題点を見つける意識の強さは感じますが、現状の製品と経緯(歴史)から
「このシステムでの良いところ」「このシステムの本質
(無くなったら確実に問題が発生する部分)」にまで議論が発展できないことがよくあります
4)ベテランの経験者は「システムの本質」に対する意見を持っています
正しければ問題ないのですが、間違えている場合は、議論をして説得しなければなりません
(最近は、頑固な意見を曲げない人が少なく、すぐに従う傾向があるため、議論が深まらず
大きな改善・改良に時間がかかります
やはり、信念を持った議論をぶつけると新たな事項が効率よく生まれるように思います)
変わらざるもの・法は変らず
終戦後間もなく、
復員で薬師寺に戻ってきた高田好胤氏は、
世間の窮乏ぶりを憂い、
僧侶が消費階級に止まることを苦しみ、
薬師寺を出ることを決心し、
師匠の橋本凝胤氏に打ち明ける。
好胤は働かなければ食えずに死んでしまうと言い、
凝胤は坊主は余計なことを考えるなと諭す。
それでも食うことを考えなければ死んでしまう
と引き下がらない好胤に、
凝胤は死ねばいいではないかと応酬する。
さらに、
坊主は食うことを考えてはいけないといい、
最後にこう言った。
「そんなら、やはり死んだらいいやないか。
お前がまともなことをやっていて、
世間のやつが食わさなんだら、
食わさんやつに罰(ばち)があたるんや。
死んでもお前に罰あたらん。安心して死ね。」
「仕事を真面目にやって、
それで喰えんかったら喰わんけりゃ良い。
それで死ぬんは天職やないからや」
とは薬師寺の先々代の住持であられた橋本凝胤師の言葉です
先代の住持の高田高胤師がよくお話になっておられました
「鎌倉仏教も、
明治以降の近代仏教学も、
根本的に間違っているのです。
ほんらい日本の仏教は中国からの“翻訳仏教”です。
その漢訳仏教はもう死んでしまっている」
「親鸞聖人の仏教は、いってみればよわい人間のための教えで、
人間を軽く見てる。
人間の本当のよさを開発しないで、
ただ、そのままでよいという、
人間をバカにした考えにたっている。
泥まみれで大衆のなかに入ったとて、
それがどうして仏教といえますか。
釈尊は人間をきれいな世界へみちびこうと考えた。
そのとき、まず自らを清潔にして、
大衆をその清らかさのうちへ入れてゆこうとされた。
日本仏教はしょうじゃない。
自分もドブ泥にしておいて、
泥水のなかにつかり、
大衆をもその泥水のなかに入れこもう、
つれこもうという考えだ。
これは根底から間違ってます。」橋本凝胤
上記が私の指針となっていることです
超音波システム研究所 Ultra Sonic wave System Institute no.251
<<超音波測定技術007 Ultrasonic measurement techniques >>
振動子 1.6MHz 、2.5MHzを利用した振動計測
新しい超音波計測システムの測定状態です。
測定データを弾性波動を考慮した解析で、
各種の振動状態を検出します。
複雑に変化する超音波の利用状態を、
音圧や周波数だけで評価しないで
「音色」を考慮するために、
時系列データの自己回帰モデルにより解析して
評価・応用しています
目的に応じた利用方法が可能です
例1:超音波水槽内の音圧管理
例2:超音波洗浄機の超音波周波数の確認
例3:洗浄対象物(材質、数量、治工具・・) による超音波の伝搬状態の確認
例4:超音波攪拌における超音波条件の設定
・・・・・・・・・
Use of ultrasound conditions varying complexity,
Do not just evaluate the frequency and sound pressure
"tone" to consider,
Autoregressive model to analyze time series data
Assessment and Application to
超音波伝搬の利用
1) カルノー・サイクルの経緯のように
技術の進歩が科学の進歩を促進する。
(科学と技術の工学的な関係)
こういった関係が「超音波の利用」には必要(注)な気がします
注:実用や応用には多くのパラメータの適切なバランス感覚が必要
特に、設計を考慮に入れた観察が行えるようになるための
経験と直感の訓練により本質的な発見やアイデアが生まれると思います
コメント:
実用と言う制約と、興味深い現象の中から、適切な開発・設計を行うことは
開発者の人間性によるところが大変大きいと思います
諦めずに、粘り強く努力する根拠には、「困難を乗り越える喜び」と
それを理解してくれる「第三者(歴史的、あるいは競合者、理解者」があると考えています
2)ワットの蒸気機関の改良のように
1) 原理的事柄を研究する (超音波の原理を研究する)
2)ニューコメンの機関を参考に、改良して効率を上げる (プラントの制御を参考にする)
3)弁の開閉をピストンに連動させて交互に蒸気を供給する (ジャグリングのような連動を検討する)
4)遊星歯車機構を実用化する (新しい脱気マイクロバブル構造を検討する)
5)速度調整を行う (実験と調整を繰り返す)
コメント:
この経過には大変深い検討と試行錯誤の背景を感じます
実用を目的としているため、幅広く・確実に効果を出すための方法になっていると思います
現在では各分野の研究を幅広く理解することが難しいので、経験に基づいた直感と共同研究が大変重要だと思います
今後、超音波の利用が進み大きな発展が実現するために検討を続けたいとおもいます
岡潔
「野に咲く一輪のスミレを美しいと思う心が数学だ」
高い山の頂にある花をとりに行くには、野心も知識も必要ですが、
まずその花の美しさに感動しないといけない。
そうでなければ、執着心もわかないし、楽観的な気持ちにもなれない、という事だそうです。
超音波システム研究所は
超音波の素晴らしさ・可能性に感動しました
そこで、超音波の伝搬状態に執着心をもち、
楽観的な夢のような超音波利用(注)を目指しています
<夢のようなアイデアについて>
1)ソリトンの非線形相互作用は混沌を導かずに、
逆にある条件の元で、自発的に自己組織化された形を生じる。
2)超音波による波は、複数の波が重なり合ってできたのではなく、
初期の状態を維持したソリトンの自己集中によって生じるものだとも考えられる。
上記の1)2)を西田幾多郎の以下の言葉で解釈・消化したいと考えています
そのことにより、基本的な性質による超音波の利用が可能になると言うアイデアです
われわれの最も平凡な日常の生活が何であるかを最も深くつかむことによって
最も深い哲学が生まれるのである
学問はひっきょうLIFEのためなり。
LIFEが第一等のことなり。LIFEなき学問は無用なり。
コメント
(現代のものづくりにはもっと深い哲学が必要ではないかと言う強い思いがあります)
実際に、新しいシステムや装置を開発する場合に、
「ソフトウェアのオブジェクト」・機械構造・機械要素からの限定はあります。
そして、開発者・設計者の主観による限定もあります。
個人や装置のこれまでの経験や経緯(歴史)に基づいて統一することが、
開発であるように感じています。
従って、この過程から創造が生まれているように思います。
ひとつの例ですが、
smalltalk等のコンピュータ環境が
「言語であり、環境であり、オブジェクトであり、クラスであり、・・」
と言うことを統一してSqueakとなりさらに新しく展開している状況があると思います。
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超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
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超音波の観察 sound flow (Flow generated by supersonic wave)
液面の模様を観察することで
キャビテーションのダイナミック特性を確認することができます
詳細は超音波テスター・・による
測定・解析により検出できます
Applied research into supersonic wave.
Technology that achieves propagation of aimed supersonic wave.
The cavitation and the sound flow (Flow generated by supersonic wave)by the supersonic wave are properly set.
The supersonic wave with high efficiency is being propagated.
超音波水槽<液循環のノウハウ No.51>
水槽内の液循環の流れの設定により
キャビテーションと音響流を最適化しています
液循環による、超音波の制御例です
ステンレス容器と循環液と空気の境界の設定がノウハウです
<<超音波システム研究所>>