超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

スイープ発振超音波による非線形伝搬制御実験(超音波システム研究所)

2021-09-30 19:12:22 | 超音波システム研究所2011
スイープ発振超音波による非線形伝搬制御実験(超音波システム研究所)


超音波システム研究所は、
 超音波伝搬状態の測定・解析により、
 超音波振動が伝搬する現象に関する分類方法を開発しました。

この分類に基づいて、非線形共振型超音波発振プローブを利用した、
 超音波の非線形スイープ発振制御技術を開発しました。

この超音波のスイープ発振制御技術は、
 超音波の伝搬状態に関する
 主要となる周波数(パワースペクトル)の
 ダイナミック特性(非線形現象の変化)により
 線形・非線形の共振効果を目的に合わせてコントロールします。

これまでの実験・データ測定解析から
 効果的な利用方法を
 以下のような
 4つの推奨制御に分類することができました。

 1:2種類のスイープ発振制御(線形型)
 2:3種類のスイープ発振制御(非線形型)
 3:4種類のスイープ発振制御(ミックス型)
 4:上記の組み合わせによるダイナミック制御(変動型)

さらに変動型は、スイープ発振条件により、以下のような
 3つの制御タイプに分類することができました。
 1:線形変動制御型
 2:非線形変動制御型
 3:ミックス変動制御型(ダイナミック変動型)

 上記の各タイプに基づいた装置開発・制御設定・検査・・・
 超音波技術の応用に関して成功事例が多数あります。

特に、
 安定性・変化の状態・・・に関して
 周波数成分による詳細な分類により、
 目的と効果に対する、効率のよい
 各種条件の設定・調整が可能になりました。

さらに、洗浄に関しては
 汚れの特性やバラツキに関する情報が得られにくいため
 このような分類をベースに実験確認することで
 効果的な超音波制御が、実現します。

その他の応用事例
 超音波洗浄機の評価、超音波振動子の評価、・・・
 超音波加工・溶接・曲げ・・・振動現象の制御
 超音波による化学反応促進・抑制(例 めっき)処理
 表面を伝搬する超音波振動の特性による表面検査・表面処理
 液体・気体・弾性体(粉末・・)に対する
  超音波(攪拌・乳化・分散・粉砕・表面の均一化・・・・)処理
 その他

この制御の本質的なアイデアは、
 超音波の音圧データの解析結果(バイスペクトル)のデータ群を、
 抽象代数学の「導来関手」に適応させるということです。

抽象的ですが、超音波の伝搬状態を計測解析するなかで
 非線形現象(バイスペクトル)に関する、対応・制御事例から
 時間経過とともに変化する状態を捉えるために
 「導来関手」とスペクトルシーケンスの関係を
 線形・非線形の共振効果に対応した
 超音波の伝搬空間を、複体の変化と考えました。

この複体の変化について、境界部分について検討することで
 非線形の共振現象(高調波の発生)を、
 高次のコホモロジーに対応させる方法を考え
 制御設定(ノウハウ)として実現しました。

複数のスイープ発振を組み合わせるために、非常に重要です。

その結果、超音波システム研究所の
 「複数のスイープ発振による非線形制御技術」は、
 具体的な技術(例 超音波制御システム)として実現しています。

応用技術の可能性として
 非線形現象の発生と消滅に関する研究開発を進めています。
 「超音波利用の最も大きな効果が、非線形現象のダイナミックな変化にある」
  という考え方がさらに一歩進んだと考えています。

注意:超音波機器による発振について
 超音波発振機、ファンクションジェネレータ、・・・・による
 発振は、機器固有の発振設計(ハード、ソフト)が行われています。
 固有条件の影響は、非常に大きいため、異なる発振機器の組み合わせは、
 超音波の測定・解析に基づいた条件設定を行うことで
 制御範囲を大きく拡大します。
 (詳細・ノウハウ・・・は、コンサルティング対応で説明します)


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超音波プローブの発振制御による表面検査技術(音圧データ解析)

2021-09-30 18:46:56 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブの発振制御による表面検査技術(音圧データ解析)


<< 超音波の音圧測定・解析 >>

1)時系列データに関して、
 多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析により
 測定データの統計的な性質(超音波の安定性・変化)について
 解析評価します

2)超音波発振による、発振部が発振による影響を
 インパルス応答特性・自己相関の解析により
 対象物の表面状態・・に関して
 超音波振動現象の応答特性として解析評価します

3)発振と対象物(洗浄物、洗浄液、水槽・・)の相互作用を
 パワー寄与率の解析により評価します

4)超音波の利用(洗浄・加工・攪拌・・)に関して
 超音波効果の主要因である対象物(表面弾性波の伝搬)
 あるいは対象液に伝搬する超音波の
 非線形(バイスペクトル解析結果)現象により
 超音波のダイナミック特性を解析評価します

この解析方法は、
 複雑な超音波振動のダイナミック特性を
 時系列データの解析手法により、
 超音波の測定データに適応させる
 これまでの経験と実績に基づいて実現しています。

注:解析には下記ツールを利用します
注:OML(Open Market License)
   https://www.ism.ac.jp/ismlib/jpn/ismlib/license.html
注:TIMSAC(TIMe Series Analysis and Control program)
   https://jasp.ism.ac.jp/ism/timsac/
注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境
   https://cran.ism.ac.jp/



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超音波プローブの発振制御による表面検査技術(超音波システム研究所)

2021-09-30 17:38:08 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブの発振制御による表面検査技術(超音波システム研究所)


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超音波プローブを利用した超音波制御システム(超音波システム研究所)

2021-09-30 17:13:51 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブを利用した超音波制御システム(超音波システム研究所)


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超音波の発振制御と音圧測定 Ultrasonic-labo

2021-09-30 16:38:29 | 超音波システム研究所2011
超音波の発振制御と音圧測定 Ultrasonic-labo


超音波システム研究所は、
 対象物の表面を伝搬する超音波データの解析実績から
 メガヘルツの超音波発振による、新しい表面検査技術を開発しました。

この技術を利用して、洗浄対象物の超音波伝搬特性評価を行い
 効果的な、超音波洗浄機の制御・周波数・出力レベル・・・について
 報告書にまとめ提案します。

超音波プローブの発振制御による
 「音圧・振動」測定・解析技術を応用した方法です。

対象物の表面を伝搬する振動モードに合わせた
 オリジナル超音波プローブを使用することで、
 狭い溝やエッジ部に伝搬する超音波の伝搬状態を確認します。

さらに、オリジナルの発振制御により
 低周波の伝搬特性や非線形性による高調波の発生状態について
 ダイナミック特性として測定解析評価します。

新しい超音波発振制御技術の応用です。
 対象物の音響特性に合わせた、
 メガヘルツの超音波伝搬状態に関する非線形現象を利用することで
 対象物に関する固有の音響特性を検出することが可能です。

特に、発振・受信の組み合わせによる
 応答特性を利用した
 ネジやボルト・・の精密部品や、ガラス・レンズ・・の
 精密洗浄部品の事前評価・・・に関して、
 超音波振動の新しい評価パラメータとなる基本技術です。

表面弾性波の伝搬現象に関する、超音波のダイナミック特性を
 測定・解析・評価に基づいて
 論理モデルを構成・修正しながら検討することで
 目的(評価)に合わせた効果的な利用実績から
 対象物の、音響特性として表現(注)しました。

注:
1)伝搬周波数特性
2)音圧レベルの減衰特性
3)高調波・低調波の発生特性
上記に基づいて、効果的な超音波洗浄機の利用方法の提案
1)発振周波数・発振出力
2)制御方法
3)効果的な治工具、効果的な洗浄方法

水槽や超音波振動子・・の特性評価についても対応します。

超音波プローブの概略仕様
 発振・測定範囲 0.01Hz~100MHz
 プローブ材質 ステンレス、樹脂、セラミック、ガラス・・・

この技術は、超音波洗浄に関して
 洗浄バラツキを発生する原因を明確にします。
 従って、超音波制御による
 表面処理・洗浄・攪拌・加工・・対応・対策を可能にします。



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超音波プローブの発振制御による表面検査技術(超音波システム研究所)

2021-09-30 14:28:42 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブの発振制御による表面検査技術(超音波システム研究所)


超音波システム研究所は、
 対象物の表面を伝搬する超音波データの解析実績から
 メガヘルツの超音波発振による、新しい表面検査技術を開発しました。

超音波プローブの発振制御による
 「音圧・振動」測定・解析技術を応用した方法です。

目的(対象物の表面を伝搬する振動モード)に合わせた
 超音波プローブの開発対応による、
 コンサルティング・評価技術の説明対応を行っています。

新しい超音波発振制御技術の応用です。
 対象物の音響特性に合わせた、
 メガヘルツの超音波伝搬状態に関する非線形現象を利用することで
 対象物の表面状態に関する新しい特徴を検出することが可能です。

特に、発振・受信の組み合わせによる
 応答特性を利用した
 基板部品の表面検査や、精密洗浄部品の事前評価・・・に関して、
 超音波振動の新しい評価パラメータとなる基本技術です。

表面弾性波の伝搬現象に関する、超音波のダイナミック特性を
 測定・解析・評価に基づいて
 論理モデルを構成・修正しながら検討することで
 目的(評価)に合わせた効果的な利用を可能にしました。

超音波の送受信について

対象物を伝搬する特性を検出するために
 対象物の振動特性に対応した、
 以下の組み合わせを標準として測定・解析・評価します

<標準測定>

送信 :超音波プローブ 発振型(共振・非線形タイプ)

受信1:超音波プローブ 測定型(共振タイプ)
受信2:超音波プローブ 測定型(非線形タイプ)

参考:超音波プローブのタイプ
1)超音波プローブ 発振型(共振タイプ)
2)超音波プローブ 発振型(非線形タイプ)
3)超音波プローブ 測定型(共振タイプ)
4)超音波プローブ 測定型(非線形タイプ)
5)超音波プローブ 発振型(共振・非線形タイプ)


超音波プローブの概略仕様
 発振・測定範囲 0.01Hz~100MHz
 コード長さ 10cm~
 対象材質 ステンレス、樹脂、セラミック、ガラス・・・

検査装置・対象物・治具・・の音響特性を、
 評価パラメータに合せて発振制御することで、
 効果的な送受信データから表面状態を検出します。

この技術は、超音波洗浄に関して
 洗浄バラツキを発生する原因を明確にします。
 従って、超音波制御による
 表面処理・洗浄・攪拌・加工・・対応・対策を可能にします。
 



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超音波プローブの「発振・制御」技術を利用した「超音波実験」 ultrasonic-labo

2021-09-30 13:33:15 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブの「発振・制御」技術を利用した「超音波実験」 ultrasonic-labo


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オリジナル超音波実験(超音波システム研究所) ultrasonic-labo

2021-09-30 13:31:03 | 超音波システム研究所2011
オリジナル超音波実験(超音波システム研究所) ultrasonic-labo


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オリジナル超音波実験(超音波システム研究所) ultrasonic-labo

2021-09-30 13:30:07 | 超音波システム研究所2011
オリジナル超音波実験(超音波システム研究所) ultrasonic-labo


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超音波システム1MHzタイプ(音圧測定解析、発振制御)の利用技術

2021-09-30 13:28:43 | 超音波システム研究所2011
超音波システム1MHzタイプ(音圧測定解析、発振制御)の利用技術


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