先日から現場で使っている白鷺城。
切れ刃をもう少し研ぎ落とせば端までしっかり砥石に乗る裏になるので、
ここの所切れ刃を焼成ダイヤの800番で研いでいます。
この石はそれなりに大きな刃返りを出しても返り取りに少々の工夫をすれば刃毀れが起きにくいようです。
そこで今夜は思い切ってこの800番から8000番に一気に移行。
まず摩耗した裏を8000番に10000番のパウダーを塗りつけた状態で裏研ぎ。

そして切れ刃を800番で刃返りが出るまで研ぎ落します。

この砥石は刃先がだれることなくかなりシャープな切れ刃の形状にしてくれます。
その後8000番で切れ刃を5センチ20回ほど平面研ぎ。
ここで刃返りの付け根を薄くする感じでしょうか?
そして刃先を1度ほど立てて刃先研ぎ。
3センチ押しのみで3回から5回。結構研いでしまいます。
そして初めて裏を砥石の長さの半分で2往復程度。
最後に切れ刃をさらに1度ほど立てて1センチほどごく軽く押せばおしまい。
仕上げは30秒ほどか?刃返りはあるものの、かなりシャープな刃になってるはずです。

こんな風に傷だらけの刃ですが、

刃先はきちんと研げてます。
恒例の拡大(笑)。
まずは裏。当然刃返りで刃先が白く光ってます。

そして切れ刃。

先研ぎしてあるところは800番の影響は無いようです。
さて、カラカラに乾いた杉で試します。まずはシラタの板目。

引き始め2発目からこれ。
仕事では十分すぎるキレです。
柾目では、

引きも軽く気持ちいい削り感。
数年前までは杉でこの削りは出来なかったな。

薄削りにはまって、いろいろな技術が向上しているんだなあと、ちょっと感激。
さあ、測りますよー。

先日より薄くなった。が、杉の板目で一桁出す人がいるらしいのでマダマダだいねー。
そして久しぶりの檜では、

この時すでに6尺6寸の材料を40回は引いてますが、

長切れも半端ない。
なんだか自分の目指す方向とは正反対なんだが・・・。
これはこれで現場研ぎには非常に有効と再確認。
長台鉋の刃もこの研ぎのほうが自分の場合は安定するから当面はこれで済ませそう(笑)。
ますます理想の研ぎが遠くなった気が(笑)。
切れ刃をもう少し研ぎ落とせば端までしっかり砥石に乗る裏になるので、
ここの所切れ刃を焼成ダイヤの800番で研いでいます。
この石はそれなりに大きな刃返りを出しても返り取りに少々の工夫をすれば刃毀れが起きにくいようです。
そこで今夜は思い切ってこの800番から8000番に一気に移行。
まず摩耗した裏を8000番に10000番のパウダーを塗りつけた状態で裏研ぎ。

そして切れ刃を800番で刃返りが出るまで研ぎ落します。

この砥石は刃先がだれることなくかなりシャープな切れ刃の形状にしてくれます。
その後8000番で切れ刃を5センチ20回ほど平面研ぎ。
ここで刃返りの付け根を薄くする感じでしょうか?
そして刃先を1度ほど立てて刃先研ぎ。
3センチ押しのみで3回から5回。結構研いでしまいます。
そして初めて裏を砥石の長さの半分で2往復程度。
最後に切れ刃をさらに1度ほど立てて1センチほどごく軽く押せばおしまい。
仕上げは30秒ほどか?刃返りはあるものの、かなりシャープな刃になってるはずです。

こんな風に傷だらけの刃ですが、

刃先はきちんと研げてます。
恒例の拡大(笑)。
まずは裏。当然刃返りで刃先が白く光ってます。

そして切れ刃。

先研ぎしてあるところは800番の影響は無いようです。
さて、カラカラに乾いた杉で試します。まずはシラタの板目。

引き始め2発目からこれ。
仕事では十分すぎるキレです。
柾目では、

引きも軽く気持ちいい削り感。
数年前までは杉でこの削りは出来なかったな。

薄削りにはまって、いろいろな技術が向上しているんだなあと、ちょっと感激。
さあ、測りますよー。

先日より薄くなった。が、杉の板目で一桁出す人がいるらしいのでマダマダだいねー。
そして久しぶりの檜では、

この時すでに6尺6寸の材料を40回は引いてますが、

長切れも半端ない。
なんだか自分の目指す方向とは正反対なんだが・・・。
これはこれで現場研ぎには非常に有効と再確認。
長台鉋の刃もこの研ぎのほうが自分の場合は安定するから当面はこれで済ませそう(笑)。
ますます理想の研ぎが遠くなった気が(笑)。