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としのブログ

大工の とし の日々の出来事

剛研 輝

2016-12-24 21:55:26 | 日記
なかなかパソコンに向かっている時間が取れないでおります。
そんな中、研ぎと削り(薄削りじゃあないけど)はほぼ毎日行ってはいますよ。

で、いつもの道具屋さんにビスを買いにお邪魔すると砥石のスペースに見慣れないものが。



おお!栃木の名人が買ってみたってやつね!
あの人が興味を持ったって事は、って真似して購入。(笑)

取り敢えず今日使いたいノミをひと研ぎ。



1000番です。
なるほど~。
輝きますな~。



裏も当ててみましたが、やっぱり今まで使った中砥とは違う感じ。
おそらく砥石の中の気泡が少ないんじゃないのかと。
輝いてますが、上滑り感は無いですよ。

続きましては、現場で新建材と戦ってきたこの鉋。



昔の日曜大工用と思われますが、当たりです。
刃先は、



かなりのダメージ。
なので1000番から。



この程度の砥糞の色です。
刃の黒幕のようにガンガン鋼が下りる感じではないですね。
その分研ぎ傷は浅いようです。



これが1000番の拡大。
肉眼では所々光る傷が見えるんですが、拡大するとそうでもない。
この砥石の1000番は離脱した砥粒に大き目な塊りが混じることも少ないようでして、
痛んだ刃にはここから砥ぎ始めても良いかもです。

続いて一番気になる3000番。



研ぎ感は最近の黒幕2000番に近いかな?
水切れが早い割に滑走感は黒幕ほど悪くない感じ。
こちらもやはり、



輝きます。
この輝き感は同社の焼成ダイヤ砥石に近いかも。
あ、ただしこちらの砥石のほうは砥糞の出も多いし刃当たりも砥石自体も柔らかいです。

3000番での拡大


軽く裏を人造6000番で当てて返りの処理をしてます。
刃先の整い具合はバツグンです。
これ、かなり気に入りました。

ピシッとした刃を付ける下研ぎにはちょっと柔らかすぎるかもしれませんが、
最近の僕は刃先を丸めるような研ぎがマイブームなのでこの砥石の当たりの柔らかさがしっくりきます。
ゴロッとしたいやな砥粒の脱落も感じないし、滑走感も砥糞の割には悪くない。
砥いだ刃先の揃いも良好。
良い事ばかりのようですが、やはり厚さの割にお値段が~。
面直しはかなり簡単なので、減るの早そうなんだよね。
兎に角真面目に使い込むには砥石台は早々に必要ですね。

どうでもいいプラの台から恐る恐る剥がす手間が無い分良いでしょうかね。(笑)

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