としのブログ

大工の とし の日々の出来事

台直し

2015-01-08 21:01:05 | 日記
さて、なかなか削れません。
長台、千代信を調整したいのですが、その前にいろいろやることが。
そうです、一番大事な台直し鉋の研ぎ。そして下端。
去年あたりから、思った通りの下端を作るのに一番重要なのは台直しの切れと下端じゃないかと気づきました。
(遅い?)
現在の台直しの布陣。

左から、元祖・削ろう会スペシャル。
ずいぶん前の会報から購入。刃は小森さん。
真中も小森さんのやつ。
削ろう会スペシャルと同じ頃、直接頼んで作ってもらいました。

これが一番のお気に入り。
そして右が本永国という銘の立際。
(これも小森さんじゃないかと思ってます。)
こもり銘の鉋が一番使いやすいのは、たぶん仕込み(表馴染み)の具合がいいせいだと思う。
立鉋の仕込み、エポキシでベタ付けにすればいいってもんじゃ無いみたい。
来週末、上手な人たちの台直しをじっくり見てきます。

それからカッター刃のスクレーパー。

本体は栗。楔は欅です。

この楔がすぐ緩んでくるんだけど、杉のほうが良かったのかな?
樫で作った楔も緩みやすかったし。
これも試作のつもりが常用になってる。
時間は作るものだと言いますが、やっぱりもう少し時間が欲しい!