未来を信じ、未来に生きる。

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自民党と公明党のテロ特再議決は憲法違反ではないという人物の理屈。

2008-01-16 07:57:32 | HN:wakuwaku_44=わくわく44
 強行採決は明白。
 
 衆議院に3分の2条項があるのは「解散・総選挙」で最新の民意を反映できるからです。参議院で法案が否決された以上、原則は廃案です。にもかかわらずに、3分の2条項を発動し、法案を議決するのであれば「解散・総選挙」を行い、3分の2の民意を獲得する必要があります。しかし、現状では小選挙区の選挙制度では民意が議席に正確に反映しないのですから、比例代表制度の議席で3分の2を実現して初めて「選挙」で3分の2の民意を獲得したといえるでしょうね。ということで、今回の自民党と公明党のしでかしたことは、先の参議院選挙でも争点となった強行採決をまたもや無反省にしでかしたのであり、憲法違反の暴力です。ここをあいまいにすることは論外の暴論でしょう。

[2008/01/14 06:07] URL | 東西南北

少なくとも憲法違反ではない

>参議院で法案が否決された以上、原則は廃案です。にもかかわらずに、3分の2条項を発動し、法案を議決するのであれば「解散・総選挙」を行い、3分の2の民意を獲得する必要があります。

政治的・道義的な観点でそう考える人がいることまでは否定しませんが、少なくとも法的レベルにおいては『必要はない』。なぜなら、そんな条項は憲法のどこにもないのみならず、そのような解釈がコモンセンスとして確立しているわけでもないからです。

>しかし、現状では小選挙区の選挙制度では民意が議席に正確に反映しないのですから、比例代表制度の議席で3分の2を実現して初めて「選挙」で3分の2の民意を獲得したといえるでしょうね。

日本国憲法には、具体的な選挙制度の指定を規定しておらず、その上で59条を規定しているので、「法的にいえば」比例代表制である必要はありませんし、小選挙区制でも特に問題はありません。
政治的・道義的には、いろいろな考えがあるでしょうが、このレベルの話となると「価値観」「コンセンサス」の世界であって、「大多数が納得できるものを選択する」ぐらいの話にしかなりません。

>ということで、今回の自民党と公明党のしでかしたことは、先の参議院選挙でも争点となった強行採決をまたもや無反省にしでかしたのであり、憲法違反の暴力です。ここをあいまいにすることは論外の暴論でしょう。

憲法の第何条に違反しているかを明記しないで述べることの方が論外の暴論です。具体的に何条に違反しているかを明示してから「憲法違反の暴力です」と非難するべきでしょう。

[2008/01/14 20:08] URL | wakuwaku_44

wakuwaku_44さんへ
 
 東西のコメントを引用して反論していただきましてありがとうございます。しかし、東西はあなたのコメントには反論しないことにしますので、もうお返事はいりません。わたしとあなたでは人間という事実認識が一致しないのであり、あなたは社会合意を憲法と見なす立場だし、東西は人間を憲法と見なす立場です。あなたはいわゆる議会主義に重心を置き、東西はいわゆる自由主義に重心を置いております。ですから、あなたは違憲法令審査権にはきわめて消極的な態度ですね。他方、東西は違憲法令審査権に対し、きわめて積極的な態度です。つまり、東西は人間という事実、人類という事実そのものが憲法の本質、核心だという認識です。他方、あなたは人間という事実は曖昧であり、人類という事実も曖昧だという認識ですから、結局、議論を通じて形成された社会合意が憲法だという態度ですね。ですから、治安維持法ですら当時は「合法」であったという態度ですし、死刑執行についても、死刑制度についても「合法」「賛成」の態度ですね。憲法において必要なのは条項ではなく、その原理です。国民主権、基本的人権、戦争放棄の三原理についての認識が違えば、条文解釈は違ってくるのです。あなたとわたしでは、憲法3原理に対する認識が違うのです。ひいては、憲法3原理を統一している個人の尊重、すなわち、人類と人間に対する事実認識が違うのです。

[2008/01/15 00:10] URL | 東西南北

 政治家・政党が自らが正しいと信じることを議会で議論し、現状と問題点、解決策としての法案、予算案を国民の前に提起し、国民合意を図る努力に対し、全力を傾注することは当然です。主権者は議員ではなく、国民だからです。主権とは政治の最終決定権の実質が国民にあることです。では、今回のテロ特に対する国民世論はどうだったでしょうか?採決時点での世論ですが、毎日では賛成41%、朝日では37%、共同では約39%、日経では39%です。総じて40%の国民しか賛成しておりません。政治の実質的な最終決定権が国民にあるのが国民主権であれば、法案には国民の過半数の賛成が必要なんじゃないでしょうか?さらに、最議決に関しては、毎日で支持は32%です。3分の2必要なのであれば、国民の66%以上が再議決を支持する必要があるでしょう。これが国民主権の議会制民主主義ではないですか?議論すればするほど、テロ特には反対が増えてきていた傾向でしたから、世論はきわめて不安定でした。ですから、世論が安定的に過半数を維持する程度まで議会は議論を尽くすことが議会制民主主義には必要なんです。しかし、現実はマスコミの問題や、労働時間の過密長時間の問題などがあって憲法の前提する理想条件は存在しませんから、民意が誤り、大衆暴力と化し、人権を侵害する立法がなされることがある。そこで、憲法は裁判所に違憲法連審査権を認めているのですから、裁判所は国民に丸投げする消極的な態度ではなく、積極的に違憲審査権を発動していくことが当然なのです。消極的ならば裁判所の違憲審査権は形式的にあるだけで、実質的にはないことになります。日本の裁判所に違憲審査権はあるんでしょうか?

[2008/01/15 00:30] URL | 東西南北
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7 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-01-16 19:39:52
腹が立つなら止めて来い!
返信する
余りにも人間性が壊れてしまった方達へ (imacoco)
2008-01-16 20:49:15
日本の憲法は非常に貴い。 なぜなら、人間の人間たる所以。人は何の為に存在し生きるのか、それを端的に書いた稀有な条文を含んでいるからだ。(先ず、この真理を理解出来ない人が多い)

そして、この日本国憲法の核心は日本だけでなく全人類に共通な、普遍的且つ未来永劫、人類が目指すべき課題なワケ。

なので、この三分のニ条項は「人類が目指すべき課題に合致」する時に使われるものであって今回の様に、人殺しに荷担する行為に関して用いられるべきものでは、決して無い!

この理屈が判らない人間は、生きる価値が無いと言い切れる。

人は何をもって「人」なのか…?

その問いすら放棄した人間は最早、人間ではない。
返信する
wakuwaku_44氏 (鳥居正宏)
2008-01-17 04:11:33
wakuwaku_44氏は、うちのブログでもよく似た事を述べておられます。

人の意見に反論する事に自己満足されているようで(笑)
返信する
もっとよく研究しろよ!!! (従軍慰安婦など存在しなかった!)
2008-01-17 04:52:14
前に河野談話では「慰安所における生活は強制的な状況の下での痛ましいものであった」ことを強調していた。では彼女たちはどんな状況の下で暮らしていたのか。朝日新聞には、連合国軍がビルマの朝鮮人慰安婦に尋問した結果
(一九四四年)の報告がある▼それによると「一カ月三百-千五百円の稼ぎを得て、 五〇-六〇%は経営者の取り分だった」。そうだとすると彼女たちの月収は百五十円から七百円ほどになっていた。昭和十九年ごろ、内地の日本人の月収はどれほどだったか
 ▼『値段の明治大正昭和風俗史』(週刊朝日編)によると、警察官の初任給が四十五円、理髪料金が八十銭、銭湯が十二銭という物価である。大学の年間授業料は早大が 三百四十円、慶大が三百五十円、彼女たちはそれを一カ月ほどで稼ぎ出していた

「産経抄」 @http://www.geocities.co.jp/WallStreet/2802/sankei/02.html
平成五年八月、宮沢内閣の終わりの日、官房長官の河野さんが額に深くしわを刻んで語った情景は、いまもありありと思い浮かべることができる。「慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった・・・」▼急いで取り寄せた慰安婦調査報告書には、強制連行を
明記した個所は一つもない。その後、当時の官房副長官石原信雄氏は、韓国側の要請で 行った聞き取り調査で「強制連行」という結論に導いたことを認めた。しかし、”河野談話”はひとり歩きをはじめ、いまも慰安婦強制連行の虚説がまかり通っている

従軍慰安婦問題1   
■1.米軍がレポートする慰安婦の実態■
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_2/jog106.html
従軍慰安婦問題2   
■1.強制を示す文書はなかった■
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_2/jog107.html

 また、当時、韓国の外務省当局者がしきりに言っていたのは、強制性が認められないと、韓国人従軍慰安婦たちはみずから進んで慰安婦になったということになる。これでは民族としての体面、自尊心が許さない。何としても強制性だけは認めてもらわなくては困る。
植民地支配として戦争という状況下で、彼女たちに対して強制性がなかったということでは韓国民は納得しないというものであった。

 河野洋平元官房長官の慰安婦強制連行談話について、当時の官房副長官であった群馬県 出身の石原信雄氏が、ことし3月9日、産経に対する談話で、従軍慰安婦強制連行を日本政府として初めて認めた河野談話は、政府調査から導き出されたものではなく、談話発表直前に韓国で行った元慰安婦16名からの聞き取り調査に基づくものであったと語り、3、本年3月11日に平林博内閣外政審議室長は、産経のインタビューに応じて、石原信雄 前官房副長官が日本側に慰安婦の強制連行の資料はなかったという、こういったことについて尋ねられて、平林室長は、そのとおりだと述べ、政府が強制連行を組織的に行った公的記録は見つかっていないと述べ、・・・・・・・・

 孔韓国大使は、本当に強制性を認めることの重要性を指摘し、直接日本政府に要求した。
また、大使が記者会見で述べている点を、石原信雄氏は、慰安婦だった女性たちは自分の意思に反して連行されたということを何らかの形で認めてくれれば女性たちの名誉が回復されると、その点は非常に強く言っていたと思いますと言っております

 日本政府に聞き取り調査された韓国人元慰安婦16人の内、確か10人は強制連行を証言し、日本政府はその証言の信憑性を認め、慰安婦強制連行承認の唯一の根拠とした。しかし、彼女らは、それに先立ち、日本政府を相手取って、東京地裁に裁判を起こしていたが、その訴状では強制連行とは異なり、聞き取り調査での証言は明らかに虚偽だった事実が後に 判明している。


「日本のためのとりなし」
http://www.sagamiono-ch.or.jp/intercessors/2001/2001.05/2001.05.pdf
 現地の新聞がすでに「吉田証言に該当する事実はない」と報道していたのです。
韓国政府も国際人権委員会も吉田証言を引用して報告書を書いていますが、それは日本の朝日新聞が吉田証言をとりあげて、これを権威付けたからです。
 しかし、今日では、吉田証言は全くの嘘であることが証明されて、本人もフィクションであることを認めています。

 1991年から朝日新聞は従軍慰安婦強制連行に関する一大キャンペーンを開始しました。
始めの証言者となった金学順という朝鮮人慰安婦は日本軍に強制連行されたと報ぜられ ましたが、本人が日本に来て証言したところによれば、14歳の時、家が貧しかったのでキーセンハウスに売られ、17歳になったとき、キーセンハウスの経営者である義父に日本軍の慰安所につれて行かれたことが分かりました。しかし朝日新聞はこれについての訂正記事を出していません。また前出の吉田清治の嘘の証言も真実として報道しました。更に宮澤首相訪韓の時に合わせて「挺身隊の名で連行された慰安婦の数は8万人とも20万人とも 言われる」という嘘の解説を載せました。その結果、1992年1月宮澤首相は韓国でこの件について謝罪せざるを得ないようになりました。 

 1992年11月中央大学教授吉見義明編「従軍慰安婦資料集」が刊行されましたが、その中に「強制連行」を示す資料は一つもありませんでした。その本の解説の中で吉見教授は
「一般には、強制連行というと人狩りの場合しか想定しない日本人が多いが、これは狭義の強制連行であり、詐欺などを含む広義の強制連行の問題をも深刻に考えてしかるべきで あろう」と述べています。この人はこれまで「強制連行はあった」と論じてきたのに、色々調べていった末、それを裏付ける資料がないことが分かると論点をすり換えて「広義の強制連行」を考えるべきだなどと言い始めました。また「政府が資料を隠しているのかもしれないから、それが出てきたら事情が変わってくる」と暗示しているのも学者らしい狡さを見せつけられます。
 
 1997年1月3日の「朝まで生テレビ」に出演した吉見義明教授は、「植民地での奴隷狩り的強制連行は確認されていない」ことと、および「挺身隊が慰安婦にさせられた例も確認されていない」ことを認めました。これは日本政府の5年前に調査した公式発表と一致するものです。
 したがって、従軍慰安婦強制連行問題は、議論が出尽くして調査もしつくして決着しているものと言わねばなりません。

日本政府が聞き取り調査した16人の内、10人は「証言内容が支離滅裂で信用できない」。
そして、残り6人の強制連行被害証言には信憑性があるとして受け入れたのだったと思う。
しかし、その6人は、先立って東京地裁に提訴していたが、その訴状の内容は、強制連行と明確に異なるものだった。つまり、騙されたわけだ。


藤岡信勝氏(東大教授)は産経新聞八月八日付の「正論」欄でこう述べている。
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/1998/9810/oshima.html
そもそも、慰安婦問題の発端から今日に至るまで、その主役は一貫して朝日新聞であった。
慰安婦問題のすべての出発点は、被害者の訴えでもなければ韓国政府の要求でもなく、 吉田清治という詐話師の書いた『私の戦争犯罪――朝鮮人強制連行』(一九八三年、三一書房刊)という偽書である。昭和十八年に韓国の済州島で慰安婦の奴隷狩りをしたという著者の「証言」を、朝日は何の検証もせず論説委員が手放しでほめそやした。それがまったくのつくり話であったことが暴露されてからも朝日は、この大誤報についてただの一行の訂正記事も読者への謝罪も行っていない。朝日はいつまで、こうした醜悪・卑劣な 「朝日新聞の正義」を貫くつもりなのか。
返信する
みなさまへ。 (東西南北)
2008-01-17 09:36:33
 Unknownさんへ。

 筋肉芸人はテレビの中のお笑い吉本興業所属、中山きんにくんだけにしておきましょう。現在は、議会制民主主義、選挙、裁判を手段に政権政党の暴力を抑止するしかないです。自民党・公明党の議員を落選させながら、護憲派の野党の議員と政党を当選させていきましょう。常日頃は、野党の機関紙誌を購読して財政上の協力をしながら共に事実関係を学習し、対話していきましょう。請願運動もよろしくです。

 imacocoさんへ

 人間は殺し合い、死なしあう存在ではない、という事実すら「思い込み」「独善」といって認めないのがwakuwakuです。頭が逝かれています。

 鳥居正宏さんへ

 人間の事実、人類の特質を認めないのが彼です。彼は妄想の世界に生きています。人間は殺し合う、死なしあう損ではないというのは「思想」であり、科学でも事実でもない、というのが彼の「危険思想」です。ですから、彼は社会で発生する人殺しの原因を「人間の思想」に求めます。人間の思想が何故、人殺しを動機するのか?という問いについて、それが人間だというのが彼の回答です。そこで、東西が人間の事実、人類の特質に人殺しの遺伝子、本能などが存在していますか?という問いについては「沈黙」あるいは、「わからない」といって逃げますし、誤魔化します。労働についても彼は人類の特質という認識をしませんし、労働の定義についてどうのこうのと難癖をつけて来ますね。彼は歴史や法学を学習する前に、人類の特質と人間の事実を認識する必要があるのですが、まったく自分で学習もしなければ成長もしないです。彼には1年以上、この点で事あるごとに教育してきたんです。鳥居さん的に言えば、彼は知恵がないが悪知恵はある。知識はあるが人類の特質、人間の事実に対しての知識はないから、話が平行線になる。ちなみに、彼には剰余価値説、労働価値説も説明しましたが、少数派の誰も相手にしない三流学説なんて知らんよという態度であり、到底、少数意見を尊重する態度などないですし、頭から拝金主義者です。

 従軍慰安婦など存在しなかった!さんへ

 今現在は売春は違法ですね。戦争中でも売春は違法なんじゃないですか?従軍ではないってすべての事例について従軍ではないと言えますか?不可能ですね。では。

 
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憲法判断は簡単では無い (通りすがり)
2008-01-20 17:01:55
日本の憲法学者が、今回の再可決は憲法違反だと書いてましたよ。理由はwakwakさんと同じだったかどうか忘れましたが、憲法違反とする解釈もありと言うことでしょう。今朝ネットで見たのですが、urlが残ってないのでこの辺にしときます。
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通りすがりさんへ (東西南北)
2008-01-20 18:58:56
コメントサンクス。

wakuwakuは今回の再可決は憲法違反ではないという態度ですよ。それを批判しているのが東西の記事です。憲法学者って小林節という大学教授じゃないですか?ちなみに、東西は権威主義ではないですから、誰が言おうが憲法違反は憲法違反だという態度です。
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