いやいや、息子のゲームを聖地で観るとは。
ってか、久しぶりにユアスタへやって来た。
いよいよカメイカップの決勝戦。
昨日の結果表をしみじみと眺めるカミさん。

昨日の予選Bブロックリーグを2戦2勝で決勝へ進出。
同じくAブロックを2戦2勝で決勝へ進出した
福島選抜と優勝を懸けての一戦。

試合開始は13時10分なんだけど、
子供達が11時30分に現地集合なので10時30分頃家を出る。
なので息子を降ろした後セルバでお昼の弁当を購入。
ここは、もう、滅多にない事だし、思い切って!
1,000円近い(確か985円くらい…)豪華弁当を喰らう。
ピッチでは東北ジュニアU-12南北対抗戦をやっており
あ~ 3年前はこんな感じだったんだよなぁ~
などと感慨深く観戦した。

思ったよりお客さんが多くてビックリ!
関係各位が大半を占めているのだろうけど、
それにしても… ねぇ。
もちろん塩釜FCご一行様も大挙押し寄せる。
選手、スタッフ、ご父兄…

そんな中、選手達が入場。
ひとりひとりスタッフと握手を交わしピッチ上へ。
何だかさぁ… カッコ良くねぇ!?(笑)

さっきまで、ここまできたら勝っても負けても…
なんて思っていたけど。
どうしてか観てるこっちが緊張してきた。
やっぱ、有終の美を飾って欲しいって。思うのであった。

さあ、今年の宮城県の豪華メンバーが揃った最後のゲーム。
私的見解だけど。。。
今年の各クラブの上位は凄い拮抗した年だったと思う。
(いや、他の年がどうだったかは分からないけど。)
どの大会でも、どこのブロックに入っても、
決勝戦前に気が抜けないゲームが何試合もあるような…
そんな、宿敵・強敵同士のツワモノが集まったのだから
弱い訳がある訳がないのだ!

でもさすがに昨日2ゲームしているので、
両チームとも疲労の色は隠せない。

どっちも静かにゲームに入った。無理をせず。
それに決勝は40分ハーフと長い。
隣の席では今回の大会で6位に入賞した(?)青森選抜の
K佑クンのご父兄が声援を送りながらも、
なかなか冷静な分析と解説で過熱気味の父兄を抑えている。
前半は0対0で終了。

帰りの車中で息子が「緊張したぁーーー。」と語った
前半が終わり、ようやく余裕の表情が出てきた。
後半開始の前に、DF陣で何やらミーティング。
前半の息子は…
危なっかしい場面が…
余りにも…
多かった。(冷汗)

ところが後半開始早々、先制点を奪われる。
いや、まだまだ始まったばかり。時間は充分あるヨ。

しかぁ~し!
焦らず、慌てず、攻め続け、相手が選手交代を繰り返し
ポジション取りのバランスが悪くなってきてないかな?
などと素人解説を心の中でしていた時に…
同点ゴーーーーール!!!

そのまま前後半終了。延長戦へ。
1対1で同点、延長戦。
このシチュエーション、デジャブ?
いやいやこの前あったよな。そう、高円宮杯準決勝。。。

延長戦も両者一歩も譲らず。

とうとうPK戦に。。。
まさに、高円準決の再現じゃんか!?
今回も思ったけど、特に今回はこれで終わりなんだから
両者優勝でいいんでないかい?と切に思う。
ホントに切ないよ。PK戦は。

宮城のGK佐々木クン(通称:藍(ラン))の
スーパーファインが続き3人が終わった時点で3対1。
ここで決めれば宮城の優勝。ってトコで登場したのが…
塩釜FCの天才MF「トシキ」!

いやぁ~。
しっかり取られました。
いつの時代も天才と呼ばれるMFはPKをハズすものなのか???
トシキの父ちゃん、思いっ切り椅子から落ちていった。

それでも相手4人目の選手もしっかりセーブ。
優勝!!!!!!!!!!

みんなで掴んだ栄冠。
東北で一番強いのだ!キミ達は!!

またひとつ、大きな大会が終わってしまった。
こうやって受験が近づく…のも間違いないけど
3年間で作り上げてきたモノを解体しなくてはないのが寂しい。
ここで立ち止まる訳にもイカンし、
これからまだまだ沢山いろいろなコトがあるのだから
子供達は前向きにガシガシといって欲しい。
ってか、こっちが云わなくてもいっちゃうんだけどネ。
そうさぁ。寂しがっているのは親の方なのさっ。
(ちびまる子ちゃんの花輪クン風に)

優勝メダルとベストイレブンに選ばれたメダル。
「サンキュー!」


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