さあ、入れ替え戦の第2戦。
ベガルタの3位が決定した直後は
「相手がどこだろうと絶対行くぜ!」
と、思っていた訳だけど、その数時間後…
大方の予想に反して相手はジュビロ磐田に決まった。
一瞬、ほんの一瞬迷ったけど初志貫徹。
年チケ分の金額を使って遠征観戦と相成った。
13日午前8時過ぎの新幹線で仙台を出発。
早速気合いのアルコールを注入。
相棒のAクンは東京で売っている叙々苑の駅弁まで我慢。
けど今日は先が長いから東北新幹線の中は1本で終了。
東京駅で同級生のレッズサポで
ベガルタファンのNちゃんと合流し、東海道新幹線に。
駅で買った炒飯シュウマイ弁当で再び気合い注入。
これが叙々苑の「焼肉弁当」。2,100円なり。
ひとくち貰ったけど、値段相当の美味さ!
へらへら呑んで喰っていると… はい、磐田駅に到着。
思ったより小さな街だったので、ちょっとビックリ。
シャトルバスに乗り込み約20分でスタジアムに到着。
開門を待って並んでいるのは殆んどがベガサポ。
スタジアムに入ったら…
おぉ~ 素晴らしい!さらにこんなにものベガサポが…
ヤマハスタジアムはかなり老朽。
徐々にジュビロサポも集まってきた。
一方こっちも。
同級生のKちゃんやら親会社のSさん父子やら
その友達やらが合流。
なんだかんだで7~8人で観戦することに。
Kちゃんとは中学校卒業以来30年以上振りの再会。
まさか磐田のスタジアムで再会しようとは…
マッタク以って不思議な再会だよなぁ。
そのKちゃん、仙台から一人で
観戦のためだけにやって来た相当のツワモノ…
勝てば文句なしの昇格。
負けか0対0の引き分けならJ2残留。
1対1なら延長戦、2対2でも昇格。
500㌔も離れた地にこんだけのベガルタサポが結集。
岡山が開始前にサポの前にやって来て、皆を煽る。
サポと選手の気持ちが一体になる。
『サッカー』というスポーツを通して一体感が生まれる。
誰のためにサッカーをするのか…
何のために応援するのか…
何ゆえにここまでひとつになれるのか。
サッカーという競技がもたらしてくれる美しい空間の共有。
前半決定的なチャンスを逃すと少しづつ流れが変わる。
したっけ… またヤツにやられた。
41分、松浦に先制のゴールを取られる。
後半25分にも、またヤツだ…
CKのカウンターから松浦が入れ替え戦3点目。
ポゼッションもシュート数も選手の気迫も
サポの熱い心も上回っているのに…
1点が遠かった。
それでもロスタイムにリャンのFKで1点を返し、
なおも怒涛の攻撃。
あの川口が終了後ピッチに伏してしまったくらいの攻撃。
でも。
奇跡は、歓喜の瞬間は… 訪れることはなかった。。。
ベガルタの選手が終了直後にあんなにも崩れ落ちたのは
初めて見たような気がする。
それだけ目一杯、
それこそ足が千切れるまで頑張ったんだろうな。
悔しくて、残念で、泣けてきたけど。
それよりも… 何て云うか…
贅沢なひと時を過ごせた感動に感謝したい気持ちもあった。
来てヨカッタと、シミジミ思った。
東京まで戻り、在京のマイミクさんと再会しイッパイ。
彼はサッカーに全く興味がない。
でも、こんな時はその方が有難い。
日本酒をグイグイ呑んで、凹む気持ちを紛らわした。
で、本日の10時過ぎの新幹線で帰宅の途へ。
何で東京で名古屋名産の弁当を買ったんだ?オレは?
う~む、やっぱりまだどっか動揺しているのかな。
また来年、『絆』を持って『共闘』すっぺ!
| Trackback ( 0 )
|