2002年、宮城スタジアムでニッポンのW杯がゲームセット。
降り止まぬ雨の中での決勝トーナメント初戦敗退。
「降りしきる雨の中~、
宮城の地で日本の夢は潰えましたぁ~!!」
あれから4年という年月をある時は長く、時には短く思いながら
日々の生活の片隅にW杯日本代表出場を思い描きながら
過ごしてきた。
完全管理指導で日本を決勝トーナメント
へと導いたトルシエ監督から
各自が判断し臨機応変のプレーを目指すジーコ監督に交代。
サッカー創成期の日本にはトルシエの様な
監視型指導者が適していると言われた。
しかし、この4年間は明確な戦術論がなく
ほぼ固定のメンバーで戦ってきた。
それは選手個々の判断能力と選手間のチームプレーの向上
に繋がった。
サポーターはその戦略に論議を交わし、
盛り上がり、喜び、悩んだ。
ストライカーが点を取れなくても、
守備陣が失点を繰り返しても見守ってきた。
それでも「ニッポン」は嫌いになれない永遠の恋人。
そう、そして今年4年ぶりに逢えたのだ。
ブラジル戦が今回のW杯最後の試合になるかも?しれない。
…だけど4年振りにたくましくなった「恋人」に
逢えただけで幸せじゃないか。
他国開催のW杯で初の勝ち点が取れたじゃないか。
全てを忘れ、声を枯らし、みんながひとつになれる
ひと時を貰ったじゃないか。
「恋人」たちは一瞬も怯む事なくひたむきに、
真剣にピッチを走ってるじゃないか。
勝負を超越した感動と夢を与えてくれたじゃないか。
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でも、奇跡はヤッパ起こってほしい。
数時間後「恋人」たちが力を出し切り、
拳を突き上げ天を仰いでほしい。
…てな事云ってても、
負けるとショックでブログなんて書けなくなる予定なので
冷静でいられる今のうちに書いてしまった。
金曜日の朝、ブラジル戦まであと数時間。
ニッポン!チャチャチャ!
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