新年初笑い

気づいたら、年が明けてもう１０日も過ぎている

ブログ更新を忘れていたわけではないが、サボっていました

だって書くことが、ぜーーーーーーーーーーーーんぜんないんだから。

今年は元旦から仕事があって、仕事とダラダラを交互にしているうちに、
１０日も過ぎたというわけ。

面白いことも楽しいこともなく、めでたさも中くらいならまだいいほうで、
少しもおめでたくない、うにまいす家の正月であった。


ＮＨＫＥテレの「０６５５・２３５５年越しスペシャル」見ましたか？
今年の「たなくじ（田中によるくじ）」によると、私は７つのよいことがあるらしいです
これで少しはめでたいか


１月も１０日めになって、やっと初笑い。
ラルママさんに誘っていただいて、狂言を観に行ってきた。
いつもありがトン

水道橋の宝生能楽堂は初めて行ったけど、都営三田線の出口からとても近くて便利。
だけど能楽堂の付近には、ゆっくり食事できるいいお店が見つからなかった。

道路向こうのドーム方面に行けば、もっとあったのかも知れないけど、
能楽堂からあまり離れたくなかったのだ。寒いんだもん。

それで１７時までランチをやっている、ファミレス系チェーン店？の「ステーキのくいしんぼ」で食事。
初めて入った。内装も味も、まあこんなもんだろうという想像どおり


日替わりランチはカルビ焼肉とハンバーグだった。６８０円。安っ。
牛の鉄皿が可愛いから写真撮ったけど、暗くてわかんない

時間が余ったので、並びにある「ニューヨーカーズカフェ」でケーキとコーヒー。
ここはとても混んでいて、どうにか禁煙席の空席をゲットできた。
この店だけが異様に混んでいるように見えるのは、おそらく能楽堂の開場待ちが多いからだろうね。
中高年の女性客率が妙に高く（自分含む）、着物姿の人も。
もっと食事できるカフェが多くあればいいのにな、と思ったけれど、
能楽堂の公演がある日ばかり混んでも、採算とれないのだろうか。


さて今回観たのは、第６１回野村狂言座の公演で、演目は

素囃子　男舞

狂言は

鍋八撥（なべやつばち）

素袍落（すおうおとし）

業平餅（なりひらもち）

の３曲。



鍋八撥は新年にふさわしい、祝言性の高い曲目。
両手を床について、ひらりと水車のように横に回転して消えていく姿を見て、
「これ小学校の体育でやったな」と思ったけど、なんていう運動だっけ？

素袍落は伊勢参りがテーマなので、これもお正月らしいといえば言える。
そして狂言ではありがちな、太郎冠者がつい飲みすぎて酔っぱらって失敗するシーン。
まったくしょーがねえな酔っぱらいは、というのはいつの時代も同じなのね

最後は業平餅。舞台にたくさん人が出て、衣装も豪華で、これまた新年にふさわしい賑やかな曲。
萬斎さまは在原業平を演じられた。ステキ
実はまったくどうしようもない好色で食い意地はった業平なのだけど、
萬斎さまが演じると何でもステキ

萬斎さまが餅を食べるしぐさを観ていたら、餅が食べたくなった。
しかし餅を食べるときは、のどに詰まらせないよう気をつけようと思った
（萬斎さまは餅が喉に詰まった姿もステキだけどね）。

もう、どれもおかしくて楽しくて、いっぱい笑った
笑うだけでなく、見事な芸に感動するところもたくさんあったけど、
うまくまとめて書くことができないし、やっぱり観てナンボだと思うわけであります。

狂言は麻薬みたいで、一度観始めたら次々と観たくなる。
私はごく初心者だから、何もわからずに観るよりはと思い、演じられる曲のあらすじは、
事前に本を読んで把握しておく。
そうすると、つい他の曲のあらすじも読んでしまい、あれも観たいこれも観たいと思うのだ。

さて、死ぬまでに何曲観られるかしらん（笑）。

そしてやっぱり狂言といえば萬斎さま。
姿が美しくて品があってお茶目で美声。
また観た～～～い

さ、次に萬斎さまに会える日まで、餅食べて元気にがんばろ


今日の一枚


西伊豆の海岸で遊ぶう～に～とまいす。
枝をガジガジするのに夢中のう～に～と、何が面白いんだか理解できないまいす（笑）

まいすの食欲は、だんだんと上向いています。
その調子、その調子