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ありがとう~に~♪

犬猫ネタがないので、主に見た映画と食べたものを記録するだけのブログ

目指せブラック師匠

2024-11-15 22:19:00 | 日記
名画座に行くと、けっこうな頻度で快楽亭ブラック師匠をお見かけする。
ブラック師匠は実にたくさんの映画を見ていて、しかも見た映画をすぐにブログに書いている。 
次の映画までの時間に、今見た映画の感想がアップされていたりして、凄いなあと感心する。

ブラック師匠からすれば、映画館のハシゴなど日常のことなのだろうが、私はしたことがなかった。
しかし昨日ついに初・映画館のハシゴをしてきましたよ。


池袋の新文芸坐で「世界の真田広之へ その軌跡」特集。
この中で未見の2本を鑑賞。

『麻雀放浪記』(1984)和田誠
麻雀を全く知らないので、公開時に見なかった。
でも麻雀がわからなくても楽しめる映画だった。
初監督でこのクォリティの映画を撮った和田誠さん、すごい才能ですね。

『怪盗ルビィ』(1988)和田誠
冴えないサラリーマン役の真田広之もいい。 
白黒の麻雀放浪記から一気にカラフルでお洒落な映画に。
小泉今日子と真田広之が歌う挿入歌は和田誠の作詞作曲。

『怪盗ジゴマ 音楽編』(1988)和田誠 
(怪盗ルビィに併映)
ミュージカルアニメ。由紀さおりや斎藤晴彦が歌っている。
何と脚本、作詞が寺山修司で作曲が和田誠。 
和田誠、絵を描いて映画撮って作詞も作曲もできるのね。
天は二物どころか三物も四物も与えてるのね。 


『里見八犬伝』
公開時に映画館で見た。懐かしいな。
ストーリーはあまり好きではなかったけど、当時このラストシーンに憧れて、自分の結婚式で真似した

『ラストサムライ』も見たかったけど、日程が合わなかった。残念。

ここから渋谷に移動して、シネマヴェーラ渋谷の『生誕100年スタイリッシュ石井輝男』へ。

『監獄人別帳』(1970)石井輝男

どっかで見たような…と思ったらこれ、網走番外地じゃないの。
ところどころ同じ。
アラカンさんがいい所で突然現れて、全部持っていく笑 

これから来年にかけて、各映画館で私が見たい作品ばかり掛かる。
予定を組むのがとても大変。
見たい映画が同じ時間帯だと、どちらを優先するか悩まなくてはならない。 
来月もまた映画館ハシゴということになるかも。 
70歳過ぎても精力的に映画を゙見まくるブラック師匠を私も見習おう

どうぶつフェスティバル

2024-11-03 22:03:05 | 日記

砧公園で開催された「世田谷どうぶつフェスティバル」に行ってきた。


開会式。
司会のジェリーちゃんは、たぶん最初から?ずっと司会をしている。
小淵沢の乗馬つながりで昔からの知り合いなのだけど、偶然家が近くて、行ってる獣医さんが同じ。

このイベントの主催は獣医師会の世田谷支部。
なのでたくさんの獣医さんが駆り出されている。
う~に~が16年お世話になった先生も毎年来ていて、久しぶりに挨拶できた。
「次は飼わないんですか?」と聞かれちゃったよ
そりゃ飼いたいですけどね〜。

お目当てのイベントは、もちろん高齢犬猫表彰式!
今年は6頭のシニア犬が出席していた。
猫はいなかった。
大型犬もいなかった。
もうすぐ17歳になるブリタニースパニエルさん。
 
手作り紋付きで出席のビーグルさん。
 
何と21歳のダックスさん(?)
毎年表彰されてるそうだ。
う〜に〜も2年連続目指してたんだけど、惜しかったな。

表彰された犬&飼い主さん、おめでとうございます
お友達が犬連れでお祝いに来ている様子を見て、う〜に〜の時も、たくさん来てくれて写真やビデオを撮ってくれたな〜と思い出した。 
犬友は本当にありがたい。

う〜に〜の表彰式。
私の人生で最も晴れがましい日だった。
朝は雨模様だったから、レインコート姿のう〜にゃん

司会のジェリちゃんとは、う〜に〜も子犬の頃からの知り合い。
とても嬉しそうだった15歳4ヶ月のう〜に〜。

会場にはたくさんの犬が来ていて、2歳♂と9ヶ月♀の2ゴルを撫でさせてもらい、久しぶりにゴル成分を注入したのであった。
あ〜やっぱり可愛いな〜ゴールデン最高

五香宮の猫

2024-11-02 17:25:23 | 日記
渋谷のシアターイメージフォーラムで上映中の『五香宮の猫』を見た。

想田和弘監督が「観察映画」と名付けているドキュメンタリーの10作目となる
(すみません、見たのは初めてです)。

猫と暮らした経験からも、愛玩動物飼養管理士の立場からも、猫は完全室内飼いするべきだと思う。
外にいる猫は感染症にもなるしケンカでケガもするし、車に轢かれて命を落とすこともある。
家にいる猫は、厳しい天候変化にさらされることもなく、ごはんも毎日食べられて、人と一緒に幸せに一生を過ごすのだから、平均寿命も外猫よりずっと長い。

地域猫活動が盛んになって、TNRが定着すれば、理論上は野良猫は全くいなくなる筈である(そうはならないだろうが)。

でも、正直な気持ち…
外を歩いていて、猫に全く会えない暮らしって、ちょっと寂しいなと思う。
不自然であるとも思う。
矛盾した気持ちが、たしかに自分の中にある。

外猫問題は、白黒はっきり答えを出せるような問題ではない。 
いくらTNRをすると言っても、餌やり自体が嫌な人もいるだろうし、手術の補助に税金が使われるのが不満な人もいるだろうから。

私が子供の頃は、飼い主がいるのかいないのかわからない猫は、近所にたくさんいたなあ。
子猫も生まれていたし。
誰も猫が自由にしてることに、文句など言っていなかった。
それが当たり前の時代だったから。

のどかな時代だった。
猫にとってはどちらが幸せなのか、私にはわからない。
ただ確実に言えるのは、私は自分の猫を外に出す勇気はないということだ。
猫の幸せというより、自分の幸せのために、私は猫を完全室内飼いにする。
野良猫出身のばまちゃんですが、家の中の暮らしにすっかり馴染んで、外に出たがることは全くありませんでした。

宴会前後

2024-10-23 21:41:33 | 日記
悠山房を出て、宴会の前に、長坂にある「おいでやギャラリー」に行った。 

その昔バッファローで居候していた大野さんが、木彫り縄文人の展示をしていると聞いたので。

これです。

大野さんは在廊しているとバッファローで聞いたのだが、タイミング悪く、この日に限って東京に仕事に行っていた。
だけど奥さんがいたんだなー。
奥さんもバッファロー居候組だから、知り合いなのだ。
何と25年ぶりくらいの再会だった


大野さんは本業は建築関係の写真家なんだが、いつの間にかすっかり縄文人になっていた笑
上門仁と書いて、「じょうもん人」ではなく「かみかどじん」と読むのね
一応、大野さんとは別人という設定らしい笑

恒例のアレは、いつもどおり15時前に始まり23時近くにお開きになった
(その間ずっと食べて飲んでた
高級飛騨牛とかバランタイン21年とか、すごいものがいろいろあったが、写真は1枚も撮っていない。
写真撮るヒマもないほど濃い呑み会なのであった。


翌朝は、毎度おなじみ「泉園コテージ」で爽やかに目覚めましたよ

風がとても寒かったけど、いいお天気

あ〜酔い覚めのお雑煮がウマい

あんなに呑んでもみんな朝食は食べられる笑

チェックアウト後はまたブリーダー宅に行き、昼食にパンとソーセージとビールという宴会の続きみたいなことをして、それから解散。
みんな年寄りなので笑、会うといつも同じ昔の思い出話ばかりしているような気がするが、楽しいからいいのだ

悠山房

2024-10-22 08:10:22 | 日記
恒例の年二回の「アレ」🍻
今回もみんな元気で、無事に開催することができた。

昼前に小淵沢に着き、乗馬でお世話になったバッファローに寄り、それから最後の【悠山房】でランチ。



金〜日だけの営業だから、予約でいっぱい。

さつまいものスープ

サーモンのたたきコロッケ仕立て
ふわふわでジューシーでめちゃウマ🐴
デザートにマロンケーキ
ダンナのアップルパイ

心残りのないように、スープもデザートも付けたからお腹いっぱい。
夜は宴会だというのに笑

来月末の閉店後どうするのか聞いてみたら、このまま住み続けて楽しく過ごすそう。 
テラスから見える山の景色が、とても気に入っているからとのことだった。
う〜に〜と一緒に私たちも景色を楽しませてもらったテラス席。
美味しい料理と素晴らしい風景と、何年経っても古びない、きれいな店内。
そして感じのいいご夫婦とスタッフ。
今までありがとうございました

侍タイムスリッパー

2024-10-18 16:17:24 | 日記
話題の『侍タイムスリッパー』を見てきた。

最近の時代劇は見る気になれない私だが、これはよかった! 
時代劇全盛期の東映チャンバラ映画への、深い思い入れが感じられた映画だった。

時代劇にあまり興味がない人が見ても、この映画はタイムスリップものとして面白く見られると思う。
さらに東映時代劇ファンにはたまらないマニアックな点がいくつもあり、知ってる人にはたまらない喜びなのだ。

この映画の殺陣師役には、東映の斬られ役として数々の映画やTVに出演していた福本清三さんの出演を考えていたという。
しかし脚本が完成する前に福本さんは亡くなってしまった。
それで福本さんの弟子の峰蘭太郎さんが演じたわけだが、峰さんも古くからたくさんの時代劇や任侠映画に出ていて、セリフがなくとも名前は何度も字幕で見ておなじみだ。
その峰蘭太郎さんが、セリフもたくさんある大事な役で出ていて、何だか嬉しい。
峰さんの役名が関本なのも、福本さんを連想させる名前にしたんだなとわかる。

そして最高なのは、
「一生懸命頑張れば、どこかで誰かが見ていてくれるんやなー」というセリフ。
これは福本さんの著書『どこかで誰かが見ていてくれる』へのオマージュである。
このセリフを聞いた時には、グッときてしまった。 
エンドロールでも、福本清三さんへの英語での献辞があった。
とにかく福本さんと時代劇への愛がいっぱいな映画なのだった。

主役の山口馬木也さんは、TV『剣客商売』で藤田まこと演じる秋山小兵衛の息、大二郎を演じていた人で、初代渡部篤郎よりもこの人の方が合っていると思っていた。
この映画の朴訥、生真面目な感じもとてもいい。 

大手制作会社が金かけて作る時代劇はポンコツなのに、弱小会社が低予算で作るとこんなにいいものができるのね、という見本のような映画だった。
もちろんそれには、脚本に惚れ込んだ東映京都撮影所の全面協力が不可欠だったとは思うけれど。

これを機会に、福本清三さん主演の『太秦ライムライト』どこかで上映してくれないかなー。
映画の写真はないので、今日の昼に食べた豪徳寺【いなだ】のお刺身とクリームコロッケ定食を貼っとく。
『孤独のグルメ』に出て以来、さらに人気上昇中。

チャンバラから文芸

2024-10-11 17:56:59 | 日記
昨夜、池袋の新文芸坐で
『十兵衛暗殺剣』(1964)倉田準ニ 

柳生武芸帳シリーズの中で一番の傑作と言われている。
大好きな近衛十四郎と大友柳太朗の対決が見られるのだから、ぜひとも映画館に足を運ばなくてはなるまい。
 

大友柳太朗は不器用だったそうで、プロから見たら殺陣は下手だったのかも知れない。
私には下手だとは見えない。
動きが大きくて、ダイナミックでいいなあと思う。
近衛十四郎の殺陣は、安定の素早さだ。

この後の『忍者狩り』の近衛十四郎も素晴らしいので見たかったが、帰りが深夜になってしまうので諦めた。

そして今朝、下高井戸シネマで
『ベニスに死す』(1971)ルキノ・ヴィスコンティ


セリフが極めて少なく、映像と音楽で見せる。
最近の説明過剰なセリフの映画と違って、それが頗る好い。
原作では主人公は作家だが(読んでません)映画では作曲家マーラーがモデルなのでマーラーの交響曲が全編を通して流れる。これが何とも気持ちいい。
(途中たどたどしい「エリーゼのために」も流れる
ビョルン・アンドレセン
美少年よねー。
この時15歳くらい?
大人への変貌の過程で、きっと葛藤があったのだろうね。
先日読んだ「昭和の子役」のインタビューでも、20歳くらいになると子役から大人への中途半端な自分に耐えられなくなり、俳優としての限界を感じると、みな異口同音に言ってましたね。

公開当時に見たら、なんて美しい子なの!この世の者とも思えない
とキャーキャー言って終わったかも。
しかし今は、ドキュメンタリー映画『世界で一番美しい少年』で告白したビョルンの悲しい人生や残酷な事実を知っているから、見ていて複雑な気分になるのだった。

そんなこと考えずに映画として見れば、美しい作品です。
ただ、今の時代にこの内容を簡単に説明するとなると、「老いた作曲家が美少年に一目惚れしてストーカーみたいになったけど言葉も交わせず1人で煩悶して死んじゃった」みたいなことになって、なんか美しさのカケラもないが笑

映画の中ではチャンバラの時代にもベニスにも行ける。
映画館にいる時だけは、現実を忘れて映画に没頭できる。
家で配信見るのとは、ここだけは全く違う。
見終えると現実に戻されて、腹が減っていることに気づく。
【開々亭】という小さな中華屋に初めて入ってラーメンとミニ角煮丼セットを食べた。 
下高井戸からだいぶ歩くので、次に行く機会はなかなか来ないかも知れないが、悪くない店だった。

箱根

2024-10-04 20:32:23 | 日記

箱根ガラスの森美術館と箱根園水族館に行ってきた。

ガラスの森美術館は招待券を貰ったので無料。 


香水瓶の企画展をやっていた。
グレイハウンドの香水瓶があった。




ランチのバベットステーキセット。
去年も同じもの食べてる

雨が降ったので、庭の散策もあまりできずに水族館へ。

ウミガメ🐢

死んだように動かないワニガメ。
口を大きく開けて赤い舌(というのかな?)を動かして、魚を捕まえる。 
でも魚いないよって教えてあげたい笑

爪がすごいね

この水族館、駐車場料金が1000円。 
高い!と不満を述べつつ入館。
前に来たのいつだっけ?と帰宅して調べたら、5年前の2019年。
当時の日記にも駐車場1000円!と文句言っている記載があった。
全く学習していないのだった

異邦人

2024-09-28 21:27:00 | 日記

下高井戸シネマは、今日から『小説と映画の世紀展 世田谷文学館コラボ特集』で4作品を日替わり上映。

『異邦人』(1968)ルキノ・ヴィスコンティ
ヴィスコンティ作品の中では、あまり評価されてなく、滅多に上映もされないとか。
終映後にドイツ映画研究者、渋谷哲也さんのトークショーがあった。
『異邦人』はドイツ映画ではありませんが笑

映画の中で、死んだ母親の年齢を聞かれた主人公と上司の会話
「60代です」「高齢だな」にはグサッときたわ~

マルチェロ・マストロヤンニは顔が良すぎて健康的で、原作小説のイメージとはちょっと合わないかもね。
目の保養にはなった

トークショーを聴いて、小説を映画にすることの難しさについて、考えさせられた。 

お昼は老舗喫茶店【ぽえむ】のクロックムッシュモーニング。 
12時までやってるモーニング。 
11時55分に入店したからランチだけどモーニング

愛馬の日

2024-09-25 21:56:01 | 日記
9/23は馬事公苑で『愛馬の日』のイベント。
私も朝から行って、ほぼ全てのイベントを見てきた。

宮内庁による「打毬」、初めて見た。
ポロの和式版みたいなやつ。

青い板の真ん中にある丸い穴に球を入れて、入った数を競う。 

チームのためにひたすら球を拾って後方に投げる人。 
役割分担しているのだろうか。


穴の前がカオス!
ここで相手チームが入れるのを阻止しようとしたりするのが面白い。 
馬上だから乱闘にはならないが、けっこう露骨に邪魔してる


宮内庁による「母衣引」、これも初めて。
江戸時代に諸大名の馬の催しで供覧されたものらしい。 
馬の速度がだんだん上がり、同時に母衣が後ろにたなびいていく。  


最初の母衣はこんなふう。

紋付き袴姿に足袋で乗ってますね〜。

母衣引の馬は、最初から最後まで、ずっと側対歩で走る。
これはすごい!
側対歩は同じ側の足を同時に出す歩様。
写真でも右足が両方上がってますね。


だいぶ速度が上がり母衣がたなびいてきた。
うん、きちんと側対歩だ。

宮内庁主馬班という部署で伝承しているそうで、馬も母衣引のために調教されている。




東京五輪出場選手による馬場馬術のエキシビション。 
動画でないと動きがわからないが、実に美しかった。




パリ五輪銅メダリスト戸本選手の障害エキシビション。 
自分で解説しながら飛んでくれた。


メダル見せてくれる戸本選手。
 
サービス精神旺盛で満面の笑顔の戸本選手と、みんなに手を出されて迷惑そうな🐴笑

他に流鏑馬、駈馬神事、甲冑競馬も観たが、いずれも速すぎて写真なんか撮るヒマなかった。
駈馬神事は短い距離を駆ける間にいろいろな技を披露するもので、たいへん興味深く、もっと近くでよく見たかったなあ。

久しぶりの愛馬の日イベントであり、総合馬術のパリ五輪銅メダルという快挙で知名度も上がって、とにかくすごい人出だったのだ。 

とても楽しく有意義な1日であった。
しかし陽の当たる場所でほぼ立ち見だったから、ばーさんは帰宅したらすっかり疲れてしまいましたとさ