名画座に行くと、けっこうな頻度で快楽亭ブラック師匠をお見かけする。

池袋の新文芸坐で「世界の真田広之へ その軌跡」特集。
『麻雀放浪記』(1984)和田誠

『里見八犬伝』

『監獄人別帳』(1970)石井輝男
ブラック師匠は実にたくさんの映画を見ていて、しかも見た映画をすぐにブログに書いている。
次の映画までの時間に、今見た映画の感想がアップされていたりして、凄いなあと感心する。
ブラック師匠からすれば、映画館のハシゴなど日常のことなのだろうが、私はしたことがなかった。
しかし昨日ついに初・映画館のハシゴをしてきましたよ。

池袋の新文芸坐で「世界の真田広之へ その軌跡」特集。
この中で未見の2本を鑑賞。

『麻雀放浪記』(1984)和田誠
麻雀を全く知らないので、公開時に見なかった。
でも麻雀がわからなくても楽しめる映画だった。
初監督でこのクォリティの映画を撮った和田誠さん、すごい才能ですね。
『怪盗ルビィ』(1988)和田誠
冴えないサラリーマン役の真田広之もいい。
白黒の麻雀放浪記から一気にカラフルでお洒落な映画に。
小泉今日子と真田広之が歌う挿入歌は和田誠の作詞作曲。
『怪盗ジゴマ 音楽編』(1988)和田誠
(怪盗ルビィに併映)
ミュージカルアニメ。由紀さおりや斎藤晴彦が歌っている。
何と脚本、作詞が寺山修司で作曲が和田誠。
和田誠、絵を描いて映画撮って作詞も作曲もできるのね。
天は二物どころか三物も四物も与えてるのね。

『里見八犬伝』
公開時に映画館で見た。懐かしいな。
ストーリーはあまり好きではなかったけど、当時このラストシーンに憧れて、自分の結婚式で真似した

『ラストサムライ』も見たかったけど、日程が合わなかった。残念。
ここから渋谷に移動して、シネマヴェーラ渋谷の『生誕100年スタイリッシュ石井輝男』へ。

『監獄人別帳』(1970)石井輝男
どっかで見たような…と思ったらこれ、網走番外地じゃないの。
ところどころ同じ。
アラカンさんがいい所で突然現れて、全部持っていく笑
これから来年にかけて、各映画館で私が見たい作品ばかり掛かる。
予定を組むのがとても大変。
見たい映画が同じ時間帯だと、どちらを優先するか悩まなくてはならない。
来月もまた映画館ハシゴということになるかも。
70歳過ぎても精力的に映画を゙見まくるブラック師匠を私も見習おう
