さくらの大学ノート

さくらが日々想うことをつづります。
(旧だいがくしょくいんのたまご・ひよこ)

全国大学HP巡り~東北編①~

2005年11月22日 | 大学について思う
私の修士論文のテーマがオープンキャンパスだということは、
何度も書いていますが、そのオープンキャンパスをどのように広報しているか、
ということを調べるため、全国の大学のHPをめぐってみることにしました。

オープンキャンパスは広報活動の一環ですが、
そのオープンキャンパスの広報活動状況を調べる、というわけです。
(なんのこっちゃ。)


本当はオープンキャンパスシーズンの8月ごろやればいいのかもしれませんが、

建前:この時期なら、「来てくれてありがとう」という事後報告を
   出しているかどうかがわかる
   
本音:夏にやりそびれた(フィールドワークしてたからってことにして。)

というわけで、今やってます。


Yahoo!のカテゴリー『大学』→『地域別』で、都道府県別にアクセスできます。
これを利用して、都道府県ごとにまとめていくことにしました。

調査項目は、

・名称(オープンキャンパス、大学見学会、入試説明会 などなど)
・開催日
・申込みが必要/不要
・事前情報(やりますよ、という告知。ないところはないけど…)
・事後情報(報告、レポート。「終わりました」の一言だけ、は除く。)
・URL
・その他特記事項

これらをExcelでまとめています。(Accessは使えないから)


今日は、東北地方の1日目。


いやーいろんな大学のHPがありますね。
業者に依頼してガチガチに作っているところ。
手作り感があふれているところ。
トップからフラッシュバリバリで重いっちゅーねん!ってところ。
見ているだけでも面白いです。


調査結果は、またおいおい話していくとして。

ステキなHPを見つけたので、ご紹介。

以前マイスターさん(最近影響受けまくり、使いまくりでごめんなさい)が、
『おバカコンテンツで、インパクトあるメッセージを送る大学!』
というエントリを書いていましたが、これはどっちかっていうと癒し系です。


富士大学のWORDS CAFE

このESSENCE of "WORDS" は良かったですよ。


※ここでひとつ断っておきますが、あくまでも個人的な「良かった」であって、
このコンテンツで受験生をどこまで惹き付けられるかどうかは、正直わかりません。
(私が調べているのはオープンキャンパスで、サイトの有効性ではないので。)


でも私は好きです。これ。癒されました。

もともと「言葉」にすごく意味を持つタイプなんです。
自分自身は、あまりうまく使えていないし、いいことも言えないけれど。
私の本棚には、いろんなWORDS BOOKがたくさん並んでいます。


で、富士大学のこのコンテンツですが、富士大学生がそれぞれ、大切にしている
言葉と、そのエピソードが紹介されています。

感動しますよ。
親から言われた言葉、兄弟から言われた言葉、先生から言われた言葉…
と、そのエピソード。

富士大学生が撮影したキャンパスの風景と共に、紹介されています。

もっと読みたくて、うっかり資料請求しちゃいました。
(やっぱり資料請求につながるし、効果あるのかな。)


何より、いいな、って思ったのは、この言葉が、富士大学生のものだってこと。

世の中いろんな人が、いろんないいこと言ってますが、
自分のことを思ってくれている人が言う言葉ほど、胸を打つものはないですよね。


で、その大切な言葉を、大学のサイトから、世界に発信できるということ。

学生にとっては、ちょっとうれしいことだと思いませんか?


私の周りには、インターンシップの関係もあって、大学案内に載っている後輩が
たくさんいるのですが、やっぱり、大学の一員として、自分の大学を紹介できる
のは嬉しいみたいですし、いろんな経験をしてきたから、がんばっているから、
「大学案内」に載りたい!と思っている学生もいる、という話も聞いたことがあります。


キャンパスツアーガイドに学生を起用するのも、学生の成長を促し、自大学の理解を
深め、帰属意識を高める、という効果(体感に基づく持論)がありますが、

この富士大学のコンテンツも、それと同じ効果があるんじゃないかなって、思っています。