みちのく湯けむりツアーの途中ですが、新聞記事をひとつ。
(↑前回のコメントより)
親子割引ですよー!どうですか、これ。大学でも。
兄弟割引みたいな感じで、学費を減免したりする制度はたぶんあると思うんですが、
親子って今までなかったと思うんですよね。
で、私のおすすめは、科目等履修制度の親子割。
今の学生(高卒+αで進学したいわゆる一般的な学生)の親世代が18歳だったころの
大学・短大進学率は全体で40%に満たないくらい(男女間の差はまだまだ大きい)
ですので、単純に言えば、6割の人は、大学という社会を経験したことがない、という
ことになりますよね。
文部科学省HP 大学・短期大学への進学率の推移(PDF)
しかもトロウがいうところのエリートからマスに移行したくらいのところで、
大学は誰もが行けるところではなかったと思います。
(実際、うちの両親も高卒です。父は夜間部に通っていたけれど、仕事が忙しくて
寝る時間がとれずにあえなく断念、母は行きたかったけれど、お金がないのと、
女子なのでってことで、あきらめ(させられ)たと言ってました。)
そこでまずは科目等履修生として、学んでもらって、
「ユニバーサルアクセス時代の大学ってこんなもんか」ということを体感してもらい、
大学で学ぶことに対する「今更」「私なんか」という感覚をとってもらう。
慣れてきたところで、本格的に学びたくなったら、入学を考えてもらうと。
子どもが在学中に科目等履修生で学ぶ場合は、1単位あたりの受講料を半額。
卒業後5年以内に科目等履修生で学ぶ場合は、1単位あたりの受講料2割引。
子どもが在学中に正規入学したら、子どもが卒業するまで授業料半額。
卒業後5年以内に正規入学したら、1年目の授業料半額。
こんな感じでどうでしょうか。
科目等履修生制度、私はすごくいいと思う制度なんですが、
あんまり知られていないんですよね…。
こうして科目等履修制度を利用して、年齢の高い方が大学で学ぶようになれば、
大学関係者の意識の中でも学生=18歳~22歳+αの公式が少しずつ崩れていくはず。
今やおじいちゃん、おばあちゃんも元気な時代なので、
親子割からもう1歩踏み出して、第2親等まで広げましょうか。
兄弟は、「兄弟割」があるから…。
祖父母に対しては、「孫割」
叔父・叔母に対しては、「姪っ子甥っ子割引」
ネーミングのセンスがない怜ひどいなこれ怜
だって「第2親等割引」って堅いでしょ怜
科目等履修生の制度が世の中に広まるし、幅の広い年齢層が大学に入ってくるし、
いいことづくしじゃないですかー。
…科目等履修生制度の担当部署(教務課か入試課かな)と経理課が、
いろんな入金といろんな受講生がいて面倒くさいっていいそうだけど。
子どもの進学先選びに一生懸命になりすぎるあまり、何もかもをお膳立てして、
子どものやる気や勢いをそいでいる親には大反対ですが、
自らが学ぶ意欲を持って大学に来てくれる親は大歓迎です。
(↑前回のコメントより)
資格試験、親子で目指せ LEC 2割引き制度導入
親子で資格を目指せば割安に――資格スクール大手の東京リーガルマインド(LEC、東京・千代田、反町勝夫社長)は受講生の親や子が新たに受講する場合、その受講料を二割引きにする親子割引制度を導入する。親子割引は携帯電話などで広がっているが、資格受験では珍しい。
LECの各資格講座や、傘下の大学、大学院の講座が対象。五万円以上の講座を過去に受けたか受講中の人が、自分の親や子を新規受講生として紹介すると、その新規者の受講料(入学金などを除く)が二割引きになる。割引対象期間は十二月から来年三月まで。
司法試験や公認会計士の講座で勉強している若者の親が定年後に備えてファイナンシャルプランナーの勉強をするといった利用を見込む。
(日本経済新聞 2005年11月22日(火曜日)朝刊 12面)
親子割引ですよー!どうですか、これ。大学でも。
兄弟割引みたいな感じで、学費を減免したりする制度はたぶんあると思うんですが、
親子って今までなかったと思うんですよね。
で、私のおすすめは、科目等履修制度の親子割。
今の学生(高卒+αで進学したいわゆる一般的な学生)の親世代が18歳だったころの
大学・短大進学率は全体で40%に満たないくらい(男女間の差はまだまだ大きい)
ですので、単純に言えば、6割の人は、大学という社会を経験したことがない、という
ことになりますよね。
文部科学省HP 大学・短期大学への進学率の推移(PDF)
しかもトロウがいうところのエリートからマスに移行したくらいのところで、
大学は誰もが行けるところではなかったと思います。
(実際、うちの両親も高卒です。父は夜間部に通っていたけれど、仕事が忙しくて
寝る時間がとれずにあえなく断念、母は行きたかったけれど、お金がないのと、
女子なのでってことで、あきらめ(させられ)たと言ってました。)
そこでまずは科目等履修生として、学んでもらって、
「ユニバーサルアクセス時代の大学ってこんなもんか」ということを体感してもらい、
大学で学ぶことに対する「今更」「私なんか」という感覚をとってもらう。
慣れてきたところで、本格的に学びたくなったら、入学を考えてもらうと。
子どもが在学中に科目等履修生で学ぶ場合は、1単位あたりの受講料を半額。
卒業後5年以内に科目等履修生で学ぶ場合は、1単位あたりの受講料2割引。
子どもが在学中に正規入学したら、子どもが卒業するまで授業料半額。
卒業後5年以内に正規入学したら、1年目の授業料半額。
こんな感じでどうでしょうか。
科目等履修生制度、私はすごくいいと思う制度なんですが、
あんまり知られていないんですよね…。
こうして科目等履修制度を利用して、年齢の高い方が大学で学ぶようになれば、
大学関係者の意識の中でも学生=18歳~22歳+αの公式が少しずつ崩れていくはず。
今やおじいちゃん、おばあちゃんも元気な時代なので、
親子割からもう1歩踏み出して、第2親等まで広げましょうか。
兄弟は、「兄弟割」があるから…。
祖父母に対しては、「孫割」
叔父・叔母に対しては、「姪っ子甥っ子割引」
ネーミングのセンスがない怜ひどいなこれ怜
だって「第2親等割引」って堅いでしょ怜
科目等履修生の制度が世の中に広まるし、幅の広い年齢層が大学に入ってくるし、
いいことづくしじゃないですかー。
…科目等履修生制度の担当部署(教務課か入試課かな)と経理課が、
いろんな入金といろんな受講生がいて面倒くさいっていいそうだけど。
子どもの進学先選びに一生懸命になりすぎるあまり、何もかもをお膳立てして、
子どものやる気や勢いをそいでいる親には大反対ですが、
自らが学ぶ意欲を持って大学に来てくれる親は大歓迎です。