大切な黄金のイチョウの木。

うちの次男は早産で７００グラムで産んだ超未熟児でした。


帝王切開で産まれたのが９月の５日。
私が先に退院して、
次男は我が家から８０キロ離れたＮＩＣＵの病院でそのまま入院中。



次男の退院予定は出産してから大体３ヶ月後と言われ、
私は自分が出来る限り次男のそばにいてあげたいと思い、
週に３回往復１６０キロの道のりを通いました。



はじめて自分で運転して病院に行った時は、
９月と言えどもクーラーをかけるほど暑く、
長く退屈な道のりを運転していました。



そして
季節は少しづつ秋から冬へと移り、
深い緑色の山もところどころ変化していました。





丁度今頃の季節に
いつもの道を走っていると、
ある神社の大きなイチョウの木の
葉っぱの色が変わってきている事に気づいて、


毎回その大きなイチョウの葉の色が変わるのをみる事が
楽しみになってきました。




その道を通るごとに
イチョウの葉っぱは緑から黄緑、
そして黄緑から黄色変化し、
天気の良い日には黄金に輝いていました。



　　　なんて綺麗なの！



私はその時に
超未熟児で産まれてきた次男の事でものすごく落ち込んでいましたが、


イチョウの木が私を励ましてくれている気がして、
すごく前向きな気持ちになり、
その大きなイチョウをみるのがすごく楽しみでした。



病院に行く往路はそのイチョウの木を見ながら
次男をＮＩＣＵで抱っこする事を楽しみにし、


そして復路はそのイチョウをみて、
当時小学校１年生だった長男が学校から帰って一人で家にいるのを不憫に思い、
急いで家に向かって車を走らせていました。



その黄金のイチョウの大木は
やがて、少しづつ葉が散っていき、
私はそれがすごく寂しく思いました。




そしイチョウの葉っぱが完全になくなった頃に
やっと次男がＮＩＣＵから退院することになったのです。



次男がＮＩＣＵを卒業する日。
その日は１２月の５日か、６日か７日だったか・・



小雪のチラつく日に
次男は無事に退院しました。



それから
毎年この時期になると、
もう一度
この黄金のイチョウの木をみたいと思うんですが、
早すぎたり遅すぎたりして
見る事ができません。


信仰心が全くない私ですが、
いつかこのイチョウの木のある神社に寄って
感謝のお参りをしたいと思っています。




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バービー

小学校２年生の次男の宿題には
毎日　教科書の音読があります。


親の前で読んで聞かせ、
音読カードと言うものに親のサインをするのですけど、


調子のいい次男は自分でサインして持っていってました。


読んだ日も読まない日も、
自分でサイン。

　

すると、
先日から

　　　先生が
　　　お母さんのサインじゃないといけないって

　　　今から読むから、サインしといてよ



と言われるんですけど、
忘れる事が多く、
次男は怒り気味。



　　　また、忘れてたでしょ
　　　ちゃんとサインしとってよ！


　　　めんご、めんご・・
　　　んん・・なんて言う題名だっけ？
　　　「バービー？」


　　　「ビーバー」よ、間違えんとってよ！


　　　はいよ〰



ビーバーの生態についての内容の本でしたが、
私はまんまと「バービー」と題名を書いてサインして渡してしまいました。



学校から帰って次男の怒る事



　　　なんでぇ、「バービー」って書いたんよ！
　　　笑われたジャン



　　　あれ、ビーバーだか、バービーだかわかんなくなっちゃったよ、
　　　まあ、良いじゃん受けたみたいだし・・



って言ってもますます怒りだしたので、


　　　いつまでも、グズグズ言ってんじゃない！



って最後は私が逆切れモードになってしまいました。


ごめんよ次男

　　
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お金のかからない女とお金を使う男

私、家族の食料の買い出し以外に
ほとんど一日お金使いません。


仕事に行って、缶コーヒー１本買う事はなく、

お菓子も食べず、

ペットボトルのお茶もほとんど買わず
（夏は家からお茶を持って行ってた）


一日のお小遣いは　　ゼロ円です。



美容院は最近では２カ月に１回
カラーカットしていますけど、
以前は美容院さえ１年に１回ポッキリ。



ブランドバッグを買いあさるわけでもなし、
ユニクロでバーゲンの服を買うくらい。



次男が小さかったので、
実家にも帰る事も、
旅行にも
街のデパートに行くことも出来ずく、
この小さな田舎を
グルグル回っていただけ。



そんな私を可哀そうとも思わずに
夫は自分中心に行動していたわけですよ。
（ゴルフに行ったり、組合の会合に余計な足を突っ込んだり）


　（アーそっちじゃなかったけど、ついついそっちにそれてしまう〰）



家族の為に
自分はあまり好きではないメニューをせっせと作り、（長男の為にと言った方が良いか^^;）

会う人ごとに


　　　　痩せたんじゃない？


って言われ、



　　　　そう、自分の好きなもん食べられないから・・


答える日々。


風邪もほとんどひかず
病院さえも花粉症以外に通う事がない、丈夫な体。








なのに夫は
タバコはパカパカ吸い、（１本２０円だっけ？）


自販機のドリンクを一日に何本も買い
無駄なものを買ってきては
平気でポイするタイプ



それで、お小遣いが足りない文句を言う。





お弁当まで持たせて５万円のお小遣いが少ないってどういう事かしら？





あんまりケチな男も嫌だけど、
お金の管理が出来ないのも困るわ。



商売していて景気がよかった夫の実家と、
サラリーマン家庭で育った私の実家の違いでもあるのでしょうけど、
子供の頃に培った感覚って、一生続くものなのみたいだわ。



でも二人が

　　　”お金を使う女”と”お金を使う男”

だったら、大変な事になっていたかも



しかし、

　　なーんか私が損している感じがして悔しい




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新人さんがやってきた！

うちの会社、
冬場は忙しいので、
冬場だけ派遣の方に手伝ってもらってます。


今年の人は、
２０歳の女の子。


夫に
　　　

　　なんで、女性にしたの？


と聞くと、



　　スタッフが野郎ばかりだから・・



（あんたの趣味じゃない？）




２０歳にして、３歳の子供がいる。

彼女の両親は私より年下だという。

彼女の両親は３０代で祖父母になったというらしい・・



すごすぎる・・




先日８歳の次男を連れて会社に行った時に
その彼女に




　　　この子、私の次男だから
　　　孫じゃないのよ〰




だって、彼女のお母さんが祖母になった時と私が次男を産んだ歳が一緒だっていうんだから・・




でも、やっぱり若い女の子が一人いると、
会社の雰囲気も和らぐのがわかるわ〰



今日は休憩室にあった大きなテレビ（地デジ対応じゃないやつね）
をスタッフが運んでいるから、




　　　　捨てるところがあったんだ〰
　　　　（田舎では無料で引き取ってくれるところがたまーにあるんですよ）



って彼女に聞いてみたら、



　　　違うんです！
　　　私がもらうんです！



って、唖然・・




　　　あ・・そう、良かったわね^^;



すると、彼女が



　　　何かみなさんにお礼を・・しなきゃ、




っていーんだって、
こっちは引き取ってくれて、
ありがたいくらいなんだから


彼女はこのテレビが来年の７月に見られなくなる事を、
知っているのでしょうか・・？
そして廃棄するのにお金がかかることをご存じ？




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