うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

ヤッターマン限定版 ドロンボー対みのもんた2

2008年05月24日 | ヤッターマン感想
「本物のみのさんは!?」
あわててみのの楽屋へ駆けつけるヤッターマン。しかし楽屋にはみのの姿があった。
不思議に思っていると、あわてた様子のボディガードがみのに耳打ちをする。驚くみの、しかし誰にも相談は出来ないという。
「おれたちは正義の味方、ヤッターマンです」
一行はノリノリで名乗りをあげてポーズを決める。うさんくさいしほんと空気読めよ。
しかしみの、この名乗りであっさりと真相を教えてくれるのであった。
みのの取り出したるは一枚の写真。
なんとそこには三人のみのの姿が!
「実はぼく……三つ子なのよ」
なんという驚愕の真実。そしてスーツケースの中からもう一人のみのもんたが!
みのの異常な仕事量に対する揶揄としての都市伝説「みの双子説」それをまさか本当に取り入れるとはw
みのもんたとは長男の「みのもんいち」次男の「みのもんじろう」三男の「みのもんざぶろう」の総称だったのだ。
ところでちょっと待て、じゃあさっきの幼い頃のエピソードは誰の話だ?w

細かいツッコミ所をたくさん残しながら、なぜみのがアイちゃんに会うたびに同じ質問を繰り返していたのかがようやくわかる。別人だったのね。
さらわれたのはみのもんたの一人「みのもんいち」だったのだ。
そのみのもんいち、倉庫で縛られていた。
トンズラーはみのの手を開かせて指輪を取ろうとしていたが、みのはすごい握力で指輪を守っているのであった。眠らせたうちにとっておけよというのは禁句だ。
しかしみの、ボヤッキーの取り出したドロンジョのセクシー写真に目がくらんで手を開いてしまう。
まんまと指輪を奪ったドロンボー。その瞬間、天井からいつもの声が
「ヤッターマンがいる限り!」「この世に悪は栄えない!」
だが指輪を奪ったドロンボーはさっさとメカで逃げてしまう。
すかさずヤッターワンで追いかける一行。
ドロンボーは近くの池に逃げ込み「やーっておしまい」「あらほらさっさー」と攻撃開始。
ひごいミサイルでヤッターワンを吹き飛ばす。

ところで、前から気になってたんだが、リメイクではボヤッキーが一人で「アラホラサッサー」という場面がよく見られるが、これはボヤッキーが「アラサッサ」トンズラーが「ホラサッサ」二人が同時に返事をするときが「アラホラサッサー」なんじゃなかったっけ?
昔からいいかげんだっけか?

「もういいんだ!」
戦いで傷つくヤッターマンを引き止めるみのもんた。しかしヤッターマンは大事な指輪を絶対に取り戻してみせると決意は固い。
「それじや、ぼくもぼくなりのやり方で応援するよ」と、みの。
みのなりの応援の仕方……それは珍プレー好プレーの実況であったw
「さあヤッターワン、メカの素よー!」
「おおっと、二号ちゃん」「入った入った、入ったー!」「お、きたよー」「生まれたてぷよぷよだー」
うぜえ、うぜえよみの実況w
「今週はモリメカだー!」
モリメカはヤッターワンのホースにもぐりこみ、放水とともに発射される。
そしてドロンボーメカに向かって一直線「うおっ、もろに当たった」デッドボールのノリかよw
しかし今回はスペシャル。これだけでは終わらなかった。
モリメカの攻撃を受けてもドロンボーメカは無事だった。
のみならず、なんと空へと上昇していく「屋根より高く上がったー」みのうぜえなあw
上空の敵にはヤッターワンの攻撃は届かない。
困っているうちに、ドロンボーメカは爆撃を開始。
調子に乗って爆弾を落としまくり、ついでにドロンジョ様のお胸もツンしてぶっ飛ばされるボヤッキー。

どうするんだヤッターマン?
「こうなったらメカの素おかわりだ!」
それで解決するのかよw
今度はガンちゃんがメカの素を投げる「おおっと伸びた伸びた!」
「のーび太ー!」
ちょっ、ついにトンズラー、禁断のジャイアンネタをw
しかも目までジャイアンになっているという芸の細かさ。
「おやあ、人の名前みたいだねえ。懐かしーい」
とドロンジョ様。
ボヤッキーは「なにいってるんだろうねえ」出てないからなあw
そんなわけで今週のビックリドッキリメカ2発進!

二つ目のメカはカシワモチメカ。
池の中に飛び込んで、一体が拍手を叩くと、なんと賢いドロンボーメカは勝手に池の中に飛び込んで近づいていってしまうのだったw
エサだと思ってどんどんカシワモチメカを吸い込んでいくゴーゴーゴールデンコイノボラー。
結局、いつものとおりに大爆発をしてしまうのであった。合掌。
それにしてもこのみののうざい実況、本当にもう聞いてもらいたいw

無事戦闘には勝利したが、指輪は取り返せなかった。だがみのは余裕の表情で「大丈夫大丈夫」とどこかに電話をしはじめた。
ここでEDソングか流れはじめるのだが、番組はまだまだ続く。

EDソングが終わり、カメラはドロンボーのもとへ。
自転車で逃げる三人のもとへ「待て」という凛々しい声が。
「だれだ」「だれだ」「だれだー」と訊ねると、上空に見覚えのある飛行機が。
そして舞い降りる五つの影。
「ある時は五つつ。ある時は一つ。実体を見せずに忍びよる白い影。G1号、またの名を科学忍者隊ガッチャマン!」
やべえ、なんかこのガッチャマン普通にかっこええ!ポーズと歌が決まりすぎ。
しゃべってるのG1号のみだけどw
指輪はもろちん偽物なうえ、あっという間に取り戻されてしまうのであった。任務果たしたガッチャマンはあっという間に去っていってしまう。
しかし三悪のお三方もすごいけど、ガッチャマンの声の人もたいがいすごいな。衰えてない。
「なんだいあいつらは……」
「地球はひーとーつ、われればおーけーつ」
替え歌をノリノリでうたうボヤトンたちに、お仕置きが下される。
しかしゴールデンウイークなので今回は特別に海外へと飛ばされることに。
「ハリウッド?」「おフランス?」「モナコ?」「エジプトでもいいかー」
と今までの舞台となった場所を飛びまくり、ゲストキャラをチラ見せして末に、三人は北極へとたどりつき「また来週~」と海へと沈んでいくのであった。

無事指輪を取り戻したヤッターマン。
みのさんからテレカをもらったガンちゃんは大喜び。
家に帰ってみのもんたのテレビ番組にかぶりつくのであった。
そしてテレビでは勝利のポーズをヤッター体操としてみんなに薦めるみのの姿が。
連休最後の休みを前に、二人でおでかけする計画をたてながら、今日もめでたく一件落着。
最後を〆るのは山ちゃんのこの一言
「それにしても、みのさんてスゲ」
まさにその一言のスペシャルであった。

いやー、今回は濃かったなー。
一時間スペシャルと言うからなにをするのかと思ったら、ひたすら小ネタを増やしただけでいつもと同じ内容ってのがまず凄いw
さらにみのもんたを生かした小ネタのつめこみ方が異常。みもんたの張り切り方も異常。
芸能界をネタに下した路線としては、もはや最高傑作といっても過言ではない。
ここまで頭の悪いアニメを一時間流すってのは、あなた、凄いことですよ。
半端なテレビネタには正直くびをひねってしまうときもあるが、ここまでやってくれたら認めるしかないさ。このテンションと詰め込みを忘れないでやっていって欲しい。

このスペシャルは「今夜限り」を強調しているし、ゴールデンウイーク企画の側面があまりに強いため、DVDに収録されないんじゃないかとか云われているが、もし本当ならもったいない。
テレビ好き・ヤッターマン好きなら必見の出来だった。なんとしても見て欲しい。




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