ヤッターマン限定版 ドロンボー対みのもんた
いきなりなんと
実写の成田空港の映像からスタート。
なんだなんだと思っていると、実写の掲示板がそのままアニメ変わっていく演出。
ゴールデンウイークで海外より帰ってきた人にインタビューをする宮崎アナ(さりげなく後ろで棒立ちの音屋の二人)
いけすかない子供がDSをやりながら答えるのへ、ドロンボーの三人が聞かれてもないのに乱入。
「あたしたちなんてグアムとハワイとサイパンに行って気分はグー!グーグーグー!」
「おフランスとおニューヨークとお北京にもね」
「楽しかったでまんねん」
「「「せーの、らじかるらじかる~」」」
と(見たことないけど多分)ワイドショー番組『ラジかるッ』のお約束をやる三人。
しかしこの話は大嘘。三人は海外なんか行ってないのだ。
実際はお金がないので山手線をぐるぐる回っていたのだが、虚しくなってなんとなーく成田にやってきたのだという。
く……くらい……山手線でぐるぐるって……おまえらは坊や哲か……
インチキ金儲けの才能にはあふれているのに、自分たちの娯楽のためには決して使わない、その生き様に憧れるね。
「そうだ、ただで海外に行く方法があるじゃないの」
ひらめいたドロンジョ様、バッグの中に忍びこみただ乗りを企むが、荷物チェックであっさりとばれる。
急いで逃げるが空港に出てしまい、いましも飛び立つ飛行機の車輪にひかれてペラペラに。
むしろ難しいよ、あれに轢かれるの。
「控えるだべー」
とそこへ現れるドクロベー様の伝達マシン。今回はミニ飛行機型。
「休もうなんてするからだべー」
しかし伝達マシンからは南国の音楽が。どうやら一人だけ南国リゾートを満喫してるらしい。
うーむ、シルエットくらい出るかと思ったが、ドクちゃんの姿が出てこないな。
もしかしたら、ドクちゃんの正体とか変わっているのかしらん?
とりあえず豆知識。
ゴールデンウィークというのはもともと映画業界の言葉で、この時期に映画を公開したら収入があがったことからつけられたそうな。
映画のタイトルが『少林ドロン女』に『隠し砦の三悪』……少林少女と隠し砦の三悪人か。うまいこと話題の邦画をパロッてるなあ。つうか隠し砦の三悪は、もうそうしてくれと云っているとしか。
「ちなみにいまは『名探偵コナン 戦慄の楽譜』が上映中だベー」
えげつない宣伝も忘れないドクロベー様(むしろこの時間帯のプロデューサー)
さて、今週のドクロリングを持っているのはこの人
「みのさんじゃないかい」
「みのさんの黒光りする顔……じゃなくて黒光りする指輪がドクロリングなんだべー」
というわけで、今回は一時間スペシャルということで特別版。
正式タイトル
「ヤッターマン限定版
今夜限りのドロンボー対みのもんた
アナタも一緒に脳力対決!
ガッチャマンもマッハ号も登場だコロン!」
なのだ。
このタイトル、明らかに嫌がらせの類だよなw
テレビ番組によくあるウンコタイトルをバカにしているとしか。
画面の左下に何度も「ヤッターマン限定版 今夜限りのドロンボー対みのもんた」と出ているのも嫌がらせとしか思えない。
歌を挟んで、ヤッターマン基地。
ガンちゃんたちはGWをどう過ごしているのかな?
「……これが、肩こりに効くんです。詳しくはコマーシャル」
みのもんたの番組にかぶりつきだった。
「やっぱみのさんの番組はためになるよなー」
いや、いねえだろ、みのさんを本気でリスペクトしている男子中学生。
どれだけテレビっ子なんだよガンちゃんは。
テレビのCMがヤラレタマンなのにやや受け。ヤラレタワン、やられてるし。
せっかくのGWなんだからどこかにでかけようというアイちゃんにも「どこも混んでるだろ」とひきこもり思想のガン。
「たしかに新幹線は乗車率120パー越えたりするけど……」
アイちゃんもアイちゃんで、ただパー云いたいだけだろ、おい。
そこへ駆け込んでくるオモッチャマ。
ドロンボーのインチキ商売を発見したらしい。
今回のインチキ商売はボヤネットラララ
最近ネタキャラとしての地位を確立しつつあるジャパネット高田の社長のパロだ。
あの人は存在自体がなんか面白いからずるい。
そんな
ボヤネットが紹介するのは「あのみのさんもお薦めGW海外行ったふりマシーン」
これに入ってボタン一つ押すだけで南の島に行ったみたいに日焼けできるのだ。
さらに今回はおまけとしてハワイに行ったふりグッズとして使用済み航空券や枯れたレイ、からっぽの日焼け止めまでついてきてなんとたったの十万円。さらに分割手数料までボヤネット負担なのだ!
明らかにその金でハワイに行けよ。
ジャパネットの品があんまり良くないからって、これはボッタクリすぎる。値段とか関係なしにボッタクリすぎ。そもそも商品として成り立ってない。当然誰も買うわけ……
「じゃあ一万円でいいわよ」
「一万円ならいいか」
いいのー!?
ガンちゃんなんか云ってやれよ。
「みのさんのお薦めなら申し込むしかないなー」
こいつダメな主婦と同レベルだー!(ガビーン)
どんだけみの好きなんだよガンちゃん……
しかしアイちゃんは「60パー怪しい」と引き止める。
60パーなのか、ホントに。
しかして海外にいったふりマシーンの実態は、単に絵の具をふきつけるだけのインチキでした。せこすぎる。
地下のアジトでいつものように金勘定。
あれ、アジトが以前のバージョンに戻ってる?
この話の製作が長引いて、細かい変更の伝達がうまくいかなかったのかな?
けっこう、細かいところが伝わってない製作班があるんだよね。個人的に判断基準となっているのが「オモッチャマの歯車の回り方」
オモッチャマはしゃべっている時だけ歯車が回るんだけど、たまに意味もなく回ってたり、しゃべっているのに回ってなかったりするんだ、これが。これ伝わってないんだろうなー。まあ、オモッチャマだからどーでもいーんですけどね。
テレビでは、折りしもみのさんの『愛の貧乏脱出大作戦』をやっている。時代設定いつだよ。スペシャルか?
みのさんの指輪を奪うことを宣言するドロンジョ。それを聞いたガンちゃんは
「おれの心の師匠、みのさんを襲うなんて許せねえ」
とヒートアップ。こいつ絶対あぶないやつだ。とりあえず、みのを心の師匠にするのはやめておけとしか。
と、トンズラー、右にあるダンボールの山に気がつく。
ゴミだろうから捨てようとすると、ダンボールの山からなんか出てきた。
「ちょっと山ちゃん、なんで出てきたのさ」
なんとナレーションの山寺宏一、本人の登場だ。
顔は山寺宏一だが、その等身と身体の小ささは、かつてオタスケマンに出てきたトミー・ヤマを髣髴とさせる。くー、泣かせる演出だ。
山ちゃん曰く、このダンボールは視聴者からのお便りなのだとか。
中にはお子様の描いたイラストお手紙がぎっしり。
なにが描いてあるのかさっぱりわからないあたりが実にお子様チック。
三悪のコメントも
「いいタッチじゃないかい」
「上手でまんねん」
「立派だよ立派」
と抽象的なのがほめてるのかほめ殺しなのかわからなくてたまらない。
ファンレターはヤッターマンあてばかり。
しかし、中にはドロンボー宛てのもあった
東京都台東区のにった いちろうちゃん(39)からのお便り……って「ちゃん」じゃねえだろ「ちゃん」じゃw
このにったいちろうちゃん、ナイスリクエスト。
昔みたいに歌いながらメカ作りをして欲しいとのこと。
リクエストに答えて、今回は『天才ドロンボー`08』が流れることに!
昔の映像をバックに山ちゃんの名調子。懐かしくって泣けるなぁ(いやまあ、実際は自分はちょくちょく見てるからそんなに懐かしくはないんだけどw)
「やられやられて三十年。それでもめげずに戦います。だってぼくらは天才だから。パパやママも歌える名曲です。それでは聞いていただきましょう。ドロンボー一味で、『天才ドロンボー』はりきってどうぞ!」
山本正之先生に「あの方たちは化け物ですねー。三十年前と変わっていない」と云わしめた『天才ドロンボー`08』、これはもう聞いて判断してもらうしかない。六月にはシングルやアルバム『ドロンボー伝説』が出るので、是非買って是非行きたい。
今週のメカは「ゴールデンウイーク&子供の日&日テレゴーゴー五十周年記念おまけに読売テレビ五十周年記念『ゴーゴーゴールデンコイノボラー』よー」
というわけでノリノリの三人、みのもんたのもとへしゅっぱーつ、というところでCMへ。
ヤッターマンもみのさんを守るために出動。
「みのさん今いきまーす」
ガンちゃんはほんとにみのの好きなアホだなあ。
ドロンボーはといえば「ミノミノ」うるさい特製みのちゃんレーダーで即座にみの発見。
「やるねボヤッキーねいけてるねもてもてだねボヤタクだねー」
「……そうかい?」
まさかのボヤタク再登場。
「ブタもおだてりゃ……木に登るんだぁ」
おだてブタまでキムタク調に。
「ちょ、まてよぉ」
ボヤッキー、前よりキムタクの真似がうまくなってるしw
その頃、みのさんはテレビ局から移動しようとしていた。大型リムジンで。
つうかリムジン長すぎ。十m以上あるだろw どうやって曲がるんだよ。バカにしているのかしら。
みのに群がるおばさま方をみたボヤやん、
「なにかしらあの全国の元女子高生のみなさんは」
と非常におだやかな表現。
そんなこんなでみのをのせたリムジンがズバーっと出発。
車内ではみのが優雅にブランデーグラスを傾け……ってデカっ!グラスでかっ!それみのじゃなくて石原ゆうたろうだからw
スケジュール確認をするみの。
「困っちゃうね、忙しすぎて」
と楽しそう。
「みのさんてなんでこんなに仕事できるんだろうね?」
とナレちゃんも不思議顔。実はコレが今回のポイントで……
ちなみにみのの声、なんと本人である。
そして超ノリノリ。みの本人を演じているとはいえ、違和感薄し。たいしたもんだ。叶姉妹とはえらいちがい。
まあ、みのは普段からテレビ番組では演じている感じでうさんくさいからなーw
加えて、叶姉妹のときは番組全体が無理に二人を持ち上げている感があったが、今回は半分バカにしている感があり。
バカにしているとは云ったが、愛のあるバカに仕方だ。みのもんたという商品イメージを実によくわかってネタにしている。とはいえ、この小バカにしたような扱いをういういと
こなすみの、恐るべし。この節操のなさこそがみのもんたの最大の武器なのだろうなあ。
リムジンを襲うドロンボーメカ。
(まさかあいつら、おれの黒い秘密を暴くつもりじゃないだろうな)
不安に駆られたみのもんた、だれかにTELを開始する。
突然の頼みを承諾した相手は、マッハの速度で登場。
なんと相手はマッハ号。『マッハGO!GO!GO!』の主役メカだる
「ドロンボー、許さないぞ!」
マッハ号vsドロンボー!
ということでCMへ。
早速『マッハGO!GO!GO!』の解説。
今夏、ハリウッドで映画が公開されるなどの宣伝もしっかりして、いよいよマッハ号との対決。
ちなみにこれも五十周年とかのゴーゴーネタの一環なんだなw
ドロンボーの攻撃をオートジャッキで交わし、チョッパーでドロンボーメカのタイヤを切る。昔のままの攻撃方法で見事撃退。
「この世に悪は栄えない」
爽やかに去っていくマッハ号なのであった。
無事しおどめテレビに着いたみのもんた。
(あのスーツケースの秘密は、誰にもしられちゃいけない)
二つのスーツケースをにらみ、決意を新たにするみのもんた。
しおどめテレビに到着していたヤッターマン一行はみのもんたを探していた。
通りすがりの100パーズームインなマスコット、ズーミン・チャーミンに場所を聞き、いざみのもんたのところへ……
というところで通りすがりの久本雅美に遭遇し、圧倒されるガンちゃん。
その後ろからついにみのさん登場。
挨拶するなり「お嬢さん、どこから来たの」といつものみの節がスタート。
「え、国分寺ですけど」
あそこ、国分寺だったのかw
タツノコプロは国分寺にあるので、油断するとなんでも国分寺だぜ。
「で、お悩みは?学校?恋愛関係?ははあん、旦那だね?」
と炸裂するみのトーク。そして後ろで感動するガンちゃん(こいつ絶対頭おかしいよ)
「はい、テレホンカード」
とテレカまでくれるみの。アイちゃんも「8パー嬉しいです」と素直な感想を漏らすのであった。
みのの楽屋で事情を説明するヤッターマン。
しかしこのアニメ、楽屋がよく出てくるなーw
「身を隠してください」
と熱弁するガンちゃん。しかしみのは
「で、お嬢さん、どこから来たの?」
ふりだしに戻っていた。
「仕事がたくさんあるからね、隠れてなんかいられないの」
やんわりとプロ根性を見せるみの。
ガンちゃんはその意思を確かめる
「最後のアンサー?」
「…………最後のアンサー」
ファイナルアンサーは多局だから使えないのかしらw
緊迫した空気の中、『みのズバ』が始まる。
テロップをはがしてニュースを紹介していくあの番組だ。
早速みのがテロップを剥がしていく。
「おはようございます」
「みの」
「もんたです」
テロップの使い方間違ってるー!?
そんな収録風景を眺めるドロンジョ&トンズラー。
ボディーガードがいる限り、リングは奪えそうにない。みのがボディガードから離れた瞬間を狙うしかないと画策する。
さらにテロップがはがされていく。
「意外と息の長い芸人といえば」
「のじまよしおです」
あらわれたのじまよしおの等身大写真は目の部分が破れて、ボヤッキーの目が。
ここでCMへ。
「ここからのヤッターマン限定版はご覧のスポンサーで提供するのであーる」
「ならそんなの見逃せねえ。ならそんなの見逃せねえ」
これはいい小島よしおネタ。
CM明け、ちゃんとパンツ一丁になっているボヤッキー。
写真の手の部分を破いて、みのさんのリングに魔手を伸ばす。が、届かない。
そうこうしているうちにコーナーが終わってしまう。
「以上、七時半またぎのコーナーでした」
って、ほんとに実際の時間が七時半w
やるなあ、時間コントロール。このために朝ズバパロをここにもってたのか。
「いや、今日のみのズバも面白かったなあ」
「最高だコロン」
楽屋で満喫しているヤッターマン一行。つうかオモッチャマもみの信者なのかよ。どうなってんだよ。
しかしバカ二人とはちがい、アイちゃんはスーツケースを不信に思っている。
そこで楽屋へ戻ってきたみのもんた。早速アイちゃんに「で、お悩みは?」
何回聞くつもりだこのみのはw
指輪に話が及ぶと「この指輪には魔法がかかっているんだ」とのこと
「ええ、まさか健康になったりするんですか?」
ガンちゃんは中学生なのに健康に興味持ちすぎ。
「ハハハ、本当に魔法がかかつているわけじゃありませんよ」
指輪の由来を説明してくれるみのもんた。
昔、みのもんたが小学三年生の時のこと。
学芸会の劇に出ることになったみのだが、とても緊張して学校にも行きたくないくらいになっていた。
そんなみのに母は、指輪を与え、おまじないを唱えたのだという。
みのは自信を取り戻し、無事、役を演じきることが出来たのだという。
以来、みのにとって指輪は緊張をなくしてくれる魔法の指輪となったのだ。
この一見するといい話、ツッコミどころが多すぎて困る。
・母親の顔がみのとまったく同じ。
・母親がみのもんたを呼び時「みのちゃん」
・おまじないが「ズバーズバーズバーッと」
・少年みの、母親に対して「お嬢さん」
・「ぼく学校へ行くよ。学校へ行こう!」またみの番組ネタか。それが云いたかっただけちゃうんかと
・みのの役がみの虫。しかも劇はどう見ても桃太郎なのに。
この短いエピソードに笑い所多すぎだろ。ずるいよ。
しんみりとしたムードが漂う中、みのは番組の準備をはじめる。
ヤッターマンは楽屋の外で待ちながら「次の番組、テンション大丈夫かな」と心配する。しかし出てきたみのもんたは「ズバーっと行っちゃうよー」とやたらハイテンション。みののプロ根性に感動するガンちゃん。
さて次の番組は『クイズ ミノオネア』いくら元番組がみのの独壇場とはいえ、これは……w
出場者のみなさんは……って、おお!
タイムボカンよりマージョ一味に丹平ちゃんたち、アクダマンにゼンダマン、なんと豪華なクイズ番組。チキチキウゴウゴホゲホゲマシーン猛レースかしらん。そしてしれっと混じってるドロンボー。
最初の挑戦者にうまいこと選ばれたドロンボー、クイズに挑戦することに。
「三問連続で正解すれば一千万円があなたのもとに」
楽だな、このクイズw
クイズの一問目は間違い探し。
二つのアイちゃんの絵を見比べて、間違いを探せというもの。
ドロンジョはトンズラーにどれだと思うか聞くと、トンズラーは
「わいは一番か二番か三番だと思う」
「じゃ四番」
「最後のアンサー?」
「最後のアンサー!」
「……正解!」
なんというトンズラーの信憑性w
続いて二問目は、5×5のカタカナの中に、ヤッターマンに出てくるキャラの名前が隠れているとのこと。
ちなみにこのカタカナ文、中には答えのほかに声優陣の名前が隠されている。
オハラノリコ、タテカベ、ヤナミ、シズカ、ヨシノなどだ。
ドロンジョ、今回はボヤッキーに訊ねる。
「二番だと思うです、ハイ」
「じゃ四番」
だれも信頼してねえな、ドロンコw
「最後のアンサー?」
「最後のアンサー!」
ここでやたらと間をとるみのもんた。
ドロンボーをドキドキさせ、残念そうな顔をする……かと思えば一転、笑顔に。そして告げる。
「……残念!」
まさにどこからどう見てもみのもんただ。
ドロンボーが二問目で終わってしまったため、三問目は視聴者への問題に。
これがほんとに視聴者への問題で「今日のヤッターマンの最後に出てくるタツノコキャラはだれ?」というもの。正解者の中から抽選で50名にプレゼントあり。
つまりプレゼントをエサに最後まで番組を見てもらおうというえげつなーい戦略なのだ。
き、きたねえ……大人はきたねえよ!
プレゼントはなんと『ヤッターマンDS』
……いらねー……激しくいらねえ……
その頃のヤッターマン
「ミノオネアも面白かったなー」
「ガンちゃんはほんとにみのさんが好きでコロンねー」
ほんと、気持ち悪いくらいだよ。
「いいこと思いついた」
お前、おれの尻の中でションベンしろ
じゃなくて。
「次の番組はスタジオで見せてもらおうぜ!」
みのはといえばトイレで髪型を整えながら、今夜どこへ飲みに行くのかを思案していた。
「久しぶりに京都でも飲みに行っちゃうかな」
夜の帝王でもあるみの、行きつけの店が京都にもあることはみのマニアなら常識だよね!
みのネタ細かすぎ。
と、そこへ天井からあらわれるドロンボー。
トンズラーの催眠術により、眠りに落ちたみのもんた。
慌ててかけつけたボディガードも催眠術にやぶれてしまう。トンズラーすげえ。
しかも、みのがいなくなった時の混乱をおさえる方法もばっちり用意されているのだ。
で、次の番組『みのみのドッキリテレビ』の収録。
そこにいたのは、どう見ても黒く塗っただけのシャネルズ状態なドタ靴鼻の人だった。
「あのみのさん、いつもと20パー違う感じ」
20パーでいいのかアイちゃんよ。まあファンじゃないからわからんのか。
その点みの信者のガンちゃんは
「そうかなあ」
なんも気づいてねえ。こいつただのダメ人間だ。
ノリノリでとりあえずテレホンカードを配るボヤッキー。
生電話コーナーも開始。今回の相談者は五歳のヒロシくん。お悩みは「パパのおならが臭いんです」
みのボヤッキー、事情を一通り聞くと「パパより臭いおならをすればいい」と名解答を出し、一方的に電話を切ってしまう。
感心するガンちゃんと、50パー怪しむアイちゃん。
そしてコメンテーター席に座るハッチ、ハクション大魔王、南部博士。
いつも思うんだが、南部博士の顔はずるいよ。なに目をつぶって真面目に考えてるんだよるそれだけで面白いだろうが、ずるいよ博士。
ともあれ、見事みのになりおおせたかに見えたボヤッキーだが、最後にこけて変装がばれてしまうのであった。
いきなりなんと
実写の成田空港の映像からスタート。
なんだなんだと思っていると、実写の掲示板がそのままアニメ変わっていく演出。
ゴールデンウイークで海外より帰ってきた人にインタビューをする宮崎アナ(さりげなく後ろで棒立ちの音屋の二人)
いけすかない子供がDSをやりながら答えるのへ、ドロンボーの三人が聞かれてもないのに乱入。
「あたしたちなんてグアムとハワイとサイパンに行って気分はグー!グーグーグー!」
「おフランスとおニューヨークとお北京にもね」
「楽しかったでまんねん」
「「「せーの、らじかるらじかる~」」」
と(見たことないけど多分)ワイドショー番組『ラジかるッ』のお約束をやる三人。
しかしこの話は大嘘。三人は海外なんか行ってないのだ。
実際はお金がないので山手線をぐるぐる回っていたのだが、虚しくなってなんとなーく成田にやってきたのだという。
く……くらい……山手線でぐるぐるって……おまえらは坊や哲か……
インチキ金儲けの才能にはあふれているのに、自分たちの娯楽のためには決して使わない、その生き様に憧れるね。
「そうだ、ただで海外に行く方法があるじゃないの」
ひらめいたドロンジョ様、バッグの中に忍びこみただ乗りを企むが、荷物チェックであっさりとばれる。
急いで逃げるが空港に出てしまい、いましも飛び立つ飛行機の車輪にひかれてペラペラに。
むしろ難しいよ、あれに轢かれるの。
「控えるだべー」
とそこへ現れるドクロベー様の伝達マシン。今回はミニ飛行機型。
「休もうなんてするからだべー」
しかし伝達マシンからは南国の音楽が。どうやら一人だけ南国リゾートを満喫してるらしい。
うーむ、シルエットくらい出るかと思ったが、ドクちゃんの姿が出てこないな。
もしかしたら、ドクちゃんの正体とか変わっているのかしらん?
とりあえず豆知識。
ゴールデンウィークというのはもともと映画業界の言葉で、この時期に映画を公開したら収入があがったことからつけられたそうな。
映画のタイトルが『少林ドロン女』に『隠し砦の三悪』……少林少女と隠し砦の三悪人か。うまいこと話題の邦画をパロッてるなあ。つうか隠し砦の三悪は、もうそうしてくれと云っているとしか。
「ちなみにいまは『名探偵コナン 戦慄の楽譜』が上映中だベー」
えげつない宣伝も忘れないドクロベー様(むしろこの時間帯のプロデューサー)
さて、今週のドクロリングを持っているのはこの人
「みのさんじゃないかい」
「みのさんの黒光りする顔……じゃなくて黒光りする指輪がドクロリングなんだべー」
というわけで、今回は一時間スペシャルということで特別版。
正式タイトル
「ヤッターマン限定版
今夜限りのドロンボー対みのもんた
アナタも一緒に脳力対決!
ガッチャマンもマッハ号も登場だコロン!」
なのだ。
このタイトル、明らかに嫌がらせの類だよなw
テレビ番組によくあるウンコタイトルをバカにしているとしか。
画面の左下に何度も「ヤッターマン限定版 今夜限りのドロンボー対みのもんた」と出ているのも嫌がらせとしか思えない。
歌を挟んで、ヤッターマン基地。
ガンちゃんたちはGWをどう過ごしているのかな?
「……これが、肩こりに効くんです。詳しくはコマーシャル」
みのもんたの番組にかぶりつきだった。
「やっぱみのさんの番組はためになるよなー」
いや、いねえだろ、みのさんを本気でリスペクトしている男子中学生。
どれだけテレビっ子なんだよガンちゃんは。
テレビのCMがヤラレタマンなのにやや受け。ヤラレタワン、やられてるし。
せっかくのGWなんだからどこかにでかけようというアイちゃんにも「どこも混んでるだろ」とひきこもり思想のガン。
「たしかに新幹線は乗車率120パー越えたりするけど……」
アイちゃんもアイちゃんで、ただパー云いたいだけだろ、おい。
そこへ駆け込んでくるオモッチャマ。
ドロンボーのインチキ商売を発見したらしい。
今回のインチキ商売はボヤネットラララ
最近ネタキャラとしての地位を確立しつつあるジャパネット高田の社長のパロだ。
あの人は存在自体がなんか面白いからずるい。
そんな
ボヤネットが紹介するのは「あのみのさんもお薦めGW海外行ったふりマシーン」
これに入ってボタン一つ押すだけで南の島に行ったみたいに日焼けできるのだ。
さらに今回はおまけとしてハワイに行ったふりグッズとして使用済み航空券や枯れたレイ、からっぽの日焼け止めまでついてきてなんとたったの十万円。さらに分割手数料までボヤネット負担なのだ!
明らかにその金でハワイに行けよ。
ジャパネットの品があんまり良くないからって、これはボッタクリすぎる。値段とか関係なしにボッタクリすぎ。そもそも商品として成り立ってない。当然誰も買うわけ……
「じゃあ一万円でいいわよ」
「一万円ならいいか」
いいのー!?
ガンちゃんなんか云ってやれよ。
「みのさんのお薦めなら申し込むしかないなー」
こいつダメな主婦と同レベルだー!(ガビーン)
どんだけみの好きなんだよガンちゃん……
しかしアイちゃんは「60パー怪しい」と引き止める。
60パーなのか、ホントに。
しかして海外にいったふりマシーンの実態は、単に絵の具をふきつけるだけのインチキでした。せこすぎる。
地下のアジトでいつものように金勘定。
あれ、アジトが以前のバージョンに戻ってる?
この話の製作が長引いて、細かい変更の伝達がうまくいかなかったのかな?
けっこう、細かいところが伝わってない製作班があるんだよね。個人的に判断基準となっているのが「オモッチャマの歯車の回り方」
オモッチャマはしゃべっている時だけ歯車が回るんだけど、たまに意味もなく回ってたり、しゃべっているのに回ってなかったりするんだ、これが。これ伝わってないんだろうなー。まあ、オモッチャマだからどーでもいーんですけどね。
テレビでは、折りしもみのさんの『愛の貧乏脱出大作戦』をやっている。時代設定いつだよ。スペシャルか?
みのさんの指輪を奪うことを宣言するドロンジョ。それを聞いたガンちゃんは
「おれの心の師匠、みのさんを襲うなんて許せねえ」
とヒートアップ。こいつ絶対あぶないやつだ。とりあえず、みのを心の師匠にするのはやめておけとしか。
と、トンズラー、右にあるダンボールの山に気がつく。
ゴミだろうから捨てようとすると、ダンボールの山からなんか出てきた。
「ちょっと山ちゃん、なんで出てきたのさ」
なんとナレーションの山寺宏一、本人の登場だ。
顔は山寺宏一だが、その等身と身体の小ささは、かつてオタスケマンに出てきたトミー・ヤマを髣髴とさせる。くー、泣かせる演出だ。
山ちゃん曰く、このダンボールは視聴者からのお便りなのだとか。
中にはお子様の描いたイラストお手紙がぎっしり。
なにが描いてあるのかさっぱりわからないあたりが実にお子様チック。
三悪のコメントも
「いいタッチじゃないかい」
「上手でまんねん」
「立派だよ立派」
と抽象的なのがほめてるのかほめ殺しなのかわからなくてたまらない。
ファンレターはヤッターマンあてばかり。
しかし、中にはドロンボー宛てのもあった
東京都台東区のにった いちろうちゃん(39)からのお便り……って「ちゃん」じゃねえだろ「ちゃん」じゃw
このにったいちろうちゃん、ナイスリクエスト。
昔みたいに歌いながらメカ作りをして欲しいとのこと。
リクエストに答えて、今回は『天才ドロンボー`08』が流れることに!
昔の映像をバックに山ちゃんの名調子。懐かしくって泣けるなぁ(いやまあ、実際は自分はちょくちょく見てるからそんなに懐かしくはないんだけどw)
「やられやられて三十年。それでもめげずに戦います。だってぼくらは天才だから。パパやママも歌える名曲です。それでは聞いていただきましょう。ドロンボー一味で、『天才ドロンボー』はりきってどうぞ!」
山本正之先生に「あの方たちは化け物ですねー。三十年前と変わっていない」と云わしめた『天才ドロンボー`08』、これはもう聞いて判断してもらうしかない。六月にはシングルやアルバム『ドロンボー伝説』が出るので、是非買って是非行きたい。
今週のメカは「ゴールデンウイーク&子供の日&日テレゴーゴー五十周年記念おまけに読売テレビ五十周年記念『ゴーゴーゴールデンコイノボラー』よー」
というわけでノリノリの三人、みのもんたのもとへしゅっぱーつ、というところでCMへ。
ヤッターマンもみのさんを守るために出動。
「みのさん今いきまーす」
ガンちゃんはほんとにみのの好きなアホだなあ。
ドロンボーはといえば「ミノミノ」うるさい特製みのちゃんレーダーで即座にみの発見。
「やるねボヤッキーねいけてるねもてもてだねボヤタクだねー」
「……そうかい?」
まさかのボヤタク再登場。
「ブタもおだてりゃ……木に登るんだぁ」
おだてブタまでキムタク調に。
「ちょ、まてよぉ」
ボヤッキー、前よりキムタクの真似がうまくなってるしw
その頃、みのさんはテレビ局から移動しようとしていた。大型リムジンで。
つうかリムジン長すぎ。十m以上あるだろw どうやって曲がるんだよ。バカにしているのかしら。
みのに群がるおばさま方をみたボヤやん、
「なにかしらあの全国の元女子高生のみなさんは」
と非常におだやかな表現。
そんなこんなでみのをのせたリムジンがズバーっと出発。
車内ではみのが優雅にブランデーグラスを傾け……ってデカっ!グラスでかっ!それみのじゃなくて石原ゆうたろうだからw
スケジュール確認をするみの。
「困っちゃうね、忙しすぎて」
と楽しそう。
「みのさんてなんでこんなに仕事できるんだろうね?」
とナレちゃんも不思議顔。実はコレが今回のポイントで……
ちなみにみのの声、なんと本人である。
そして超ノリノリ。みの本人を演じているとはいえ、違和感薄し。たいしたもんだ。叶姉妹とはえらいちがい。
まあ、みのは普段からテレビ番組では演じている感じでうさんくさいからなーw
加えて、叶姉妹のときは番組全体が無理に二人を持ち上げている感があったが、今回は半分バカにしている感があり。
バカにしているとは云ったが、愛のあるバカに仕方だ。みのもんたという商品イメージを実によくわかってネタにしている。とはいえ、この小バカにしたような扱いをういういと
こなすみの、恐るべし。この節操のなさこそがみのもんたの最大の武器なのだろうなあ。
リムジンを襲うドロンボーメカ。
(まさかあいつら、おれの黒い秘密を暴くつもりじゃないだろうな)
不安に駆られたみのもんた、だれかにTELを開始する。
突然の頼みを承諾した相手は、マッハの速度で登場。
なんと相手はマッハ号。『マッハGO!GO!GO!』の主役メカだる
「ドロンボー、許さないぞ!」
マッハ号vsドロンボー!
ということでCMへ。
早速『マッハGO!GO!GO!』の解説。
今夏、ハリウッドで映画が公開されるなどの宣伝もしっかりして、いよいよマッハ号との対決。
ちなみにこれも五十周年とかのゴーゴーネタの一環なんだなw
ドロンボーの攻撃をオートジャッキで交わし、チョッパーでドロンボーメカのタイヤを切る。昔のままの攻撃方法で見事撃退。
「この世に悪は栄えない」
爽やかに去っていくマッハ号なのであった。
無事しおどめテレビに着いたみのもんた。
(あのスーツケースの秘密は、誰にもしられちゃいけない)
二つのスーツケースをにらみ、決意を新たにするみのもんた。
しおどめテレビに到着していたヤッターマン一行はみのもんたを探していた。
通りすがりの100パーズームインなマスコット、ズーミン・チャーミンに場所を聞き、いざみのもんたのところへ……
というところで通りすがりの久本雅美に遭遇し、圧倒されるガンちゃん。
その後ろからついにみのさん登場。
挨拶するなり「お嬢さん、どこから来たの」といつものみの節がスタート。
「え、国分寺ですけど」
あそこ、国分寺だったのかw
タツノコプロは国分寺にあるので、油断するとなんでも国分寺だぜ。
「で、お悩みは?学校?恋愛関係?ははあん、旦那だね?」
と炸裂するみのトーク。そして後ろで感動するガンちゃん(こいつ絶対頭おかしいよ)
「はい、テレホンカード」
とテレカまでくれるみの。アイちゃんも「8パー嬉しいです」と素直な感想を漏らすのであった。
みのの楽屋で事情を説明するヤッターマン。
しかしこのアニメ、楽屋がよく出てくるなーw
「身を隠してください」
と熱弁するガンちゃん。しかしみのは
「で、お嬢さん、どこから来たの?」
ふりだしに戻っていた。
「仕事がたくさんあるからね、隠れてなんかいられないの」
やんわりとプロ根性を見せるみの。
ガンちゃんはその意思を確かめる
「最後のアンサー?」
「…………最後のアンサー」
ファイナルアンサーは多局だから使えないのかしらw
緊迫した空気の中、『みのズバ』が始まる。
テロップをはがしてニュースを紹介していくあの番組だ。
早速みのがテロップを剥がしていく。
「おはようございます」
「みの」
「もんたです」
テロップの使い方間違ってるー!?
そんな収録風景を眺めるドロンジョ&トンズラー。
ボディーガードがいる限り、リングは奪えそうにない。みのがボディガードから離れた瞬間を狙うしかないと画策する。
さらにテロップがはがされていく。
「意外と息の長い芸人といえば」
「のじまよしおです」
あらわれたのじまよしおの等身大写真は目の部分が破れて、ボヤッキーの目が。
ここでCMへ。
「ここからのヤッターマン限定版はご覧のスポンサーで提供するのであーる」
「ならそんなの見逃せねえ。ならそんなの見逃せねえ」
これはいい小島よしおネタ。
CM明け、ちゃんとパンツ一丁になっているボヤッキー。
写真の手の部分を破いて、みのさんのリングに魔手を伸ばす。が、届かない。
そうこうしているうちにコーナーが終わってしまう。
「以上、七時半またぎのコーナーでした」
って、ほんとに実際の時間が七時半w
やるなあ、時間コントロール。このために朝ズバパロをここにもってたのか。
「いや、今日のみのズバも面白かったなあ」
「最高だコロン」
楽屋で満喫しているヤッターマン一行。つうかオモッチャマもみの信者なのかよ。どうなってんだよ。
しかしバカ二人とはちがい、アイちゃんはスーツケースを不信に思っている。
そこで楽屋へ戻ってきたみのもんた。早速アイちゃんに「で、お悩みは?」
何回聞くつもりだこのみのはw
指輪に話が及ぶと「この指輪には魔法がかかっているんだ」とのこと
「ええ、まさか健康になったりするんですか?」
ガンちゃんは中学生なのに健康に興味持ちすぎ。
「ハハハ、本当に魔法がかかつているわけじゃありませんよ」
指輪の由来を説明してくれるみのもんた。
昔、みのもんたが小学三年生の時のこと。
学芸会の劇に出ることになったみのだが、とても緊張して学校にも行きたくないくらいになっていた。
そんなみのに母は、指輪を与え、おまじないを唱えたのだという。
みのは自信を取り戻し、無事、役を演じきることが出来たのだという。
以来、みのにとって指輪は緊張をなくしてくれる魔法の指輪となったのだ。
この一見するといい話、ツッコミどころが多すぎて困る。
・母親の顔がみのとまったく同じ。
・母親がみのもんたを呼び時「みのちゃん」
・おまじないが「ズバーズバーズバーッと」
・少年みの、母親に対して「お嬢さん」
・「ぼく学校へ行くよ。学校へ行こう!」またみの番組ネタか。それが云いたかっただけちゃうんかと
・みのの役がみの虫。しかも劇はどう見ても桃太郎なのに。
この短いエピソードに笑い所多すぎだろ。ずるいよ。
しんみりとしたムードが漂う中、みのは番組の準備をはじめる。
ヤッターマンは楽屋の外で待ちながら「次の番組、テンション大丈夫かな」と心配する。しかし出てきたみのもんたは「ズバーっと行っちゃうよー」とやたらハイテンション。みののプロ根性に感動するガンちゃん。
さて次の番組は『クイズ ミノオネア』いくら元番組がみのの独壇場とはいえ、これは……w
出場者のみなさんは……って、おお!
タイムボカンよりマージョ一味に丹平ちゃんたち、アクダマンにゼンダマン、なんと豪華なクイズ番組。チキチキウゴウゴホゲホゲマシーン猛レースかしらん。そしてしれっと混じってるドロンボー。
最初の挑戦者にうまいこと選ばれたドロンボー、クイズに挑戦することに。
「三問連続で正解すれば一千万円があなたのもとに」
楽だな、このクイズw
クイズの一問目は間違い探し。
二つのアイちゃんの絵を見比べて、間違いを探せというもの。
ドロンジョはトンズラーにどれだと思うか聞くと、トンズラーは
「わいは一番か二番か三番だと思う」
「じゃ四番」
「最後のアンサー?」
「最後のアンサー!」
「……正解!」
なんというトンズラーの信憑性w
続いて二問目は、5×5のカタカナの中に、ヤッターマンに出てくるキャラの名前が隠れているとのこと。
ちなみにこのカタカナ文、中には答えのほかに声優陣の名前が隠されている。
オハラノリコ、タテカベ、ヤナミ、シズカ、ヨシノなどだ。
ドロンジョ、今回はボヤッキーに訊ねる。
「二番だと思うです、ハイ」
「じゃ四番」
だれも信頼してねえな、ドロンコw
「最後のアンサー?」
「最後のアンサー!」
ここでやたらと間をとるみのもんた。
ドロンボーをドキドキさせ、残念そうな顔をする……かと思えば一転、笑顔に。そして告げる。
「……残念!」
まさにどこからどう見てもみのもんただ。
ドロンボーが二問目で終わってしまったため、三問目は視聴者への問題に。
これがほんとに視聴者への問題で「今日のヤッターマンの最後に出てくるタツノコキャラはだれ?」というもの。正解者の中から抽選で50名にプレゼントあり。
つまりプレゼントをエサに最後まで番組を見てもらおうというえげつなーい戦略なのだ。
き、きたねえ……大人はきたねえよ!
プレゼントはなんと『ヤッターマンDS』
……いらねー……激しくいらねえ……
その頃のヤッターマン
「ミノオネアも面白かったなー」
「ガンちゃんはほんとにみのさんが好きでコロンねー」
ほんと、気持ち悪いくらいだよ。
「いいこと思いついた」
お前、おれの尻の中でションベンしろ
じゃなくて。
「次の番組はスタジオで見せてもらおうぜ!」
みのはといえばトイレで髪型を整えながら、今夜どこへ飲みに行くのかを思案していた。
「久しぶりに京都でも飲みに行っちゃうかな」
夜の帝王でもあるみの、行きつけの店が京都にもあることはみのマニアなら常識だよね!
みのネタ細かすぎ。
と、そこへ天井からあらわれるドロンボー。
トンズラーの催眠術により、眠りに落ちたみのもんた。
慌ててかけつけたボディガードも催眠術にやぶれてしまう。トンズラーすげえ。
しかも、みのがいなくなった時の混乱をおさえる方法もばっちり用意されているのだ。
で、次の番組『みのみのドッキリテレビ』の収録。
そこにいたのは、どう見ても黒く塗っただけのシャネルズ状態なドタ靴鼻の人だった。
「あのみのさん、いつもと20パー違う感じ」
20パーでいいのかアイちゃんよ。まあファンじゃないからわからんのか。
その点みの信者のガンちゃんは
「そうかなあ」
なんも気づいてねえ。こいつただのダメ人間だ。
ノリノリでとりあえずテレホンカードを配るボヤッキー。
生電話コーナーも開始。今回の相談者は五歳のヒロシくん。お悩みは「パパのおならが臭いんです」
みのボヤッキー、事情を一通り聞くと「パパより臭いおならをすればいい」と名解答を出し、一方的に電話を切ってしまう。
感心するガンちゃんと、50パー怪しむアイちゃん。
そしてコメンテーター席に座るハッチ、ハクション大魔王、南部博士。
いつも思うんだが、南部博士の顔はずるいよ。なに目をつぶって真面目に考えてるんだよるそれだけで面白いだろうが、ずるいよ博士。
ともあれ、見事みのになりおおせたかに見えたボヤッキーだが、最後にこけて変装がばれてしまうのであった。
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