Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

育雛期

2018-06-07 09:20:31 | 写真

オオタカの森、雛が生まれたこの時期、♂は餌運びに大変である。 雛の成長は餌の量に比例する。 餌が豊富だと日に日に大きくなる。 これまでで一番早い巣立は6月3日だった。

カメラマンなどに囲まれると、ストレスを感じて餌運びが鈍くなり、巣立はめっきり遅くなるのだ。 最悪の場合、雛が死んでしまうこともあるのである。

初めて観察したペアの♂は賢く、雛の成長に合わせて餌を持ってきた。 雛が小さい時は、何か小鳥の雛の様なものを持ってくる。 その後成長に合わせスズメ、コジュケイの雛、ムクドリとだんだん大きくなってゆき、最終的にはほとんどムクドリになる。 また♀には雛とは別に、ハト、コジュケイ、コサギなど大きな餌を持ってくるのだった。

♂♀の餌渡しは一瞬、太い枝などで行う。 この時期親鳥は大忙しである。 静かに見守りたいと思う・・・・。

一瞬の餌渡し。

餌を食べる♀。 雛に与えた残りのようだ。

ひっそり咲くアカバナユウゲショウの花。

コメント
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