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社台TC・サンデーTC、3歳世代のデビュー率は?

2006-02-06 20:59:14 | 一口馬主
 出資馬ベストポディウムがなかなか入厩してくれない
山元TCで充分乗り込まれており、入厩できる仕上がりになってるはずだが、馬房の都合だろうか?もう少し待たされそうだ


 おそらく、もうほとんどの馬がデビューしているのだろう。もう2月、春のクラシックの勢力図も出来上がりつつある季節だ。毎年多くの活躍馬をクラシックに出走させるこのクラブは、ベストポディウムのような未出走馬がどのくらいいるのだろうか?
 社台TC&サンデーTCの中から本馬と同じ2004年募集(現3歳世代)の関東馬を調べてみることにした。
社台TCからはキャロットに行ったフォレストエンゼルを除く45頭、サンデーTCからは募集中止になったシラオキシャルマンを除く44頭が調査対象だ。使用したのはnetkeiba.comのデータ(1月29日現在)。

 社台TC(関東)全45頭中、
未出走20頭、未勝利19頭、1勝6頭、2勝以上0頭
未出走の割合44%、全馬に対する勝ち上がる割合13%、
デビューした馬に対する勝ち上がる割合24%

 サンデーTC(関東)全44頭中、
未出走21頭、未勝利10頭、1勝11頭、2勝以上2頭 
未出走の48割合%、全馬に対する勝ち上がる割合30%、
デビューした馬に対する勝ち上がる割合57%

 両クラブ関東合計 全89頭中、
未出走41頭、未勝利29頭、1勝17頭、2勝以上
未出走の割合46%、全馬に対する勝ち上がる割合21%
デビュー馬に対する勝ち上がる割合
40%


 ほとんど馬がデビューしているのでは?と思っていたが大きな勘違いだった。一言で言えば、2頭に1頭はまだデビューしていない。だからベストポディウムが特別遅いというわけではなかったようだ。
 さすがと思わせてくれたのは、「デビューさえ出来れば勝ち上がる割合は40%!」というもの。しかも、今は未勝利馬でも、その多くの馬が、内容からして「今後、勝てそうな未勝利馬」だった。デビューを直前に控えていて、出てくれば人気になるだろう、という馬もたくさんいた。 また今回、1/29現在なので未勝利に数えたが、その後2月4日にジェイウォークが見事勝ち上がっている。
 

 気になったのは、未出走41頭の中には、ミューズダンス(母ミュンシー)、スムーズセイリング(母ダイナフェアリー)、バレークイーンの03バレステロス(母バーシャ)、フサイチミニヨンの03といったすでに引退した高素質馬たちが含まれていた。これらの他にも、ケガやアクシデントで引退したり、予後不良になった馬たちも見られた。この中にはクラシック候補と呼ばれた馬もおり、改めてその厳しさを感じた。

 そう考えれば、多少のデビューの遅れくらい「まぁいいや」って気がしてきた
首が長くなってきたような気もするが・・・

~楽しみは、まだ先のようだ