西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

大東市のフタ

2010年05月08日 23時19分00秒 | マンホール
 大阪府大東市(だいとうし)のマンホール。



 河内絵巻「野崎参り」の絵図から、引用されたものらしい。

 江戸時代盛んだった「野崎参り」は、船上の参詣客と岸を歩く参詣客の間で悪口を罵り合うという変わった風習があり、別名「悪口祭」とも呼べれていたようだ。
 罵り合いに勝てば、その一年を幸せに過ごせるとされていたとか。




 亀甲模様の中心に市章。
 市章は「大」「と」「う」の文字を結合されデザイン化されたもの。


 2010(平成22)年5月6日、同市野崎にて撮影。

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屋形船でまいろ

2010年05月07日 21時29分00秒 | ステンショから
 JR片町線(学研都市線)「野崎(のざき)」駅。




 片町線は、私が子供の頃から、墓参りに行く際に利用する路線であるが、乗り降りするのはいつも四条畷か住道で、その間にあるここ野崎駅を利用したことは5~6年前に1度あっただけ。
 そして昨日、2度目の利用をした。

 その目的は「野崎参り」。
 駅から東へ3km余りの所にある、野崎観音こと曹洞宗福聚山慈眼寺(じげんじ)は、歌舞伎や文楽、落語などの舞台としても知られる。また毎年5月8日に営まれる「無縁経法要」は元禄時代から伝わる行事で、一般的には「のざきまいり」として親しまれ、5月1~8日までの間、駅からの参道には多くの露店が立ち並び、たくさんの参詣客で賑わう。

 90歳の母から「ようかび」と聞いていたこの行事に、私が初めて行ったのが、今から5~6年前。そして今回は、妻と二人で足を運んでみた。


 参道のスピーカーから繰り返し繰り返し流れる曲「野崎小唄」。お年寄りから小学生の女の子までが、口ずさみながら歩く姿が微笑ましかった。


野崎小唄 東海林太郎


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夜のYouTube 26(嘆きのボイン)

2010年05月06日 23時59分00秒 | 夜のYouTube
 ツイッターで短歌をつぶやいたら、意外と好評だったので、UPしてみた。

 ご存じじゃない若者の為にも……。
 巨乳? 貧乳? ちゃうちゃう!
 なんちゅうたかて、ボインやで~♪


 街行けばカンカン帽の娘らよ知らぬが仏嘆きのボイン


嘆きのボイン - 月亭可朝


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高松市のフタ

2010年05月04日 15時25分00秒 | マンホール
 香川県高松市(たかまつし)のマンホール。



 源平合戦、屋島の戦い「那須与一 扇の的」シーンが描かれている。




 JIS規格模様の中心にあるマークは不明。市章をデザイン化したものか?




 高松市のハンドホール。
 「制水辡」の太い筆文字がユニーク。


 2010(平成22)年4月27日、同市南新町の他、市街地にて撮影。

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香川県のフタ

2010年05月04日 02時47分00秒 | マンホール
 香川県(かがわけん)のマンホール。




 亀甲模様の中心に県章。
 カガワの頭文字の「カ」をデザインしたもので、香川県の特色ある山容と、平和のシンボルである県花・県木「オリーブ」の葉を表現し、恵まれた風土にはぐくまれて、向上発展を続ける香川県のすがたを象徴しています。昭和52年10月1日に制定されました。(香川県庁公式ホームページからコピー)。


 2010(平成22)年4月28日、香川県仲多度郡琴平町にて撮影。

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うどんコトデンこんぴらさん

2010年05月03日 04時01分00秒 | ステンショから
「こんぴらさんに行ったことないというのは、香川に来た意味がないです」

 高松にいた頃、職場の若い同僚が言っていた。
 確かに香川県に半年も住んでいながら、一度も金刀比羅宮に足を運ばなかった。忙しかったとは言え、勿体ない事をしたと、私自身も思っていた。

 そんな心残りをようやく解消するべく、先月の27日と28日、妻と二人で、香川を旅してきた。

 27日朝、大阪難波から高速バスに乗り、一路高松を目指す。途中かなりの雨に見舞われたものの、昼前の高松到着時には、傘なしで歩ける程度に止んでいた。しかし相変わらずのスッキリしない天気。その日は高松市街地のアーケード街で、過ごすことにした。

 到着したのが昼前とあって、当然ながら腹が減っていた。そこで今回のもうひとつの目的、うどん屋のハシゴを始める。
 香川県民だった半年間は、やはり毎日のように食べていたうどん。その後全国的なブームになって、街中にも当時は無かった新しい店が、何軒か増えていた。

 先に結果を言うと、今回食べたうどんは、全部で5食。
 こんなのやら……、



 こんなのも食べたが……、



 中でも一番美味しかったのが、私が昔住んでいたマンションからもほど近い店「うどんバカ一代」の「釜バターうどん」!
 けど……、あまり美味そうだったので、写真を撮るのも忘れてしまった……。

 うどんバカ一代
 http://www.udonbakaichidai.co.jp/


 結局1日目は、妻をあちこち案内しながら「松島二丁目」から「瓦町」まで電車に乗って、またブラブラ歩いて、ホテルにチェックイン。このホテルも、昔はオーディション会場となり記者会見場となりレセプションパーティー会場となった、思い出のホテルだが、私が宿泊したのは、今回が初めて。


 琴電(高松琴平電気鉄道)志度線「松島二丁目(まつしまにちょうめ)」駅。




 琴電志度線「瓦町(かわらまち)」駅。



 かつて住んでいたマンションからは、自転車通勤していた私だったが、雨の日だけはこの松島二丁目駅から職場近くの瓦町駅まで、電車を利用していた。しかし高松は雨の少ない街。確か2~3度しか利用した記憶がない。


 2日目は、ホテル近くの「片原町」で1日乗車券を購入し、金刀比羅宮のある「琴電琴平」へ。

 琴電琴平線「片原町(かたはらまち)」駅。




 琴電琴平線「琴電琴平(ことでんことひら)」駅。




 785段の階段を登り、無事念願の金刀比羅宮に参拝。




 時間に余裕もあったので、帰りに栗林公園をも散策。

 琴電琴平線「栗林公園(りつりんこうえん)」駅。







 少し足は疲れたが、一度も傘の世話になることもないお天気に恵まれ、連休前のゆったりとした流れの中で、意味のある香川の旅を楽しむことが出来た。

 琴電琴平線「高松築港(たかまつちっこう)」駅。
 JR高松駅に近く、帰りはまた片原町駅から乗りこの駅で降り、高速バスに乗車した。



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毎日喋った4時間半

2010年05月02日 16時52分00秒 | ステンショから
 JR予讃線(瀬戸大橋線)「高松(たかまつ)」駅。




 初めてこの駅に降り立ったのは、1996(平成8)9月15日。開局前のコミュニティFMラジオ局が全国公募した、パーソナリティのオーディション会場へ向かった際。その時が、初めて香川県を訪れた機会でもあった。

 その後9月中には、オーディション合格の連絡が入り、10月半ばには高松市内のワンルームマンションに移り住む。
 12月に病気で入院して、新年を病院のベッドで迎え、1月5日退院。

 そして1月の25日に放送開始。
 毎朝まだ暗い6時には出勤し、7時から2時間の生放送。休憩と次の準備の時間を挟んで、11時半から今度は2時間半の生放送。
 その他にも、他番組の構成演出やらCM制作やら若いスタッフの指導やら……、とにかく忙しい毎日を過ごしていた。

 メシはと言うと、毎日のように讃岐うどんを食い、たまには川沿いに何軒かあった鰻屋で、滋養を確保した。


 3月、自らクビとなって4月初めに帰阪するまで、およそ半年間という短い期間であったが、恐らくこれまでで一番忙しく、一番充実した毎日を過ごしていたであろう、そんな私の思い出がいっぱいに詰まった、高松である。

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