西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

1月30日(木)のつぶやき

2014年01月31日 03時01分10秒 | 昨日のつぶやき

昨日で、家族が羽曳野に引っ越して丸32年。大学入学から河内長野~松原~富田林で1年足らず過ごした私と、同じ日に京都山科から引越し、家族が再合流したのが、1982(昭和57)年1月29日。雪の舞う寒い日やった。その後父が死に、私が結婚し…。色々あった32年を、改めて思い出している。


俺カレー妻はおはぎで二人して渋い茶を飲み食堂を出る pic.twitter.com/41g2CCg9mv



「結婚は人生の墓場か?」

2014年01月21日 16時19分00秒 | 妻が読んでいます
 妻が読んでいます その63。

 『結婚は人生の墓場か?』

 姫野カオルコ 著

 集英社文庫







 そう言えば……。

 私達夫婦が結婚式場の申し込みに行った際、受付のカウンターには、骨壷が置いてあったな。
 そして辺り一面、お線香の香りが漂っていて、読経も聞こえていたな。
 敷地内にはたくさんの参拝者がいらっしゃっていて、喪服姿の人も多かったな……。

 それもその筈、私たちが結婚式を挙げた「大谷本廟」は、京都にある浄土真宗本願寺派(西本願寺)の宗祖、親鸞聖人の墓所で、毎日全国から多くの信者の皆さんが、納骨や法要に訪れる場所。
 そうそうだからある意味……。

 結婚は、墓場でした!

 でも悲しいイメージが強い場所に、突如として現れた私達新郎新婦を目の当たりにした参拝客の皆さんは、一瞬の驚きの後「ここで式挙げてあげはるんや! ええことやええことや!」と、我が身のことのように祝福して下さり、かえって涙を誘うことになった。
 そして私は、やはりその時に聞こえてきたもうひとりの参拝客のひと言が、どうしても忘れることが出来ない。

「ごっつい嫁はんやな~!」


 合掌。



(カテゴリ「妻が読んでいます」は、勝手ながら紹介する本の内容とは一切関係なく、読書感想文や書評といった類のものではありませんので、どうかご容赦下さい)

往来言葉の物語34(足して3で割って…)

2014年01月19日 14時56分00秒 | 往来言葉の物語
 34.近鉄電車内。正面の席にいる女子高生と思しき制服姿3人の会話。


「マツジュンとジョニーデップとタカハシダイスケを足して、3で割って、不細工にしたような顔!」


 いい加減、注意したくなるほど耳障りなお喋りが続いていたのだが、これには思わず吹き出しそうになって、堪えるのに必死だった……。


 どんな顔やろ? おーてみたいな!

今井町のフタ

2014年01月18日 13時19分00秒 | マンホール
 奈良県橿原市今井町のマンホール。





 重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている、今井町の町並み風景が描かれている。
 






 真ん中には、町家の玄関先に見られる、牛馬を繋ぎとめる為の金具「駒つなぎ」が、そしてその周りには、瓦葺き屋根の模様が描かれている。


 2014(平成26)年1月3日、同市同町にて撮影。

謎の駅から古い町並

2014年01月17日 11時39分00秒 | ステンショから
 近鉄橿原線「八木西口(やぎにしぐち)」駅。





 20年ぐらい前までは、車内の路線図や時刻表にも記載されておらず、また「大和八木」駅の南に位置しているのに、何故「西口」なのか……? 等など、とにかく謎の多い駅であった。

 調べてみると、駅名の「西口」とは、旧八木町の西の端に位置していたのが、その命名の理由らしいが、駅の誕生やその後の変遷には、かなり複雑な事情があったようで、私のような素人が説明するには多少の無理があるので敢えて避けるが、とにかく今現在でも「大和八木」駅と同一駅扱いとなっているという、全国的にも他に類を見ない珍しい駅なのだそうだ。

 その珍しい駅に初めて降りたのは、今月3日。近鉄電車の「橿原神宮初詣1dayチケット」を有効利用するため、少し足を延ばして、念願の謎の駅で降りてみたくなったのだ。

 駅の南西には、丁度私の住む富田林寺内町と同じく、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「今井町」という戦国時代からの風情ある古い町並が広がっていて、その辺りを散策してみたかった。しかし、さすがに正月の三が日は、様々ある施設やお店等も開いていないところが多く、今回は町並を眺めながらぐるっと半周ほど歩いただけになったが、また改めてゆっくり訪れてみたいと思っている。


 私にとっての謎の駅からの謎の旅は、今やっと始まったばかりなのである。



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