西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

俺、最近あの役者好きやねん!

2009年03月31日 23時58分00秒 | 出演情報
 4月1日、24時間限定で、あの映画『フールプルーフ』が、全編ネット配信されます!

 エイプリルフールですが、嘘ではありません。

 http://sunshineboyz.web.fc2.com/


「俺、最近あの役者好きやねん! 自分とこの映画の、教祖」(大森一樹 談)

近鉄滝谷不動駅

2009年03月30日 21時09分00秒 | ステンショから
 近鉄長野線「滝谷不動(たきだにふどう)」駅。

 日本三大不動のひとつ、瀧谷不動尊の最寄り駅。
 http://www.takidanifudouson.or.jp/

 瀧谷不動尊は毎月28日が縁日。電車もいつも年配のお客で混雑するこの日であったが、一度も見にいったことがなかった私。この駅で乗り降りしたのは、10数年前にの正月に参拝したのと、ビラ配りのバイトに行った時のみ。

 そして今月28日、初めて縁日に参拝してみた。

 駅を降りて東へ、山の上の方へと伸びる参道が、歩行者天国になっていた。
 その参道の人の多いこと多いこと……、年配のお客さんが多いのだが、春休みとあってか子供連れのグループも多い。
 参道の両側には出店がズラリとあって、行列が出来ている食べ物屋さんやら、年配の方向けの衣料品店(オバシャツやらモンペやら)がいくつもあったりして、なんか独特の雰囲気で面白い。



 途中には、山一面が桜という「滝谷公園」もあって、既に桜も3分咲きぐらい。



 いや~、それにしても花火以外で、富田林にこんな賑わう場所があったとは、まさに灯台下暗し。地元民ながら勉強不足であった。


 あ……、駅西側にある「音野精肉店」のコロッケも、美味いです!

近鉄瓢箪山駅

2009年03月30日 15時30分00秒 | ステンショから
 近鉄奈良線「瓢箪山(ひょうたんやま)」駅。

 「ひょうたん島」ではなく、「ひょうたん山」。大阪ではお馴染みのこの駅この地名も、他の地域地方の方に言うと、目を丸くされる。ちょっとひょうきんな耳ざわりのネーミング。
 近くにある瓢箪山稲荷神社にある古墳の形状から、この名がついたらしい。

 私が大東市へ墓参りに行く際には、主にJR学研都市線を利用して北側から行く場合が多いのだが、南側から行く際には、この駅を利用する。ただここからのバスは、渋滞に捕まるケースが多いこともありやや不便なので、これまでにも数えるほどしか乗り降りしたことがない。

 先日の墓参りでは、スルッと関西3dayチケットを利用するべく、この駅から私鉄(近鉄)バスに乗車。

 大阪らしく親しみやすい商店街は、常に賑わっている様子。百均も5軒はあるので、百均大好きの義母をいつか連れていきたいと思う。


 喪中が明けたら、瓢箪山稲荷神社で有名な「辻占(つじうら)」も経験したいものである。(通行人の風体で占うんだって)。

近鉄大阪上本町駅

2009年03月24日 21時34分00秒 | ステンショから
 近鉄奈良線「大阪上本町(おおさかうえほんまち)」駅。

 3月20日の阪神なんば線開業に併せて、それまでの「近鉄上本町」から改称。
 だがそれ以前から「大阪上本町」という呼称も、既に一部であったようだ。これは近鉄の前身「大阪電気軌道」創業当時から、大阪のターミナル駅であったことの名残とも言えよう。
 また1970(昭和45)年の難波線開業や、2004(平成16)年の近鉄劇場閉鎖などにより、活気が衰えたように見えるこの駅周辺も、来年には劇場併設の地上13階建て複合ビルが完成予定。今回の正式な改称は、今後の「大阪」を代表する街づくりへの意気込みとも受け取れる。

 この駅には、地上ホーム(大阪線)と地下ホーム(奈良線)があるが、私はこれまで地下ホームを利用した記憶がなかった。
 先日21日、大阪市内から地下鉄に乗り、墓参に向かう為近鉄に乗り換えた際、この駅の地下ホームを利用したのだが、ひょっとしたらそれが初めての利用となったかもしれない。





 写真は上から、「大阪上本町」駅、「大阪難波」駅、そして「大阪阿部野橋」駅の新設表示板。「近鉄大阪ターミナルトリオ」といったところか。

好っきやも~ん!(近鉄難波駅)

2009年03月19日 23時52分00秒 | ステンショから
 近鉄奈良線「近鉄難波(きんてつなんば)」駅。

 他社線と区別化する為でもあろう、近鉄の駅には、駅名の頭に「近鉄」と付くものも多くある。

 この駅を初めて利用したのは、大学1回生の9月。クラブ、放送研究会の合宿で飛騨へ向かった際、大阪在住組がここで集合、出発した。
 その後は「スルッとKANSAI3dayチケット」や、初詣チケット等の乗り放題切符を使用する際、奈良方面へ向かう時に、この駅でよく乗り降りしている。
 2年前の1月1日、妻と入籍したその日にも、確かこの駅から乗車している。

 駅は地下駅であるが、すぐ地上には本社ビルもあり、近鉄の本拠地駅とも言えようか。

 明日3月20日、この駅のある近鉄奈良線が阪神西大阪線と直結し「阪神なんば線」が開業。同時に駅名から「近鉄」の名が消え、「大阪難波」駅に改称される。

 奈良、大阪、神戸が直通運転される他、阪神は山陽とも直通運転しているので、実質姫路へも行き来しやすくなる。

 いずれにせよ、新たなる関西の活性化は、非常に嬉しくなる。

 大阪を離れる皆さん。いつまでも大阪を忘れないで下さい。
 そして大阪に縁があって、今は大阪を離れている皆さん。また遊びにいらして下さい。


 お待ちしております!


好っきゃねん

教祖様は修行中

2009年03月19日 04時50分00秒 | Weblog
 一昨日は、九条シネ・ヌーヴォXにて『ジャーマン+雨』を初めて観た後、なんばへ向かい、『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』の試写会へ。

 『ジャーマン+雨』
 http://www.german-ame.net/
 『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』
 http://www.yonezawa-movie.com/

 ジャーマンは、妻が独身最後の現場参加となった作品。ケータリング班トップに名を連ねている。思えば結婚後、まともに撮影現場に参加出来ていない妻である。

「修行だと思って、色々観にいって下さい」

 妻からそう言われ、フリーパス(15000円)を持たされ、九条と中崎町をあちらへこちらへと足繁く通っている映画イベントが……。

 CINEDRIVE 2009
 http://www.planetplusone.com/cinetlive/2009/

 昨日なんぞは、正午から22時過ぎまで、10時間以上、短編から長編まで計21本を観た。
 昔、神戸で「10時間マラソン落語会」っていうのを観にいった経験はあったが、映画で連続10時間を超えたのも、初めてかも……?


 修業は、来月3日まで続く予定。なかなか体力が要る。

赤い監督のいる戦場

2009年03月16日 06時04分00秒 | Weblog
 昨日は、先月から今月にかけて撮影された、宝塚造形芸術大学3回生の課題映画『今日の家族』(上野真虎監督)の打ち上げに出席した。

 気が付けばこの作品、私が出演した学生映画としては、記念すべき10本目となる。
 その10本目に相応しく、とにかく素晴らしいチームワークの現場であった。

 何せ……。
 プロ並みの表紙付きの台本。
 香盤表あり。
 初の顔合わせで、スタッフ・キャストほぼ勢揃い。
 衣装、メイク、スクリプター、スチール、それぞれ専任スタッフがいる。
 時間がほとんど押さない。予定通り。むしろ予定時間より大幅に巻き。
 等など……。

 学生映画、自主映画……、プロの現場でも、ここまで行き届いた現場は、私もこれまで経験がない。
 無論100%完璧という訳ではない。しかしミスはしっかりと自覚し反省をし、すぐさま切り替えて次の展開に備える。だから大きなトラブルやアクシデントに発展することもなかった。

 正直なところ、私とこの大学とは過去に色々とあったので、悪いイメージしかなかった。故に最初にオファーが来た時も、キャンセルするつもり満々であった。完全にナメていた。だが彼らは、そんな私の中にあった悪いイメージを、根こそぎ払拭してくれた。

 聞くところによれば、昨年の夏にこの作品の製作が立ち上がった際、メンバーは6人。それが撮影時には、総勢20人を超えていた。
 あるスタッフが友人を招へいした際、電話でこう言ったという。

「戦場へ来ないか?」

 この台詞も、決して大げさなものではなかった。
 彼らは、現場で常に戦っていた。お互いに意見を戦わせながら、それをまとめていく。単なる仲良しグループのなれ合い仕事ではなく、プロ並みの、ピリピリした緊張感のある仕事をしていた。

 だから私自身も、いい加減な仕事は出来ないと思った。隙を見せられない。多少怖いぐらいの緊張感であった。
 ヘタレなダサい奴は一人もいない。皆カッコ良く、可愛かった。イイ男、いい女揃いだった。


 褒めすぎだろうか……? いや、そんなことはない!
 恐るべし、宝塚造形芸術大学。こいつらスゲーや!

再び動き出したフールプルーフ

2009年03月14日 10時43分00秒 | 出演情報
 韓国の映画祭への出品も決まり、ますます話題に事欠かない映画『フールプルーフ』(鈴木雄大監督)のオフィシャル・ウェブ・サイトが、新たに開設!

 http://sunshineboyz.web.fc2.com/

 作品の紹介は勿論、キャスト、スタッフの紹介、DVDが購入出来るページもある。

 ウェブ・サイトの製作は、当映画の製作チーフであり、音楽監督でもある、倉橋拓也。

 製作という部署は、撮影現場における他の各部署を思えば、比較的地味で、言わば雑用の総もとじめ。しかしながらこの部署がしっかりしていなければ、チームワークが全体的にガタガタになり、ひいては作品の出来の良し悪しにも影響が出てしまうであろう大事な部署。
 私が自主映画や学生映画のスタッフと最初に接する機会にも、その出演依頼を受けるか否かを判断する一番の決め手としているのが、この製作スタッフの手腕や人柄。実際、その時点で駄目だと判断し、お断りしたケースもいくつかある。
 つまり彼は、この作品のスタッフの要。倉橋拓也がいなければ、恐らく私はこの仕事を受けなかったか、或いは途中退場してしまっていたかもしれないし、ひょっとしたら作品自体も完成出来なかったかもしれない、そんな重要人物。
 また彼の作曲した音楽がイイ! 是非聴いてやって欲しい!

 http://www.myspace.com/takuchisound

 そういう彼が、今回作ってくれたウェブ・サイト。
 しかしいつまでも彼一人に頼っていてはいけない。今後は、スタッフ・キャストが一丸となってプロモーションに励まなければならない。

 皆さん、どうか『フールプルーフ』を観て下さい! そしてもし良かったらDVDを買って下さい!(情報では、爆発的に売れ始めているとか。) 出来れば、周りの皆さんにも宣伝して下さい!


 以上、コピペ大いに歓迎! 広げて下さい、フールプルーフの輪!
 お願いしま~す!

人生の分岐点にて

2009年03月14日 02時27分00秒 | Weblog
 一緒に映画作りをした大学4回生たちが、卒業をしまた就職を控え、一人また一人と、大阪を去りつつある。
 彼らのここ最近のブログの多くには、「引越し」という言葉が躍っている。
 
 私も結婚した2年前に、実家から数百メートル離れた今のアパートに引越した訳であるが、2年経った今でも、お恥ずかしいことに実家の私の部屋は片付いていない。
 別に大学生らに触発されたつもりはないが、そこで先日私も、少々実家の部屋を片付けたり掃除したりしてみた。

 部屋からは、どうでもいいようなガラクタやら書類やらが数多く発掘されたが、その中から古い新聞も出てきた。
 それは今から8年前、2001(平成13)年10月25日の産経新聞夕刊。私が書いた投書が、その第4面に載っていたのだ。
 新聞紙も、8年も経てば随分と色あせ黄ばんで、何か埃っぽい。コピーをとって残しておきたいとも思うが、念の為、ネット上の当ブログにも書き写しておくことにする。


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≪私も言いたい≫ ~善悪判断できない教師~

 私が私立高校に通っていた二十年以上前の話です。三年のときの新担任は、生徒たちに厳しいと評判で、生活指導担当でもありました。同じクラスの生徒の中には不良も多く、私もこの担任に期待を抱いていました。しかし、そんな私の気持ちとは裏腹に担任の厳しさは、むしろ私に向けられました。
 生徒会の役員をしていた私は、ある日、職員室で担任に呼びとめられ、日直の仕事を怠っていたと怒鳴られました。放課後の教室の机の並べ方が気に入らなかったということでした。
 ところが、教室のすぐ隣にあるトイレが、休み時間に生徒の吸うたばこの煙で真っ白になり廊下まで煙っているのに、この担任は何の注意もしませんでした。なぜ校内の喫煙が野放しにされて日直の机の並べ方が気に入らないと怒鳴られなければならないのか、私にはどうしても納得がいきませんでした。
 数日後、通学時に乗る市バスが交通渋滞に巻き込まれ、遅刻をしました。校門をくぐったとき偶然担任と出くわし、また怒鳴られました。交通渋滞という理由は、全く聞き入れてもらえませんでした。私は神経性の胃炎になり、不登校になりました。「学校にいきたくない」と言う私に始めは親も困っていました。しかし担任に呼び出され学校に出向き、自宅に戻った母の第一声は「あんな学校には行かなくていい。今後のことを考えよう」だったのです。
 私から聞いた煙草の矛盾を、母が担任に話したところ、その答えは「私は教師ですよ。そんなことを生徒に注意できると思いますか」。母もあきれていました。
 それから私は、関西から単身九州の高校へ転校し、翌春、無事関西の大学に進学しました。あのように善悪の判断もできず、またそれを教えることもできない教師が教育現場にいる限り、いつまでたっても日本の前途は暗いと私は思います。
 大阪府羽曳野市、匿名


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 8年前当時のこの投書は一応匿名としてあるが、今となっては、それも隠すつもりはない。だからと言って、別に今更昔の教師を弾劾するつもりもない。
 ただこの内容から見ても、私は昔から頑固者だったことが窺える。また一般的な目で見れば、変人に見えたかもしれない。
 そしてまた、母の強さとその英断に、感謝したいとも思う。

 あの後、九州という初めての地で初めての一人暮らしを始めた私。東西南北、右も左も分からず、登校初日の朝通学時に道に迷い、帰宅時にまた迷子になった。最初の数日間は、ホームシックで枕を濡らしたこともあった。下宿屋の賄いが休みの日曜日に碌に食事もせず、月曜に学校でぶっ倒れて病院へ運ばれたこともあった。

 あの1年間は、私の人生を大きく左右した1年間だったことは間違いない。今思えば、厳しく辛く悲しく、そしてまた楽しい1年間であった。


 今、新しい生活をスタートさせる若者たちに言いたい。
 大きな期待と大きな不安の渦の中で、恐らく葛藤していることでしょう。しかし、これからの1年を大切に、頑張って乗り越えて下さい。応援していますよ!

猛虎の狼煙

2009年03月12日 02時18分00秒 | Weblog
 煙草購入の為の成人識別ICカード「taspo(タスポ)」を取得した。

 http://www.taspo.jp/

 私自身は、もう20何年も喫煙していない(役柄で喫煙する場合を除く)。そんな私にとっては、煙草なんて別に絶滅したって構わないと思っていたし、このtaspoなんていう可笑しなシステムも、私には何の関係もない代物だと思っていた。

 しかし義父の葬儀の際、このtaspoが手元になくて困った。喫煙する親族や弔問客が可哀想で、お互い余計な気を遣うことになった。身近に喫煙者がいないと、確かに周りの空気は良くなるが、煙草を切らした喫煙者が近くにいると、また別の意味で空気が悪くなってしまう。
 そんな訳で、これを機会に喫煙しない私も、念の為taspoを取得することにした。

 申し込みから約2週間、先日taspoが郵送されてきた。個人情報が入ったカードだけあって、配達員さんがわざわざ戸口まで手渡しで配達してくれた。

「taspo様からです」

 ハンコを押すと配達員さんは、腰を低くしてこう切り出した。

「あのね、カームラさんとこ、阪神タイガースの絵葉書要りません?」

 気が付けば私、またもタイガースのユニフォームみたいなパジャマを着たままであった。

「あらら、えらいもんを見られてしまいましたね(笑)」
「はぁ、ちょっと目についてしもたもんで(笑)」

 和やかムードのままに聞けば、昨シーズン終了後に近畿限定で発売された絵葉書という。日本郵便さんも、商売熱心なことである。

「う~ん、うちは要りませんけど、北海道の友達に送ったら喜ぶやろと思うんで……」
「そうですか! 有り難うございます!」

 まんまと配達員さんのセールストークに乗せられ、絵葉書を買ってしまった私であった。

 数日後、偶然にも、その北海道の友人から連絡が入った。なんと今年のゴールデンウィークに、家族連れで甲子園に野球観戦にやってくるという。

 このグッドタイミングはなんなのだろうか? そう言えば、昨日一昨日はこんなニュースが流れていたなあ。

 カーネル人形「下半身」も発見 メガネは見つからず(朝日新聞) - goo ニュース


  今付き合いのある大学生が、生まれるちょっと前の話。もう伝説的となっていたカーネルおじさんも発見された。

 一方、テレビのCMでは、こんなDVDブックの創刊も紹介されている。

 http://shop.kodansha.jp/bc/hanshin/

 本屋に行けば、平積みのDVDブックも、残り少なくなっていた。売れている!


 さあいっそのこと、今のこの世界的不況を、関西からひっくり返せ!