ミスタールーキー

　ＢＳ－ｉで放映されていた、映画『ミスタールーキー』を見た。

　実は私この映画にも、通行人役のエキストラで出演していたのであるが、大方の予想通り、自身でもどこに映っているのか確認できない程度であった。

　それより何よりこの映画には、本物の阪神タイガースの選手が、何人か出演しているというところが、ちょっと面白い。
　桧山、矢野、後に渡米した藪、引退した広澤、八木。
　そしてそして私が一番面白かった存在は、投手の能見篤史。撮影当時はまだ大阪ガスの社会人野球選手だった彼が、阪神タイガースのユニフォームを着て映画に出演していた。しかも背番号も現在と同じ１４番。背中の名前のローマ字表記こそ、今の「ＮＯＨＭＩ」ではなく「ＮＯＵＭＩ」ではあったが……。

　アマチュア時代の能見投手の姿を思わぬ形で発見することができて、阪神ファンの私としては、ほんの少し幸せな気分であった。


　お～い能見！　君はもうルーキーでも映画俳優でもない。もっともっとタイガースの主戦力になれるよう、頑張ってくれよ～！

　ついでと言っては失礼だが、桧山のスーパーキャッチのシーンも、カッコ良かったぞ～！！

スナフキン

　彼の鼾（いびき）は、朝昼夜、時間を問わず聞こえてくる。

　彼は、どうやら一人暮らしのようである。

　彼の部屋の前には、時々マウンテンバイクが停めてある。私は、彼がその自転車で疾走している姿を、少なくとも二度見たことがある。

　深夜のスーパーで、買い物をしている彼の姿を見かけたこともある。その時はハンチング帽を被っていたので、一瞬別人にも見えたが、その帽子の下に隠れた薄い頭髪を、私はしっかりと憶えていた。
　我が新居の真下に住む彼に引越しの挨拶に行った際、彼はその髪の薄い頭を下げて、私にひと言、上品そうな声でこう言った。「それはどうもご丁寧に」。第一印象は、初老の紳士といった印象であった。

　私は、彼の部屋から時折聞こえてくるギターの音色が好きだ。妻が彼のことを「スナフキン」と呼び始めたのも、恐らく彼が弾いているのであろうそのギターの音を聞いた時からだ。



　いやいや……、他人の詮索は、あまり感心できないのであるが……。

『パッチギ！』地上波に登場

　井筒和幸監督の映画『パッチギ！』が、いよいよ地上波テレビで放映されます。

５月１８日（金）２１：０３～　日本テレビ系列にて。


　私の出演は映画の最後の最後、エンドロール中に女性看護師（真木よう子）にビンタを食らう入院患者の役です。
　ほんの１０数秒間の出演ですが、お楽しみに！！

ゴキブリ文化

　立夏を過ぎて汗ばむような日が増えてくると、そろそろ虫が出現する。実は今もさっきから一匹の蚊と格闘している最中である。眠れない……。

　先日来、ゴキブリの幼虫も数匹退治をした。新居とはいえ、築３０年以上経った文化住宅（アパート）では、ゴキブリの発生もいたしかたないのかもしれない。
　人間よりもずっと太古の昔から、世に生存していたというゴキブリなのだから、なるほど彼らにこそ「文化」という言葉がお似合いなのかも……、と思ったりもする。

　一方、アトピー持ちの妻は、特に虫には過敏である。昨日も徹底的に部屋の掃除をしたくなったらしく、邪魔になるからとあっさりと部屋を追い出されてしまった私であった。

　そう言えば、昔「ゴキブリ亭主」って言葉があったような気がするが……、つまり私はその「ゴキブリ亭主」になってしまったという訳なのだろうか？


　さて、ようやく今蚊を叩いた。やっと眠れる……。

私というソフト

　正直なところ経済的に少々無理はあったが、新居には頑張ってケーブルテレビをひいた。

　お陰で映画や各種スポーツ番組など、多チャンネルを楽しんでいる。また地上デジタル放送の画像の鮮明なところには、大変満足して見ている。しかし……。

　ＢＳデジタル放送の番組内容が、まだまだ充実していない。特にＴＶショッピング番組が多過ぎるのには、いささか興ざめである。
　まだまだソフトはたくさんある筈なのに、やはりＯＮ ＡＩＲするということになれば、利権など種々の問題も絡んでくるのであろうか？　それとも実は、ソフト不足なのか……？


　私という、たぶん使い勝手がよく重宝であろうソフトも、大阪で干からびそうになっているというのに……。

　誰か私を使うてくれよ！！

法的には問題ナシ？

朝の目視点検「異常なかった」　分解検査、連休後に控え(朝日新聞) - goo ニュース


　「ＯＲＯＣＨＩ」のネーミングが決まった際の、私のエキスポランドに対する疑念は、先のブログで紹介した。
http://blog.goo.ne.jp/uma8097/e/a191b1d3348cba315ca7464f3a399532

　さてそれに加えて、もうひとつ思い出すことがある。最後に電話をかけてきた上司と名乗る男は、こうも言った。
「例え名称譲渡書がなくても、別に法的には問題ないんですよ」

　もし法的に問題がないのなら、何故名称譲渡書なんぞを送りつけてきたのか、当時この点にも疑問を抱いた私であったが……。

　その後の報道によれば、今回の事故に関して、点検整備に「法的には問題なかった」とエキスポランドは釈明している。

　果たして法的に問題がなければ、何をやってもいいものなのか？　法的に問題がなければ、人が死んでもいいと言うのだろうか？


　やはりこの会社の企業体質は、少なくとも１０数年前から、何ら変わっていなかったであろうことは、明確であると言えよう。

料理研究家

　妻は、自称料理研究家である。

　だが研究家はあくまで研究家であって、プロの料理人ではない。そして研究という言葉を言い換えるならば、実験とも言える。

　自主映画の現場では、妻はケータリングスタッフとして関わっていた経験も多くある。そんなことを知る人たちからは「奥さんて料理上手なんでしょ。カームラさん羨ましいですね」なんてことをよく言われるのだが……、実は実は、実験結果はそういつも良いものとは決まっていない。正直言って妻の実験の成功率は、案外低いというのが実状である。


　妻の実験の成功率が、常に高くあって欲しい……。それがモルモットとしての私の切なる願いである。

エキスポランドへの疑問

コースターで事故、女性死亡　約２０人けが　万博公園(朝日新聞) - goo ニュース

　大阪、エキスポランドのジェットコースター「風神雷神Ⅱ」で、死亡事故が起きた。
　私は同じエキスポランドのジェットコースター「ＯＲＯＣＨＩ」の名付け親の一人である。


　今から１０数年前、ジェットコースターのネーミングに応募していたエキスポランドから、一通の封書が届いた。手紙の概要はこんな感じだった。

「名前は【ＯＲＯＣＨＩ】に決定しました」
「貴方は選外となりました」
「名称譲渡書に署名捺印して返送してください」
「残念賞として３万円を贈ります」

　私はこの文面を見て、訳が分からなくなった。何故「ＯＲＯＣＨＩ」で応募した私が選外で、何故残念賞なのか？　その選外の私が、何故名称譲渡書にサインしなければならないのか？　あまりに疑問に思ったので、エキスポランドに電話で問い合わせてみた。すると応対に出た若い社員との間にこういう問答があった。

「ローマ字表記で【ＯＲＯＣＨＩ】と書かれた作品が、採用となったはずです」
「え？　私もローマ字の【ＯＲＯＣＨＩ】で応募しましたが……」
「……、上が決めたことですので、私には詳細は分かりません」

　そういったあまりにもいい加減な応対に私は激怒し、強い口調で詳しい説明を改めて求め電話を切ると、数時間後に上司と名乗る男性からお詫びを兼ねた電話があった。

　その上司の説明によると、私が考えたネーミングと同じ【ＯＲＯＣＨＩ】で応募された葉書が６枚あり、その中から抽選によって選ばれた一人に最優秀賞として１０万円が贈呈され、私を含めた他の５人に、残念賞として３万円を贈呈したという経緯だったらしい。

　結局一応の納得をした私ではあったが、日本語が滅茶苦茶な通知と言い、若い社員の失敬な応対と言い、あと後まで気分の悪いものが残った。


　あれから１０数年。エキスポランドの企業体質は、その後も変わっていなかったのではないだろうか……？　今後の動向に注目したい。

蛍の光は歌わない

　６連敗する阪神タイガースをＴＶで観戦した。

　今日は広島のフェルナンデス投手が投げるナックルボールに翻弄されてしまった阪神打線だったが……。
　私が気になったのは、その好投していたフェルナンデス投手が、故障して降板する際の阪神ファンの態度である。
　両脇を抱えられる様にしてベンチに姿を消したフェルナンデス投手に対し、スタンドの阪神ファンは、いつもの「蛍の光」の大合唱を浴びせたのだ。

　ケガをして退場する選手に、何故あんなに楽しげに「蛍の光」が歌えるのだろうか？　阪神ファンの品格を疑いたくなる。
　これは昨年、阪神ＯＢの江夏氏から提言された問題でもあり、その後随分と議論されたはずなのだが……、結局未だに問題は解決できていないように思うのは、私だけだろうか？

　その後試合は阪神のボロ負け６連敗。しかも選手会長である赤星がケガで途中退場するというオマケ付きっとなってしまった。


　私は阪神ファンである。だが決して人の不幸を嘲笑うような、阪神ファンではない！

がんじがらめ

　最近、ブログを更新する頻度が落ちてしまっている。

　日常生活のひとコマを書こうとすると、どうしても妻を登場させてしまう。するとどうもノロケ話みたいになってしまっていけない。何か新婚ボケみたいで嫌なので、そういう話は書きたくないし……。別に妻にがんじがらめ状態な訳でもないのだが……。う～ん、考えてしまう。


　純粋に私のブログを楽しみに読んでいただいている方には申し訳ないが、今しばらくお待ちくだされ。