西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

喫茶ペニーレインの名残

2008年04月25日 18時52分00秒 | Weblog
 実家で、ちょっと古い写真を見つけた。恐らく、10数年前の写真かと思われる。

 我が家の最寄り駅で、大阪芸大の最寄り駅でもある、お馴染みの、近鉄長野線「喜志(きし)」駅。富田林、河内長野方面への1番線ホーム北端から、北西側の風景を撮ったもの。

 線路脇に、喫茶「ペニーレイン」の縦型看板が見える。
 だがその「ペニーレイン」も、既にこの時にはもう無い。あの店のあとには、魚屋が入っていた。すぐ後ろに、青地に赤い文字で「魚の海…」という看板が見える。確か「魚の海伸」だったように思う。

 魚屋は、その後ベーカリーショップとなり、今現在は美容室になっている。
 隣は化粧品屋だったんだな……、忘れてた。今は学習塾が入っている。

 「ペニーレイン」の看板も、さすがにこの数年後には下ろされた。


 それにしても「ペニーレイン」なんていう名前の喫茶店(カフェちゃうで!さてんやで!)……。大阪芸大OBOGならずとも、ある程度の年代なら、誰しも懐かしさを覚える名前ではないだろうか……?

玉子屋さんがやってくる

2008年04月25日 14時28分00秒 | グルメ
 毎週金曜日の午後、実家の前に1台のトラックが停まる。

「毎度有り難うございます。こちらは○○鶏卵です。本日も生み立ての玉子を、只今より販売さしていただきます。養鶏場直接持ってきております、新鮮な玉子でございます。生でお召し上がりの方は、どんどんお召しになって下さいませ……」

 てな具合に、スピーカーから小父さんらしき大きな声が響き渡る。

 トラックを運転してきたのは、もう60歳を過ぎたと言う鈴木さん。奈良の生駒にある養鶏場から品物を仕入れ、トラックを借り、中河内から南河内辺りのあちこちを回る行商人さんである。
 鈴木さんが営業するのは、月曜から金曜までの週5日間。全部で40~50ヶ所で停車して、販売しているのだそうだ。

 仕入先が養鶏場ということで、新鮮な地玉子が一番の売りだが、その他、塩干物、野菜や果物、漬物、牛乳にお菓子まで、食料品の品揃えもなかなか充実している。

 大阪でもこの地域には、まだまだ近所にスーパーも商店街もない、不便な場所が多々あるので、特にお年寄りや、小さな子どもに手が離せないママさん達にとって、こういった行商人さんの存在は、大変有り難く大助かりだ。

 生駒の養鶏場では、毎朝鈴木さんのような行商人さん達が、30人程で行列を作って品物を仕入れ、それぞれが受け持つ地域へと、今日もトラックを走らせているという。


 さて、皆さんがお住まいの地域には、どんな行商人の方がいらっしゃいますか?

近鉄今里駅

2008年04月25日 02時10分00秒 | ステンショから
 近鉄大阪線「今里(いまざと)」駅。

 19日(土)に妻と二人で布施駅周辺を散策した後、徒歩で鶴橋を目指すも、途中で便意を催し、急遽計画を変更。「今里」駅のトイレに駆け込んだ。

 スッキリした後、この駅から乗車し「上本町」へ。造幣局桜の通り抜けへと向かう……。


 今のところ、後にも先にも「今里」駅は、その一度きりしか利用していない。全くこの駅には、行き成り思いもよらぬ思い出を作ってしまったものである……。