今日、「幸せなお知らせです」と書かれたメールが届いた。別にスパムメールでもなければ、その他の怪しいメールでもない。
昨年末、mixiの足あとページに見知らぬハンドルネームがあった。恐る恐る開いてみたところ、どうやら自主映画の監督らしい。丁度出演してくれる役者を探していたようで、それで私のページにも足あとを付けたようだ。
キャッチフレーズは「嗚呼四国、嗚呼自主映画と思った方、メールください!」というものだった。
私はこのキャッチフレーズにグッと惹かれた。四国と言えば、10年前の一時期に私が住んでいた思い出の場所でもある。彼はその四国、ましてや私がいた高松でロケをするのだという。これはもう応募するしかない。ネット上に現れた見知らぬ相手で、多少の不安はあったものの、思い切ってメールを送ってみた。
それから数週間。何度かメールのやり取りがあって、先方が「一度会ってお話しましょう」と言ってきた。そうしてまたまた恐る恐る、待ち合わせ場所の駅に出向くと、そこに携帯へメールが届いた。
「改札口の前のみどりの切符売り場前にいます。ちょっと背の高い白人です」
何? 白人? ……ということは外国人か? なるほどそれで謎が解けた。どおりで送られてくるメールの日本語が変だった訳だ。私はまた最近の日本語を知らないちょっとおバカな若者か、でなければ帰国子女ではないかと想像していたのだが……。いや、むしろ日本語の上手な外国人だったのだ!
彼の名はトム。サンフランシスコ出身のアメリカ人。22歳。
その数日後、彼の自宅でカメラテストが行われ、見事彼のお眼鏡に叶ったらしく、今日、採用のメールが届いた。
mixiでの思わぬ出会いであったが、22歳の若さで日本に単身やってきて、しかも四国高松に拘って自主映画を撮りたいという彼の異才ぶりに、今後大きな期待を持って付き合っていきたいと思う。
THANK YOU TOM!!
昨年末、mixiの足あとページに見知らぬハンドルネームがあった。恐る恐る開いてみたところ、どうやら自主映画の監督らしい。丁度出演してくれる役者を探していたようで、それで私のページにも足あとを付けたようだ。
キャッチフレーズは「嗚呼四国、嗚呼自主映画と思った方、メールください!」というものだった。
私はこのキャッチフレーズにグッと惹かれた。四国と言えば、10年前の一時期に私が住んでいた思い出の場所でもある。彼はその四国、ましてや私がいた高松でロケをするのだという。これはもう応募するしかない。ネット上に現れた見知らぬ相手で、多少の不安はあったものの、思い切ってメールを送ってみた。
それから数週間。何度かメールのやり取りがあって、先方が「一度会ってお話しましょう」と言ってきた。そうしてまたまた恐る恐る、待ち合わせ場所の駅に出向くと、そこに携帯へメールが届いた。
「改札口の前のみどりの切符売り場前にいます。ちょっと背の高い白人です」
何? 白人? ……ということは外国人か? なるほどそれで謎が解けた。どおりで送られてくるメールの日本語が変だった訳だ。私はまた最近の日本語を知らないちょっとおバカな若者か、でなければ帰国子女ではないかと想像していたのだが……。いや、むしろ日本語の上手な外国人だったのだ!
彼の名はトム。サンフランシスコ出身のアメリカ人。22歳。
その数日後、彼の自宅でカメラテストが行われ、見事彼のお眼鏡に叶ったらしく、今日、採用のメールが届いた。
mixiでの思わぬ出会いであったが、22歳の若さで日本に単身やってきて、しかも四国高松に拘って自主映画を撮りたいという彼の異才ぶりに、今後大きな期待を持って付き合っていきたいと思う。
THANK YOU TOM!!