西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

2チャン4チャン6チャン…

2007年01月14日 00時35分00秒 | テレビ
2チャンネル(NHK総合)
4チャンネル(MBS毎日放送)
6チャンネル(ABC朝日放送)
8チャンネル(KTV関西テレビ)
10チャンネル(YTV読売テレビ)
12チャンネル(NHK教育)


 以上の例が、関西地区のVHFテレビ局のチャンネル数である。そして関西の巷では、こんな会話をよく耳にする。

「昨日9時から4チャン見た?」
「ううん、私は8チャン見ててん!」

 しかしこれが他の地方へ行くと、こんな会話が当然ながら通用しなくなる。例えば「24チャンネル」だとか「38チャンネル」だとか「55チャンネル」だとか……、チャンネルはほとんどが数の多い2桁の数字になってしまうからだ。だから……。

「昨日55チャン見た?」
「ううん、私は38チャン見てた!」

 な~んて会話は、まずあり得ないと言ってもいいだろう。
 ではこういった地方局の場合どのような言い方をするか……?

「昨日KSB見た?」
「ううん、私はOHK見よった!」
(岡山・高松地方の場合)
 ……といった具合に、それぞれの局を表すアルファベットで言う。ある意味ギョーカイ人並の呼び方である。


 つまり「?チャン」なんぞという言い方をしているのは、関西圏や東京圏の比較的都会人の素人(一般視聴者)。そして「○○○」などとアルファベットで言っているのは、地方人と一部ギョーカイ人といった図式になる。

 さて、貴方は都会人? 地方人? それともギョーカイ人?(笑)