西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

嵐を呼ぶ嫁姑

2007年01月10日 02時22分00秒 | Weblog
 先日の日曜日、ご近所に私たち夫婦の結婚のご報告を兼ねて、挨拶回りをした。

 しかしこの日は前夜から強風が吹き荒れ、時折雨やミゾレも混じるといったあいにくの悪天候。そんな荒れた空模様を窺いながら、雨風の弱まる一瞬を見計らって、ご近所数件を訪ねた。
 主役は姑である母と、嫁である妻。母が「嫁のSでございます」などといった口上に続いて、妻が「宜しくお願いします」と頭を下げる。私は二人の横に付き添っているだけ……。雨風を避けながら、それぞれのお宅に内祝いの紅白饅頭を配り、急ぎ足で挨拶回りを済ませた。

 多少の緊張感もあってか、少々お疲れ気味の母ではあったが、妻とは実の母娘のように仲良く、楽しそうな二人の姿が、誠に微笑ましかった。


 とんだ嵐を呼ぶ嫁姑……。但し幸せの嵐なら、いつでも大歓迎である。