正当防衛

「正当防衛の可能性」傷害罪に問われた被告無罪に(読売新聞) - goo ニュース

※引用

「正当防衛の可能性」傷害罪に問われた被告無罪に

　甲府市の市道で今年４月、駐車場の使い方を巡るトラブルから男性を殴って意識不明の重体にしたとして、傷害罪に問われた甲府市中央、土木作業員相原幸樹被告（２２）の判決が７日、甲府地裁であった。

　岡田紀彦裁判官は「正当防衛であるとの合理的疑いが残る」として無罪（求刑・懲役４年）を言い渡した。

　判決理由で岡田裁判官は「被告が殴打したのは１回で、防衛行為としての相当性を逸脱しない」とし、「被害者は１度被告の顔を殴打した後、さらに殴打しようとした。被告は自己を防衛するためにとっさにやった」と述べた。

　これまでの公判で検察側は「被害者は被告を殴っていない」と主張、弁護側は「正当な防衛行為が予想外の結果をもたらしただけ」と無罪を訴えていた。

　判決後、関二三雄弁護士は「主張通り認められ、評価できる」と話し、釈放された相原被告は「言い分が認められてよかった。なぜ自分が逮捕されたのか納得いかなかった。重大な結果を招いたことはわかっている。被害者には早くよくなってほしい」と話した。

　甲府地検は「判決内容を検討して、上級庁と協議の上、控訴するかどうか決める」とのコメントを出した。


正当防衛　も　裁判員裁判で審理されると結論の予測が難しい部類の事件だと思います。