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弁護士法人かごしま 上山法律事務所 TOPICS

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誤認逮捕 その18

2007-05-22 | 誤認逮捕
冤罪の男性が記者会見 警察を「追及していきたい」(朝日新聞) - goo ニュース

※引用
冤罪の男性が記者会見 警察を「追及していきたい」

 強姦(ごうかん)と強姦未遂事件で逮捕され、実刑判決を受けた富山県内の男性(39)が約2年1カ月の服役後に冤罪とわかった問題で、男性が21日正午から、弁護士とともに富山市内で記者会見した。男性は「淡々と『無罪』にしたくない。警察に対しては、なぜ僕のところに来たか、追及していきたい」などと近く開かれる再審への思いを語った。冤罪が明らかになって以降、男性が公の場に姿を現すのは初めて。
 会見したのは、男性と男性の兄、再審で男性の弁護人を務める藤井輝明、小林大介、村田慎一郎各弁護士の5人。
 男性は、取り調べのとき、警察から家族が「お前に違いない」といっていると容疑を認めるように迫られたとして「身内が認めているということを、僕自身が家族の口から聞かされるのが怖かった。兄たちと会って本当のことを知り、兄たちをうらむことはない」などと話した。
 藤井弁護士らは「当然無罪を主張する。有罪になった証拠を吟味したい。疑う余地がなかったのか、なぜそういう証拠が生み出されたのか、を確認したい」と話し、再審では取調官を証人申請するなどの弁護方針を説明した。
 再審の初公判は6月6日に開かれる予定になっている。だが男性が5月中旬に弁護人を変更。新しく弁護人になった藤井弁護士らは「準備が必要」として期日の延期を地裁高岡支部に要請している。
 男性は02年に同県内で起きた強姦と強姦未遂事件で任意で事情を聴かれ、当初否認したが、その後容疑を認め、富山県警に逮捕された。公判中も罪を認め、02年11月に懲役3年の判決を受け服役。05年1月に仮出所した。だが別の容疑者が昨年11月に2事件を自供したため、県警は今年1月、この容疑者を再逮捕した。県警や富山地検は「裏付け捜査が不十分だった」などとして男性は無実と判断した。


こういう展開になると、鹿児島事件もあわせて取調可視化の議論が進むかもしれません。弁護人を変更した理由についても報道してもらいたいですね。それから、テレビ報道で相変わらず、「婦女暴行」という罪名で報道するのが気にかかります。


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1 コメント

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なんか (ホラフキ)
2007-05-26 00:16:30
00年頃にあった

仙台市の筋弛緩剤事件の看護士も冤罪臭いきがするなぁ



まあ、俺個人の印象

警察ビデオ撮影、録音、弁護士立ち会い拒否してるが

容疑者との信頼が築けないって理由のも訳わからん



まあ、自由にやれないからだろうが
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