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Jacintha / Here's to Ben



Jacinthaって人は、きっと普通の人は知らないはずの人だ。
普通のジャズファンの人も知らないかもしれない。
この人は、というか、このアルバムは、ジャズファンというよりも、オーディオファンの間で有名なアルバムなのだ。
つまり、いわゆる「録音の良いアルバム」として。
せっかく良いオーディオ買っても、それで録音のひどいアルバムを鳴らしていてはオーディオの性能の良さが堪能できない。で、こういう「録音の良いアルバム」というのが、オーディオ雑誌とかに紹介されたりする。
もちろん、録音技術は最高だけど、歌は下手なんてのでは意味がないから、当然まず歌と演奏の上手さがあって、その上で、録音も素晴らしいってことなのだ。

で、このアルバム、実は前に持っていたのだけど、人に貸したら返ってこなくなってしまった。けっこう好きだったのに。
こういうのってけっこう困る。また買うのはかなり抵抗があるのだが、時々聞きたくなる。でもまた買うのか?どうする俺?って状態に。

ただ、このアルバムは、ビクターのXRCDという良く原理はわからないが、高音質技術を駆使した、なぜかSACDよりも高いぐらいの値段で売ってるのがあって、前に買った時は普通のCDを買ってしまったために、あ、やっぱりXRCDにすればよかったな、どうせならXRCDだったよなぁ、って後悔してたのだ。で、ちょうど良い(?)ので、XRCDを買った。

久しぶりに聞く「ジョージア・オン・マイ・マインド」。出だしでしびれる。素晴らしい。久しぶりだからそう思うのか、それとも本当に良いのか、とにかく良い音に聞こえる。XRCD。本当に良いのか?プラシーボ? まあいいや。オーディオは半分宗教だから、信ずるものは幸せになれるのだ。

いいなぁ、この人の声。好き。シンガポール人なのだ。
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Medeski Scofield Martin & Wood / Out Louder


今現役のバンドで一番好きなバンドはMedeski Martin & Wood なのだけど、このアルバムは、そこにJohn Scofieldが加わってる。

久しぶりに買ったMMWのアルバムは、やっぱり良い。
やっぱりこのバンドが作る音が好きだ。面白い。
いわゆるファンク・ジャズもやれるけどそれだけじゃあまったく物足りない。
いわゆるスタンダードなジャズもやれるけどそれだけじゃあ物足りない。
そんな3人の(このアルバムは4人か)が作るジャズ。
いや、ジャズってのは、既存の音楽を、既存の形式を破壊する音楽なのだから。
マイルスがそうだったように。
だから、この3人の作っている音楽こそが僕には現代のジャズだと思っている。
いまさら、50年も前と同じことをやったって意味が無いんだから。

やっぱ良い。これが今のジャズだ。きっと。
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JB死去

ジェームス・ブラウンが死んだ。

というのを知ったのは、ソフィアとレオが成田から旅立った日の夜だったと思う。
このブログにも何か書きたかったけど、体は疲れきってたし、何も書かなかった。

とにかくジェームス・ブラウンは死んでしまった。

今持っているJBのCDは以下の通り。
いつのまにか、ずいぶんたくさん買ったものだ。
彼が死んでしまったこれからも、僕はこのCDをたくさんたくさん聴くだろう。



IN THE JUNGLE GROOVE
DUETS
UNIVERSAL JAMES
LIVE AT THE APOLLO, 1962
LIVE AT THE APOLLO vol.2 (1967)
LOVE POWER PEACE
LIVE・HOT ON THE ONE
IT'S A NEW DAY SO LET A MAN COME IN
HOT PANTS
THE VERY BEST OF JAMES BROWN
CD of JB
CD of JB 2
JAMES BROWN'S FUNKY PEOPLE
JAMES BROWN'S FUNKY PEOPLE (PART2)
JAMES BROWN'S FUNKY PEOPLE (PART3)
FUNKY PRESIDENT The Very Best of JAMES BROWN
JAMES BROWN'S FUNKY CHRISTMAS

最後に書いたクリスマスアルバムは、このクリスマスシーズンに1回だけ聴いた。
クリスマスの終わりとともにこの世を去ったJB。
天国でもファンキーに暴れてください。

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いちょう並木のセレナーデ

テレビをふと見たら、スーパーバタードッグというか、ハナレグミの永積タカシが、小沢健二の「いちょう並木のセレナーデ」を歌っていた。いい感じ。

この曲は、曲名が示すとおり、サザンオールスターズの原由子をメインボーカルに起用した名曲の「雰囲気」をカバーした曲。こじんまりとしたライブ、拍手、歓声、アコースティックギター、あたたかい歌声、つき合っていた人を思い出す歌詞。カバーではないけどカバー、という、不思議な。パクリとか言われるとイヤだからか、あるいは、サザンに対する愛を前面に出したのか、堂々と曲名で。

小沢健二はこの曲の入っているアルバム「LIFE」の中の別の曲では、「10年前の僕らは胸を痛めていとしのエリーなんて聴いてた」とも歌っているし、サザンを聴いて育った世代。その小沢健二の曲を聴いて育った世代が永積タカシ、なのかな。永積タカシと小沢健二はあまり歳はちがわないような気もするが。

でも、こうやって、音楽がリレーのように次の世代に伝わっていく、それがなんだか嬉しい。原由子の歌うオリジナルもなんかとても良いのです。「学食の隅であなたが~、くれ~た~、こと~ば~。授業をさぼり待つジョベルガ(だっけ?青学の近くに実在した喫茶店の名前)、いつ~も~の場所~♪」

そんなことを思った瞬間でした。
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Bjork / Vespertine


ビヨークのこの「ヴェスパタイン」というアルバムは、実は持っている。
持っているのに、新たに1枚買ってしまった。なぜか、それは、マルチチャンネル録音を聴きたかったから。そう、新しく買ったのはSACDなのだ。

そもそも、4~5年前ぐらいから、僕はすっかりホームシアターに興味を持ってしまい、ホームシアター専門雑誌を欠かさず買っては隅から隅まで読み込むということをしていた。いつか、リビングリームの広い家に引っ越したら絶対にホームシアターを実現してやる、と思いつつ、そのころはLとRの2チャンネルだけのステレオで音楽を楽しむだけ、映像は32インチのテレビだった。

当時、このビヨークの「ヴェスタパイン」が、SACDでも発売され、5チャンネルのマルチチャンネルで録音されていて、各雑誌は試聴盤の1つとして、よくこのアルバムを取り上げていて、そしてそこでの評価は「SACDの能力が初めて本当に使われたアルバム」だの、「このアルバムは、マルチチャンネルのために作られている。2チャンネル版はマルチチャンネル版のダウンミックスでは?」だの、「とにかく素晴らしい。部屋の色々な場所に様々な音が定位し、体を包み込む」だの、「SACDの歴史がこのアルバムから始まる」だの、とにかくまぁ、ものすごい大絶賛だったのだ。実際、当時のSACDのマルチチャンネル録音というのは、昔のアルバムのマスターテープを使って現在のミキサーが5チャンネルに振り分けるという手法で発売されているものばかりだった。ので、この「ヴェスタパイン」のように、最初から5チャンネルをフルに使って楽曲が作られているものというのは非常に珍しかったはずなのだ。いや、すでに色々あったのかもしれないけど、このビヨークのアルバムほどには完成度が高くなかったのかもしれない。いずれにしても、とにかく当時の僕は、そういう記事を見て、「はぁはぁはぁ、う、うらやましい。。。 聴いてみたい。」とつぶやくしかなかったのだ。

あれから5年。僕の家には110インチの大画面と、7チャンネルのマルチチャンネルオーディオシステムが。苦節5年ですか。う~む、ついにここまで来たか。

ホームシアターっていうのは、やっぱり大画面がまず自分の中ではインパクトがデカイので、引っ越してすぐのころは、ドイツワールドカップを大画面で見ることでウハウハ大満足していた。当時はまだフロントLRの2チャンネルしか音が出なかった。AVアンプをまだ買っていなかったのだ。でも大画面で見るワールドカップに大満足の日々だった。そして、AVアンプを買って、やっとこさ7個のスピーカーから音が出るようになってからは、ここを読んでいただいている人にはご存知のように、「ツイスター」だの「ワイルド・スピード」だの「トップ・ガン」だの、内容は薄いがサラウンドはスゴイ映画ばかりを見て、ウヘウヘ大満足していたのだ。

しかし、ああしかし、やっぱり「ヴェスタパイン」を聴きたい。そのためには、SACDプレイヤーが必要なのだ。

パイオニアのDV-696AVというプレイヤー、なんとこれ、普通にCDもDVDも再生できる上に、SACDもDVD-AUDIOも再生できてしまう、いわゆるユニバーサルプレイヤー。そしてお値段がヨドバシで15800円。ポイント還元まで考えると、実質1万4千円。すごい。安い。そこいらのDVDプレイヤーよりも安くてユニバーサルプレイヤー。

我が家では、今、HDDレコーダーを使ってDVDを再生していたのだが、これが、電源を入れるたびに、まずHDDが回転を始めて、DVDを再生したいだけなのに、なっかなか再生が始まらない。くわ~、もうゆるせん、やっすいDVDプレイヤー買ってやる~、という状況。こんな状況に、パイオニアがもうピッタリはまったのだった。なにせ1万4000円。安~。

ヨドバシのネットショップで注文したら2日後には到着した。早い。安い!

3連休の初日、約2時間かけて、これまでテキトーだったAV機器の配線をすべてイチからやり直した。色々と設定をしなければならず、最初はなかなかサラウンドスピーカーから音が出なくて苦労したものの、ついにSACDをちゃんとマルチチャンネルで再生できるようになりました。

そしてついに聴いた「ヴェスタパイン」のマルチチャンネル。
あこがれだった「ヴェスタパイン」。
スピーカーから出てきた曲は、もともと2チャンネルのCDは持っていて何度も聴いている曲なのだけど…、これは、スゴイ!

これは本当にスゴイ。
モノラルでしか音楽を聴いたことの無い人が、生まれて初めてステレオ録音を聴いたらこれぐらいスゴイと思うにちがいない。
5チャンネルを意識して初めから緻密に設計された音はこんなにすごいのか。。。

いや、しかし、サラウンドスピーカーもちゃんとした大きなスピーカーにしたくなってしまった。ちょっと役不足なのがわかっちまった。それぐらい、しっかりとサラウンドスピーカーが使われている。

スピーカーの向きとか、AVアンプの設定とか、色々いじくってみよう。まだまだすごい世界が待っている気がする。そんな気がした。このアルバム。すごい。

サラウンド音響。映画の「効果音」としてのサラウンドではなく、5本のスピーカーが平等に使われている音楽。ステレオのLとRが平等に使われているように。この世界はすごい。音楽業界も不況で、なかなかこんな凝ったことをできるアーティストは少ないかもしれないけど、やってほしいなぁ、色々な人が。

これは一度知ってしまうと忘れられない味だと思います。

次は「メダラ」か、ピンク・フロイドの「狂気」かな。マルチ・チャンネル。

ふふふ。
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サントラ 3 Films by Jess Franco

会社近くの駅の近くのブックオフにて250円で購入。

このJess Francoって監督、これまでに190本もの奇妙な映画を作ってるらしい。いや、知らなんだ。これはその中の3本のサントラ、らしい。
参考ホームページ

なんでこんなCDを買ったのかと言えば、ま、とにかく250円なのと、せっかく普段は入らないブックオフに入ったので、このCDを手に取ったのもなにかの巡り合わせかなぁという、くだらない考えにより。あとジャケがエロいというのもあり。エロジャケ。ま、これは、この監督の映画が奇妙でシュールなエロ映画、らしいからその中の1本の写真なんだと思うんだけど。

で、音楽ですが。
最初は「なんだかなぁ…」と、ハズレな気分で聞いてたのですけど、これがなかなかアタリかもしれません。方向性でいうならば、モンドミュージックって感じですかねぇ。シタールの音とかけっこう使われていたり、それでいてけっこうファンキーだったり、感じでいうと、BluenoteのBlue Juiceシリーズに入っていそうなカッコいい曲もちらほら。これで250円ならば大満足でしょ。
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Xantone Blacq / To The Heavens and Beyond



この人のことは、全く知らないのだけど、とても良いですよ、ほんと。
あったかい、太陽の日差しのような音楽。冒頭の4曲ぐらいは、もろ、スティービー・ワンダーか?と思わせておきながら、後半、だんだんとブラジル音楽が混ぜ混ぜになってきて、あと、なんかアラブ系っぽい感じも織り交ぜながらも、なんとも聞きやすい気持ちのよい楽曲が並びます。
音楽っていいなぁ。

秋のドライブのおともに。
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King Tubby / Dub Mix Up



というわけで、実はもう1枚買ってしまったのがコレ。
だって、やっぱり「お宝音源」なんですよねぇ。
3~4年前ぐらいに、不思議なほどダブという音楽が注目されたっぽくて、いや、いったいどこで注目されたのかは知らないけど、とにかく、CD屋のレゲエコーナーには、それまでとは比較にならないほどダブ系のCDが並び、本当にビックリしてたのだけど、ダブのCDって当たりハズレが激しいので、なかなか買えなかったのです、勇気が無くて。

で、おそらく、その頃大量に売られたCDが、買った人が飽きたのかどうなのかわかりませんが、今、中古CD屋に大量に流れ込んでいるように思われます。2000円では勇気が出ませんが、1000円となると、ひとまず「買い」ということで購入です。で、まぁ、このCDは「当たり」のほうですね。「大当たり」ではないですが、持っていて損じゃないCDでした。ダブ好きならば。

こうしてまたKing TubbyのCDが1枚増えるのでした。
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V.A.:Dub / More Bass Culture

キング・タビーによるダブミックス曲を中心に、リー・ペリー、サイエンティストの曲も収録。キング・タビーがスタジオでエコーマシーンをいじくっていて生まれたダブという音楽(というか、エフェクト? ミキシング手法?)は、今やレゲエという枠を超えて、あらゆるジャンルの音楽に影響を与えているわけだが、こういうCDを聴くと、やはり、最初はエコーマシーンで遊んでいただけなんじゃないかと思えるわけです。なにせ、「曲」と呼べないぐらいのグチャグチャな曲も入っていて、ジャマイカにこういう変人がいて、そして、このへんてこな音を「かっこいい」と感じたジャマイカの人々、そういう風土があって、そのおかげで、「遊び」が「手法」として認知され、そして最終的には世界中の音楽を変えた。そういう奇跡の最初の1歩(いや、3歩めぐらいかもしれないけど)が、収められているCD。と書くと、このCDだけがまるで特別なもののように思われてしまうけど、キング・タビーのCDって、軽く200枚ぐらいありますから。僕が持ってるのは、そのうちの15枚ぐらいかな。で、また1枚買っちゃったというわけですが。

これも福岡にてゲットです。
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ISWHAT?! / The Life We Chose


福岡のタワーレコードで試聴して気に入り購入。
JazzyなHip Hopと言うのは簡単だけど、1曲目なんて、ラップというよりもポエトリーリーディングって感じで、ラスト・ポエッツみたい。面白い。ベースの野太い音にサックスがからみつき、そしてラップ。面白いねぇ、この人たち。

シンシナティーの3人組なのだそうだ(今、調べてみた)。ボーカルとサックスとベースの3人。シンシナティーかぁ。オハイオ州。コロンバスから車で4時間。走り続けるとシンシナティー。健太郎くんと2人で行ったなぁ。ダウンタウンはコロンバスよりも洗練されていて大都会、ちょっとはずれるとものすごくヤバイ街が広がっていた。やっぱり怖い感じの街だったなぁ。オハイオ・プレイヤーズも、シンシナティーだよな。オハイオって言ったって、コロンバスみたいな田舎じゃないのだよ。

こういう混沌とした面白い音楽があの街から生まれてくるのだ。
街を見下ろす公園には、なぜか鵜飼いの銅像があった。日本の鵜飼いの有名な都市と姉妹都市なのだそうだ。なんだかなぁ。
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Cal Tjader / Concerts in the Sun


1960年にハワイとサンタモニカでおこなわれたコンサートのライブ盤。
モンゴ・サンタマリアがコンガ、ボンゴを担当しているので買ってみた。
Cal Tjaderって人は、鉄琴の人なのだが、この人は、白人なのにラテンジャズをやる人なのだなぁ。というか、こういう人が、ラテンをジャズに導入したんだろうか。
う~ん、なかなか良い。もちろん1960年の録音、それもライブ録音だから、音質はいまいちだけど、やっぱりモンゴ・サンタマリアの叩くパーカッションがフィーチャーされている曲はとても良い。

しかし、1960年って今から約50年前か。半世紀。
50年も前のコンサートの様子を、観客の拍手や歓声も含めて、今、日本で、電車の中や街角を歩きながら、僕は聴いて楽しんでいるのだから。なんだかすごい。

このCDも福岡の中古CD屋さん、ボーダーラインレコードで買ったものです。
福岡、いかすぜ!
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Tapper Zukie / Peace in the Ghetto


福岡の中古CD屋ボーダーラインレコードで買った1枚。タッパ・ズッキーの1978年のアルバム。う~む、これは「当たり」だった。素晴らしいダブエフェクトの効いたトラックに乗って、タッパ・ズッキーのトースティングが、ふわふわと空中を浮遊する。はぁぁ、やっぱり、レゲエって素晴らしい。

いや、しかし、このボーダーラインレコードという中古CD屋さんは、なかなか素晴らしいお店でした。店内は中古CD屋としてはかなり広く、置いてるCDはオールジャンルまんべんなく置いてるんだけど、どのジャンルのコーナーもかなり厳選された品揃えって感じでした。仕入れの段階でかなり選んでるんでしょうか。棚を見ていくと「おおおっ!」というのがたくさんあって、自分を抑えるのが大変でした。
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Jack Johnson / Sing-A-Longs & Lullabies



タイトルは50文字以内です、だとさ。gooブログのバカ~! そんな文字数じゃ、アルバムタイトルなんてまともに書けないぞ。ま、しょうがないか。

ジャック・ジョンソン、映画「お猿のジョージ」のサントラ。

いつものジャック・ジョンソンよりも、もっともっとあたたかくてほんわかしててやさしい。う~ん、いいねぇ。

絵本「お猿のジョージ」を映画化するって時に、サントラをジャック・ジョンソンに任せようって決めたアンタ、そうそこのアンタ、えらい!!

このCDも、ミラに乗って塗装屋さんまで窓全開でむかいながら、顔がかわいくなったラパンに乗って家まで帰りながら、ずっと聞いてたのだ。これがピッタリで。夏の日に、窓全開で、ゆっくり(渋滞してたからだけど)走りながら、クラシカルなかわいい顔のラパンを走らせながら、どちらにもピッタリ。

あ~、ジャック・ジョンソン。サーフィンと音楽と。偉大な男だなぁ。サーフィンやってみるか、本当に、ねぇ。

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BONNIE PINK / Perfect Sky



ボニー・ピンクと言えば、竹田さんを思い出しますね。直結。
竹田さんが当時、「ボニピ、最高っすよ、マジで!」と言っていた(嘘)ので、ウチにも、「evil and flowers」というアルバムと、「犬と月」という4曲入りのCDがある(本当)わけで。ただ、それ以降は、さすがにCDを買ったりはしてません。

でも、こないだ、新しい職場の人とのみに行ったときに、「俺、ここ3ヶ月ぐらいCDを1枚も買ってなくて、なんかヤバイですよねぇ」と言ったら、大久保さんが、「僕だって、ボニー・ピンクのをこないだ買ったぐらいで全然買ってないよ」と言ってたんですよね。ふ~ん、ボニー・ピンクかぁ、と思ったわけです。

で、こないだ、車のお顔を変えるために、車を塗装屋さんまで運んで、代車のミラを借りたら、カーステがテープしか受け付けないタイプだったもので、CDしか持ってなかった僕は当然FMを聞きながら帰宅したんです。で、なんか、その時に、局をいろいろ変えながら聞いてたんですが、帰宅するまでの2時間ぐらいの間に、2回、この「Perfect Sky」を聞いたんですよね。「なんか、いいじゃん!」って思って、サビの「I'm looking for a perfect sky」ってところが頭の中でグルグルしはじめちゃったんです。

僕が知ってるころのボニー・ピンクって、トーレ・ヨハンソンに弟子入りしてた頃から、そのちょっと後ぐらいまでで、やっぱり月日が経って、色々挑戦してるのかなぁって、思いました。ポップな感じで、軽やかで、肩に力が入ってない感じ? なんか、昔の彼女って、「意地でもかっこいい曲を作ってやる」って感じがしてたんですよね。たしかに、クオリティーは高かったと思うんですけど、でも逆に、どっかで聞いたことあるような曲ばっかりな感じだったし。洋楽っぽい、って当時も言われてましたけど、要は、洋楽をどっぷり聴いてる人間にとってはちっとも新鮮では無いわけで。

で、この「Perfect Sky」は、なんつーか、肩に力が入ってない感じで、ポップで、そこが逆に良い感じに思います。別に、この曲だけじゃなく、ここ2年ぐらいはこういう路線なのかもしれないですけどね。資生堂のCMに使われたからこの曲が売れただけで、別に、この曲から突然軽やかにポップになったわけではないのかもしれないんですけどね。

ま、とにかく、気になってても、普段の僕は、邦楽ってだけで、発売からだいぶ経ってるってだけで、購入をためらって結局買わなかったりするのですが、プリンスの3121もそうですが、気になってるのを素直に買ってみようってことで、これもシングル(っていうのかな?)を買ったのです。シングルってのも普段はまず買わないし、オトナになったね、俺。

竹田さんは、この大ヒットを喜んでいるのでしょうかねぇ。なんて書いてるけど、実は、この曲が売れてることも、資生堂のCM曲だってことも、そのラジオで聞いただけですけども。普段テレビを全く見ないので、実はそのCMを見たことが無い…。

ま、売れて良かったね。ボニピ。

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Prince / 3121


かなり久しぶりに、こないだほんのちょっとだけCD屋に。
で、わずか5分ぐらいの間に買ったのが、このプリンスの新譜と、Jack Johnsonのお猿さん映画のサントラ。

さて、このアルバムですが、いったい発売から何ヶ月経っちゃってるんだという感じではありますが、3月ぐらいにスガ・シカオの夜のFMの番組を寝れない時に聞いていたら、このニューアルバムについて、彼が熱く熱く語っていたわけですよ。もちろん、彼自身もまだこの中の2曲とかしか聞けない状態で、期待の気持ちをひたすら語っていたわけなのですが。ま、スガシカオって同世代で、同じように青春時代にPrinceにはまった人で、聞いてるともう自分も楽しみでしょうがない感じになってきてたわけですが、その後、仕事、家、異動、と色々と多忙ですっかりCD屋もごぶさたでした。で、やっと、今頃になってGETです。

前作が、僕的にはものすごく大ヒットだったので、今作には前作の延長線上の期待を寄せていたのですが、聞いてみると「いつものPrince」がそこにいたって感じでしたね。ちょっと期待はずれかな。前作は、ジャズ。Princeが本気でジャズをやれば、いわゆるジャズ・ミュージシャン(現役の)もはるかに越える最先端のジャズがやれてしまう、というスゴさを前作では感じ、やっぱりPrinceすごい~、と青春時代に戻ったように殿下にひれ伏したわけですが、今作は、ちょっとまぁ、デーンと構えて、いつものPrince節炸裂ってとこでしょうか。

わざわざ新しいことに挑戦などせず、自身のキャリアに自信を持って、堂々といつもの本来のプリンスサウンドで勝負って感じ。どの曲も、正直、これまでずっとPrinceを聞いてきたファンには新鮮さは無いと思います。

んが、このアルバム、噛めば噛むほど味が出てきますぜ、だんな!
ミラに乗って、窓全開で塗装屋さんに向かいながら、ラパンに乗って家まで帰ってきながら、そして今日、会社まで往復しながらずっと聞いてるのですけども、なんというか「普通」なので逆に飽きずにずっと聞いてるのですけどね、このアルバムって、これまでの彼の音がグチャグチャに混ざりながら、それでいてアルバムとしての統一感をキープしながら、でもところどころでちゃんと新しいことを入れながら、でも「普通」と感じさせて気楽に楽しく聞かせるんですなぁ。奥が深いよ。

スガシカオ、これからもしょせんプリンスの一ファンでしょうなぁ。彼のやってることは、プリンスのやってることのごくごく一部の音の再現にしか思えないですなぁ。そんな気がしました。いや、スガシカオがダメなのではなく、プリンスがすごいってことで、それはスガシカオもきっとよくわかっているわけで、だからこそ、自身のラジオ番組で、素人の一ファンみたいなことを大声でわめけるのでしょう。

偉大ですなぁ、プリンス。
ただ、次のアルバムか、次の次のアルバムぐらいでは、また、全く新しい音を聞かせてほしいですなぁ。落ち着かないでくださいよ、殿下。いつまでも最先端つっぱしってくださいよ。頼みますぜ。
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