つれづれなるままに映画や音楽の感想などをテキトーに書いていければなぁ、と思っております。
つれづれおきらく
不自然なガール/ナチュラルに恋して

発売日前日にゲットしたけど、子供の世話してたら忘れて寝ちまった。
やっとちゃんと聴いた。
ま、どちらの曲も発売前にかなり聴いてたわけだけど。
で、やっぱり、ナチュラルに恋して、のほうがずっと好きだな。音楽的に。
このタメ、僕がよく言う「ヒップホップのぶつ切れ感」がある。ヤスタカ、グッジョブ。
たまらないなぁ。
一方、不自然なガールのほうは、なんというか、歌謡曲っぽいなぁ。
メロディーラインとか。
で、一聴した感じだと音楽的には退屈な曲って気がしてたんだけど、2曲をループして聴いてると、ナチュ…がおわってこの曲のイントロ始まると、やっぱり気分あがるんだよなぁ。
なんですかねぇ、これ。
ま、とにかく、久しぶりの新曲。
やっぱり好きですね、この音が。声が。
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スイカ
スイカがウィークエンドシャッフルでスタジオライブをしたときの音。
リンク貼っておきます。
http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20090926_satlab_2.mp3
リンク貼っておきます。
http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20090926_satlab_2.mp3
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スイカ夜話
スイカ夜話、行って来ました。
タマフルの「秋のキーボード特集」の第1回を聴き、これは!!と思い、ラジオを片耳で聴きながらネットでチケットを購入してしまった。
6時開演で終わったのが10時45分。
いや、実際には5分ぐらい早く始まってたから、つまり4時間50分のライブ。
最高に楽しいライブでしたが、アラフォー男には長すぎです。
下北沢の駅を出た5時20分ぐらいから、ライブ終了後駅に戻ってくる11時までずっと立ってたわけで。5時間40分立ちっぱなしか。
足と腰が痛いよぉ。
どのゲストも初めて見た。
けど、最初「これは好きじゃないかも」と思った人達も、だんだん面白くなって、最後にはかなり好きに。
特に、サイプレス上野とロベルト吉野。
ロベルト吉野の音、好きです。
あんなのがヒップホップだと、やっぱり思うし。
ターンテーブルいじくって遊んでいるうちに"偶然できちゃった"音楽。
オデコ止め素晴らしい。ターンテーブルで遊ばなくっちゃ、やっぱ。
あとSTERUSSかな。
「東京見物行こうか?」ってあんたっ!
もう一人のガタイのやたら良い人の、ただただ愚直でまっすぐ過ぎるラップも左手のうるさい動きも、最初イヤだなと思ったのだが、救急車で運ばれたエピソードだの、ラップへの思いだの、色々聞いてて、耳から入ってくる(ちゃんと聞き取れる。すばらしい音響設備?セッティング?)歌詞のまっすぐさに逆にグッと来てしまった。
降神も良かったし。
こういう人達だったのか。狂言師が通る声で不思議な童謡を読んでいるようなスゴイ世界。
イルリメも良かった。あの触るとビートがループで鳴る楽器ほしい。
イルリメ loves アイコ。客いじりも素晴らしい。
この人が最初だったおかげで、完全にあの場が「自由に楽しんでいい」温かい空間に変化した。
ロマンクルーはレーベルがつぶれちゃってCDが廃盤とか。頑張れ!
あと、タマフルでもおなじみの小林大吾。この人はやっぱり天才だろう。
アメリカにいたときに「スラム」っていう映画を見たけど、ポエトリーリーディングってすごい可能性を持つものだと、あらためて実感。
なんかこう、その場の空気をあっという間にこの人色に変えてしまうし、これはtotoさんにも言えることだけど。ふわっと心をつかみ取られるような感触。
まぁ、とにかく、上質な音楽に酔いしれた4時間50分でした。
でも結局僕が一番好きなのはスイカの作る音だってことはよくわかった。
どのグループも、最後のスイカとのセッションが一番良かったから。
あの15分を超えると言ってた曲なんて。60分でも90分でも聞いていたいような気がした。かっこいい!
カフォーンほしい。
けっちゃん、超かっこいい。
後半3時間ぐらいは、けっちゃんが見える位置に移動して、ずっとけっちゃんのカフォーンさばきを見ていた。面白い。そしてかっこいい。
あの体勢は首が疲れそうだが。
けっちゃんとtoto。女性陣2人がすごい。
いや、アトム、タカツキのラップの技術がそうとう高いということもビシビシ伝わってきた。すごくウマイ。そのテクニックをひけらかさずにさりげなく使ってくるあたりがニクイ。
音楽的に最高に幸せな一夜だった。
最新アルバムを買って帰ってきた。
抽選ははずれた。
新宿からの電車で座れなかったのがつらかった。
とにかく、4時間50分はアラフォー男には厳しい。
楽しかった。祭りの一夜。
タマフルの「秋のキーボード特集」の第1回を聴き、これは!!と思い、ラジオを片耳で聴きながらネットでチケットを購入してしまった。
6時開演で終わったのが10時45分。
いや、実際には5分ぐらい早く始まってたから、つまり4時間50分のライブ。
最高に楽しいライブでしたが、アラフォー男には長すぎです。
下北沢の駅を出た5時20分ぐらいから、ライブ終了後駅に戻ってくる11時までずっと立ってたわけで。5時間40分立ちっぱなしか。
足と腰が痛いよぉ。
どのゲストも初めて見た。
けど、最初「これは好きじゃないかも」と思った人達も、だんだん面白くなって、最後にはかなり好きに。
特に、サイプレス上野とロベルト吉野。
ロベルト吉野の音、好きです。
あんなのがヒップホップだと、やっぱり思うし。
ターンテーブルいじくって遊んでいるうちに"偶然できちゃった"音楽。
オデコ止め素晴らしい。ターンテーブルで遊ばなくっちゃ、やっぱ。
あとSTERUSSかな。
「東京見物行こうか?」ってあんたっ!
もう一人のガタイのやたら良い人の、ただただ愚直でまっすぐ過ぎるラップも左手のうるさい動きも、最初イヤだなと思ったのだが、救急車で運ばれたエピソードだの、ラップへの思いだの、色々聞いてて、耳から入ってくる(ちゃんと聞き取れる。すばらしい音響設備?セッティング?)歌詞のまっすぐさに逆にグッと来てしまった。
降神も良かったし。
こういう人達だったのか。狂言師が通る声で不思議な童謡を読んでいるようなスゴイ世界。
イルリメも良かった。あの触るとビートがループで鳴る楽器ほしい。
イルリメ loves アイコ。客いじりも素晴らしい。
この人が最初だったおかげで、完全にあの場が「自由に楽しんでいい」温かい空間に変化した。
ロマンクルーはレーベルがつぶれちゃってCDが廃盤とか。頑張れ!
あと、タマフルでもおなじみの小林大吾。この人はやっぱり天才だろう。
アメリカにいたときに「スラム」っていう映画を見たけど、ポエトリーリーディングってすごい可能性を持つものだと、あらためて実感。
なんかこう、その場の空気をあっという間にこの人色に変えてしまうし、これはtotoさんにも言えることだけど。ふわっと心をつかみ取られるような感触。
まぁ、とにかく、上質な音楽に酔いしれた4時間50分でした。
でも結局僕が一番好きなのはスイカの作る音だってことはよくわかった。
どのグループも、最後のスイカとのセッションが一番良かったから。
あの15分を超えると言ってた曲なんて。60分でも90分でも聞いていたいような気がした。かっこいい!
カフォーンほしい。
けっちゃん、超かっこいい。
後半3時間ぐらいは、けっちゃんが見える位置に移動して、ずっとけっちゃんのカフォーンさばきを見ていた。面白い。そしてかっこいい。
あの体勢は首が疲れそうだが。
けっちゃんとtoto。女性陣2人がすごい。
いや、アトム、タカツキのラップの技術がそうとう高いということもビシビシ伝わってきた。すごくウマイ。そのテクニックをひけらかさずにさりげなく使ってくるあたりがニクイ。
音楽的に最高に幸せな一夜だった。
最新アルバムを買って帰ってきた。
抽選ははずれた。
新宿からの電車で座れなかったのがつらかった。
とにかく、4時間50分はアラフォー男には厳しい。
楽しかった。祭りの一夜。
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Hip Hop Forever Vol. 2 Mixed by DJ Jazzy Jeff

これのVolume3が本当に気に入ってて。
その時も、このブログに書いたと思うんだけど、僕にとっての音楽としてのHip Hopっていうのは、「ブツ切り感」であって、決してラップが上に必ず乗っかっていなきゃいけないとも思っていないし、逆に言えばラップだろうがなんだろうが「ブツ切り感」の無い音楽はHip Hopとは感じないんだよなぁ。
この、人の作ったレコードをクロスフェーダーで無理やりつなぎ合わせることによって生じる「ブツ切り感」は、それまでのブラックミュージックにも当然あった「タメ」の感じを極端にブーストしたようなもので、だからこそやっぱりれっきとしたブラックミュージックに聞こえるわけだし、脈々と受け継がれてきたブラックミュージックの系譜の中にHip Hopがちゃんと流れの一部としてあるっていうことに納得もいくわけですし。
で、そういう割りには、当初の「ブツ切り感」を強烈に聞かせてくれるCDというのに、もちろん僕の検索能力が無いからでしょうが(というか、そもそも探す暇がないし、そういうの詳しい知り合いもいない)、なかなか出会えない。
で、この「Hip Hop Forever」シリーズの同じJazzy JeffがミックスしたVol.3は、珍しくそんな僕の個人的なニーズに大ヒットしたCDだったのだけど、その後、やっぱり出会えない。
で、そんな色んなところに寄り道するよりも、Vol.2も同じJazz Jeffがミックスしているんだし、手っ取り早く買えばいいじゃないか、とやっと気付いたわけです。
買いました。
聞きました。
やっぱり良い。
誰がなんと言おうと、僕にとってのHip Hopは「ブツ切り」にあるのだ。
あー、素晴らしい「ブツ切り」。
たまらない。
これこそが、Hip Hopサウンドだ。気持ちよい。
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伝説のパフォーマンス~アップライジング・ツアー・1980・イン・ドルトムント~

買ってしまった。中古だけど。アマゾンのマーケットプレイスで。
素晴らしい!
エネルギッシュなボブ・マーリー。
大学1年の時にバイトで貯めた金で、当時出ていたボブ・マーリーの正規版CDを全部一気に買った。
その後、中野サンプラザのライブとか、色んなCDを買ったけど、とりあえず全部手に入れたような気でいた。
が、DVDの時代になって、こんな素晴らしい映像が簡単に手に入るようになっていたなんて。
もうCD屋に行ってもボブ・マーリーの棚は、「あ、俺全部持ってるし」という気分で見ることさえしなくなっていたが、あなどれませんね。
このDVDなんて、もう新品では手に入らないみたい。
つまり僕が知らないあいだに発売され、そして知らないうちに廃盤になっていたということだ。
ジェームス・ブラウンのもそうだったけど、映像作品はすごい。
伝わってくる情報量がすごいし、やっぱりJBもボブ・マーリーもライブパフォーマンスの素晴らしいシンガーだから、音だけではやっぱり本当は足りないんだよな。
このDVD、かなり安めに手に入れられました。
中古ではあるけど、廃盤なのに元の定価よりもずっと安く手に入った。
今アマゾンで見ると、なんだかすごく高い。
いいタイミングで手に入れられたのかな。
とにかく、僕にとって神レベルの人なので、手に入れて大満足。
素晴らしい映像だ。ほんと素晴らしい。
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PORTRAITS OF JAMAICAN MUSIC

当時流行っていたカリプソから、スカタライツのスカへ、そしてロックステディ、ボブ・マーリー、レゲエ、さらにダブ、そしてU-ロイなんかのDJへ。
ジャマイカにおける音楽の歴史を約1時間で振り返る。
いや~、良かった。
映像ってすごいなぁ、やっぱり。
音でしか知らなかった伝説の人達がみんな顔を出して説明してくれるのだ。
デューク・リードもそれなりに良かったけどやっぱりコクソン・ドットだった、とか。
スカタライツのメンバーが、あの貧しい子達のための学校でクラッシック音楽を学んでいて、それがスカという音楽の下地に少なからずなっている、とか。
カリプソ、ジャズ、R&B、そして下地としてクラッシック、それが全部合わさってスカタライツのあの音楽が生まれている。なるほどねぇ。
それにしても、リー・ペリー、大丈夫か?
本編でのそんな風には見えない程度にしか出てこないんだけど、特典映像のリー・ペリーが火事で燃えてしまったブラックアーク・スタジオ(再建中らしい)を案内してくれる映像が、もう、リー・ペリーほんとやばい。「変人」を超えてしまっているぞ、これは。うーむ。
「俺はもうレゲエは頼まれてもやらない。ダブとドラムン・ベースをやるためにここに戻ってきたんだ。」というようなことを言ってる。
たしかにドラムン・ベースが流行していた頃の映像作品だとは思うのだが。
もったいないと思ったのは、この作品の監督の考えなのだとは思うのだけど、80年代・90年代のラガマフィンレゲエを全くつまらないものとしてしか扱っていないということだ。
「昔は良かった。」と一言で片付けてしまってよいのだろうか。
しかも、その代表のようにブジュ・バンタンが出てくるのだけど。
この作品が作られた後なんだな、ブジュがルーツ回帰をしたのは。
なんか、この簡単すぎる扱いかたがやっぱり偏り過ぎと感じたかな。
ま、とにかく、名前と音しか知らなかった人達が映像として動いて喋るのを見られただけでもすごく嬉しい。
こんな言い方もあれだけど、彼らが元気なうちにこういう映像が撮影されて今後も残っていく、それはとても貴重なことだと思う。
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Stax-Volt Revue: Live in Norway 1967

すごく良い!
いや~、生まれて初めてサム&デイブの動く映像を見ました。
サムのステージパフォーマンスに、先日見たJBのステージパフォーマンスと似たものを見た。
こういうのって、当時の流行りだったのかなぁ。
かなり似ているのだが。JBが真似したのか?
とにかくサム&デイブ、すごい。
そして、やっぱりオーティス・レディングは別格というか、ものすごいなあ、この人のパフォーマンスは。強烈。
あー、やっぱりライブ映像は素晴らしい。
この映像が残っているだけでも奇跡のようだ。
まだまだヨーロッパの放送局の倉庫の中なんかには、こんな映像が眠っているのかも。
STAXというレーベルがどういう形で運営されていたのか、このライブ映像を見るだけでわかる感じがする。
特典映像のインタビューでサム&デイブのサムのほうが、オーティスはとにかくすごくて、俺らはとても付いていけなかった、的なことを言うのだけど、サム&デイブから見てもそういう存在だったんだなぁ、オーティスって。
いや、とにかく素晴らしいお宝映像。感動です。
これ、アマゾンでたったの1470円だよ。いくらなんでも安過ぎだって。
※大変はずかしいお話で、書くのを迷ったのですが、実は、Booker T & the MGs が黒人・白人混成だったというのを初めて知り、本気でビックリです。はずかしい…。
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Prince / LotusFlow3r

Targetでしか売らないとかで、まぁ、そもそも、アメリカではCDを売るお店は急激に減っていってるらしいんだけども、とにかく日本では入手しそこねていた。
いや、新宿タワーレコードで見かけたんだけど、3枚組、かなりの量なので、見送ったのだ。その時は、忘れたけど別のアーティストのCDを買いに来ていて、そのCDの感動を薄くしたくなかったので。
CDはまとめて何枚も買うと、どうしても1枚1枚の感動は薄まるので。
まぁ、Princeの新作は新宿タワーに来れば買えることがわかったんだから、今日は買わずに、また今度買いに来よう、と。
そうしたら、その1週間後ぐらいに行ったらもう売ってなかった。
げげげ!
そうか、Target経由かなんかで限定数入荷して、それを売り切ったらおしまいだったのか。ショック!
と思っていたのですが、なんだ、アマゾンで普通に買えるんじゃないか。
良かった。
というわけでやっと買えました。
3枚組みで、たったの2,375円。
もはや、CDという物理メディアに曲を入れて流通させるシステムが崩壊しているんだろうなぁ。これぐらいの値段じゃないと、CDで買う人がもういないのかもしれない、特にアメリカでは。
しかし、すごい価格破壊だな、これ。
タイトルになっているLotusFlow3r、良い。
うん、僕の好きな(好きだった?)プリンスサウンドであり、ちゃんと2000年代後半の音でもある。ちゃんと進化している音。
いや、NPGのころ、ちょっと僕はイマイチ好きな音ではなかったのだけど、結局、その後の音楽シーンを見ると、NPGっぽい音作りのアーティストが売れちゃったりして、結局時代がプリンスに追いついた的な感じを受けたわけで、つまり、この人が時代の音を意識して迎合したんじゃなくて、時代がこの人の感覚に追いついたんだろうって、やっぱり思ってる。
そして相変わらず多作なこの人は、1枚ではBRIA VALENTEっていう女性ヴォーカリストを起用、そしてもう1枚はMPLSOUNDというタイトル。
BRIAさん、予想よりも良かった。変な主張がないけど、声がとてもよいです。
そして、MPLSOUNDが、実は一番気に入った。
思いっきり好きな音を楽しんでいるプリンスって感じ。
そう、あんたは、あんまりごちゃごちゃ考えず、「俺今こういうのがやりてーんだよ。」って、気分で作る曲が一番時代に合っていてそして良い曲なんだと思うんだよね。
この人は、きっとバツグンのアンテナを持っていて、「なんかおもしれー」ってこの人が思って音は、その時代が目指すべき音、その時代がマネすべき音なんじゃないかなぁ。
MPLSOUND、いいっすよ。
変に肩に力入れず、やりたい曲をやりたいようにやっている感じ。
それが聞いていてもとても楽しい。
プリンス。
まだまだ現役。この人の作る音はやっぱり面白い。
いや、僕にとって面白い、僕が好きだ、ってだけなんだけど、きっと。
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ボブ・マーリー レジェンド

本編のレジェンドのほうは、1曲1曲別々のビデオクリップ集で、うーむ、あんまり面白くないかも。今となっては。
特に、ONE LOVEの、いかにもカリブ海のリゾートミュージックとして白人に売っていこうって感じの映像は、なんだか腹立たしいほどだ。
で、このDVDは、ドキュメンタリー「Time Will Tell」のほうこそ見るべき。
これは素晴らしい。
渋谷の映画館で見たのを覚えているけど、今見ても素晴らしい。
同じ1曲を別々のライブ映像をつなげてるところが、とても芸が細かくて、ちゃんと切れ目なく自然につながっているし、色んな時代のボブ・マーリーの歌う姿が1曲の中で見られてとても良い。
なんか、海賊版でもなんでもいいから、ここに収められている全てのコンサート映像を全部集めたいような衝動が沸き起こってくるが、もう若くないので、やめておこう。
全てを揃えるっていうのはパワーがいることで、その上、揃えたもの全てを見たり聞いたりするのはとても時間がかかること。
もうそんな全網羅的な音楽との接し方はできない。
気に入ったものをツマミ食い的に見たり聞いたりする術を学ばなければ。。
とにかく、このドキュメンタリーはとても良い!
今まで(他のDVDで)見たことの無い映像がいっぱい入ってる。
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Bob Marley Live at the Rainbow

James Brown の若いころのライブ映像を見たくて、アマゾンで色々調べているうちに、いつのまにやら、こんなボブ・マーリーのライブ映像やら、ほかにも色々レゲエ関係の映像ものを買ってしまった。
まとめて届いた中で、まずはこれを鑑賞。
いや~、素晴らしい。
現存するもっとも画質の良いライブ映像って話なんだけど、たしかにそうなんだろう。
77年だから、こないだのJBのライブと比べると、そりゃあ10年ぐらいの差があるわけだから、映像の質が断然良いのは当たり前かもしれないんだけど、この画質で歌い、踊り、吠えるボブ・マーリーの姿を見られるのはとても幸せだなぁ。
とにかく素晴らしい。
そして、このDVDは2枚組で、なんと「カリビアン・ナイツ」というドキュメンタリーも入っているのだ。これが良い。
今まで見たことがなかったのだけど、これは素晴らしい。
ピーター・トッシュ、リタ・マーリー、ジュディー・モワット、バニー・ウエイラー、そしてボブ・マーリーのお母さん、あとアイランドレコードの社長、色んな人の語るボブ・マーリー。
ピーター・トッシュの語りっぷりを見ても、僕が思っていたような喧嘩別れではないみたいで、なんか嬉しかったな。
そして、国葬。
まるでジャム・セッションとか、音楽祭みたいな、とても葬式とは思えないような楽しい雰囲気だったと。素晴らしいねぇ。
伝記を3回読んでいるので、一通りのエピソードは知っているつもりだったけど、映像で見るのは全然ちがう。
あと、おまけとして、ときどきボブ・マーリーの顔があらわれた時に決定ボタンを押すと、現在(このDVDが作られたときの現在)のボブ・マーリーミュージアムの姿とか、そこでのガイドさんの話とかを見られる。これも良い。
あああ、ボブ・マーリーミュージアム、行ったなぁ。もう16年も前のことか。
なつかしいなぁ。
うむ、とても良かった。
この2枚組は素晴らしいなぁ。
買って大正解。
また何度も見るだろう。
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I GOT THE FEELIN' JAMES BROWN in the 60's

JBのCDをいつのまにか17枚も買っていたというのは、前にJBが死んでしまったときに書いたけど、映像ものは持っていなかった。
学生の時に、兄が一人暮らししているアパートに兄が不在になるからということで、3日ぐらい一人で暮らさせてもらったときに、兄が持ってたVHSテープで、まだ若いJBがものすごい足ワザでとんでもないステップで踊る映像を見たのを覚えている。
この3枚組DVDは、アポロシアターでの68年のライブ映像と、ボストンでの68年4月5日のライブ。
あの兄の部屋で見た映像よりは、2~3歳年を取っている頃だろうか?
しかし、まだまだ若い。
アポロシアターのはカラー映像。画質も音質もはかなり悪いけど、でも時代を体感できる感じだし良い。
「It's a Man's World」の中で有名な曲の曲名を次々に言っていくのがいいねぇ。ど定番芸だな。
インタビューみたいなのの中で、「Black American が Americanになる、それが俺の戦いだ」ってなことを言っていて、とても印象的。
ここまで、白人が主体のショービジネス界でのし上がってきた人だからこそ、この言葉は重い。
「I got the feelin'」から「Try Me」への瞬間曲換えとか、本当に変幻自在。
バンドとめちゃくちゃ練習しているんだろうなぁ。
曲と曲のあいだとか、めちゃくちゃ曖昧だし、やっぱりアルバムとして発表されているライブ盤は、もともとアルバムとして発売すること前提できれいに曲と曲を分けて演奏したんだろうなぁ。
あの最後のほうのお決まりのガウン芸も良いよなぁ。
3枚のガウンが全然色も柄もちがうってところも芸が細かい。
そして、extraとしてDVDに入ってた、The T.A.M.I. SHOWの足ワザが素晴らしい。テレビ出演ってことで、気合入ってんだろうなぁ。
テレビ局からは、この時代、歌手としてってよりも、黒人のおもしろい芸人って扱いで、「例の足ステップ芸、あれをバンバンやってくれよ」なんて注文がついてたのかもしれないけども。
とにかく、あの足ワザはすごいな。
ひょっとすると、兄の部屋で見たのはこれなのかもしれないけど、ちがうように思う。
LIVE AT THE BOSTON GARDEN のほうは、キング牧師が殺された翌日ってことで、とにかくすごい。アメリカじゅうで暴動が起こっていたけど、ボストンではこのライブをボストンの公共放送WGBHが生放送して、さらに録画したものを夜にも何度も放送したということで、結果としてボストンでは暴動が起こらなかったという、JBのライブが街を救ったということらしいのだ。
ボストンの黒人達にとっては、JBのライブがテレビで見られる!楽しい!とにかくキング牧師のことはひとまず置いといて今晩はJBのライブをみんなでテレビで見ようぜ!ってことになっていたんじゃないかと。
するってぇーと、白人だけどボストン議会のオッサンが出てきて、キング牧師は素晴らしい人物だった、キング牧師はこのボストンの街を愛していた、キング牧師の夢をこのボストンで実現させようじゃないか、なんて言ってて、その白人のおっさんを大好きなJBが讃えている感じだ、ふーん、その後は、楽しい楽しいJBのすごいライブが!
これを夜通し見ていたら、暴動する気もなくなっちゃったって、そういうことなのかな。
ま、よくわかんないけど。
あ、そうか、詳細は、3枚組みのもう一枚のDVDを見るとわかるのかな。
とにかく、このボストンでのライブはすごい。
パフォーマンスがハンパない。
特に後半の盛り上がり、熱気がすごい。
あのステージに上がってきた子供達を、警官が下ろそうとするのをJBが制止して、「大丈夫だから」って言って、そして、JB自ら子供達をさとしてステージから下ろすくだりも素晴らしい。あれが全部ライブ放送されたんだろうなぁ。
とにかくこの2枚のライブ映像は必見。
素晴らしい。
JBのCDを次々に買っていたころにはまだ出ていなかったDVDとか、けっこう色々発売されているみたいだし、安いし、たくさん見てみたいなぁ。
あ、その前に最後の1枚を見ないとね。
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Perfume / トライアングル
「トライアングル」で良いのかなぁ。
今朝から聞き始めて、帰宅中もずっと聞いていた。トータルで2.5回ぐらい聞いたところ。
なじみのある曲で始まり、新曲数曲を挟んで、そしてまた耳なじみのある曲で終わっていく。サンドウィッチ構造。これは正解だなぁ。聞きやすい。
まず、アルバム全体として、非常にダンスフロア向けに感じる。アイドルのアルバムとは、もはや完全に言えないレベルだろう。前のアルバムの「マカロニ」とか「ツンデレーション」とか、アイドルグループが歌うのに向いている曲(詞も曲調も)が、このアルバムには実は1曲もないんじゃないだろうか。
「ワンルームディスコ」ぐらいかもしれない。
でも、あの曲も、実は音はかなり骨太の改革だから。
つまり結局、かなり硬派なダンスフロア用楽曲群ということだ。
それでいて、これだけ普通にアイドルのアルバムとして聞けるところがすごい。
曲順は見事だと思う。
あと、「ナイトフライト」のYMOっぽいのとか、ちょっとラテングルーブっぽいのとか、そして最後の「願い」のアコースティックアレンジとか、中田氏はまだまだ色々引き出しを持っているんだなぁ。
いや、ほんと、ジャケットもそうだけど、このアルバムは、中田氏はもう「アイドルのニューアルバム」という気持ちでは作っていないんだろうなぁ。
それが、つまり、「誰だっていつかは死んじゃうんだから、俺の一番とんがった部分で勝負してやる」というedgeの歌詞に表れているんだろうなぁ。
レコード会社のものすごくエライ人まで「中田さん。」なんて言っているこのタイミングだからこそ、本当に俺がやりたいことを、「アイドル」とか「売り上げ」とかそんなこと関係なくやってやる。どうせ一度の人生だぜ。どうせいつかは死ぬんだし。っていう意気込みが伝わってくる。
結果として、Perfumeである必要がほとんどないアルバムになっているのは間違いなく、それがあーちゃんの「中田批判」などと言われている発言にもつながっているんだろうけど。
でも、まぁ、しょうがないんだろうなぁ。
中田さんて人は、きっと今まではクライアントの注文を最大限聞き入れながら、その中でどうにか自分の個性とかやりたいことを器用にうまーく入れ込んできた、職人みたいな人だったんだろうから。
自分のやりたいことよりもクライアントさんの注文最優先でやってきた下積み時代を経て、今やっと本当に何をやっても許される時が来たんでしょう、きっと。
そういう意味で、きっと、このアルバムは、中田さんが本気で自分のやりたい音作りをやっちまったアルバムってことなんじゃないかなぁ。
で、結果的に、ものすごくカッコいいアルバムが出来ちゃっている。
おそらく、アイドルとか関係なく、今日本で作られているものの中でも相当カッコいいレベル。
だって、あんた、あの「ナイトフライト」のYMO的音作り! 今これを思いつく人いるかい?
やっちまうぜ感を含め、この人のイキオイは今やっぱりすごいことになってるよなぁ、ほんと。
何度聞いてもあきない感じ。
いや、これはやっぱり傑作なんじゃないっすかぁ。
そう、やっぱり、アイドルのPerfumeを好きになったんじゃなくて、この音を好きになったんだってことを思い出させてくれるね。
だからって、MEGではないんだよなぁ。これは何故なんだろうねぇ。
そこがPerfumeの不思議なところ。
自分でも解明できていません。
とにかく傑作。
おしまい。
今朝から聞き始めて、帰宅中もずっと聞いていた。トータルで2.5回ぐらい聞いたところ。
なじみのある曲で始まり、新曲数曲を挟んで、そしてまた耳なじみのある曲で終わっていく。サンドウィッチ構造。これは正解だなぁ。聞きやすい。
まず、アルバム全体として、非常にダンスフロア向けに感じる。アイドルのアルバムとは、もはや完全に言えないレベルだろう。前のアルバムの「マカロニ」とか「ツンデレーション」とか、アイドルグループが歌うのに向いている曲(詞も曲調も)が、このアルバムには実は1曲もないんじゃないだろうか。
「ワンルームディスコ」ぐらいかもしれない。
でも、あの曲も、実は音はかなり骨太の改革だから。
つまり結局、かなり硬派なダンスフロア用楽曲群ということだ。
それでいて、これだけ普通にアイドルのアルバムとして聞けるところがすごい。
曲順は見事だと思う。
あと、「ナイトフライト」のYMOっぽいのとか、ちょっとラテングルーブっぽいのとか、そして最後の「願い」のアコースティックアレンジとか、中田氏はまだまだ色々引き出しを持っているんだなぁ。
いや、ほんと、ジャケットもそうだけど、このアルバムは、中田氏はもう「アイドルのニューアルバム」という気持ちでは作っていないんだろうなぁ。
それが、つまり、「誰だっていつかは死んじゃうんだから、俺の一番とんがった部分で勝負してやる」というedgeの歌詞に表れているんだろうなぁ。
レコード会社のものすごくエライ人まで「中田さん。」なんて言っているこのタイミングだからこそ、本当に俺がやりたいことを、「アイドル」とか「売り上げ」とかそんなこと関係なくやってやる。どうせ一度の人生だぜ。どうせいつかは死ぬんだし。っていう意気込みが伝わってくる。
結果として、Perfumeである必要がほとんどないアルバムになっているのは間違いなく、それがあーちゃんの「中田批判」などと言われている発言にもつながっているんだろうけど。
でも、まぁ、しょうがないんだろうなぁ。
中田さんて人は、きっと今まではクライアントの注文を最大限聞き入れながら、その中でどうにか自分の個性とかやりたいことを器用にうまーく入れ込んできた、職人みたいな人だったんだろうから。
自分のやりたいことよりもクライアントさんの注文最優先でやってきた下積み時代を経て、今やっと本当に何をやっても許される時が来たんでしょう、きっと。
そういう意味で、きっと、このアルバムは、中田さんが本気で自分のやりたい音作りをやっちまったアルバムってことなんじゃないかなぁ。
で、結果的に、ものすごくカッコいいアルバムが出来ちゃっている。
おそらく、アイドルとか関係なく、今日本で作られているものの中でも相当カッコいいレベル。
だって、あんた、あの「ナイトフライト」のYMO的音作り! 今これを思いつく人いるかい?
やっちまうぜ感を含め、この人のイキオイは今やっぱりすごいことになってるよなぁ、ほんと。
何度聞いてもあきない感じ。
いや、これはやっぱり傑作なんじゃないっすかぁ。
そう、やっぱり、アイドルのPerfumeを好きになったんじゃなくて、この音を好きになったんだってことを思い出させてくれるね。
だからって、MEGではないんだよなぁ。これは何故なんだろうねぇ。
そこがPerfumeの不思議なところ。
自分でも解明できていません。
とにかく傑作。
おしまい。
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Corinne Bailey Rae

3年前のアルバムですが、当時、車を運転していたりしてFMを聞いているとこの人の曲がたくさんかかって、とても気持ちよくて。
なんとなく買わないうちに3年も経ってしまったのですが、CD屋さんの店先でこのジャケットと再会。
あ、そうそう、これ買わなきゃってずっと思ってたんだった。
買おうと思ったのですが、なにやら同じジャケットで色々種類があるみたい。
もともとのオリジナルアルバム1枚のもの。
オリジナルアルバムにLive in New Yorkを加えたCD2枚のもの。
さらに、Live in London(DVD)を加えた、CD2枚&DVD1枚のもの。
悩みましたが、一番お買い得だったDVDまで入っているのを買いました。
やっぱりいいなぁ。
この肩に力の入っていない感じ。
でありながら、ちゃんとソウルフルな節回し。
ライブも、こじんまりとした感じの場所で、ほんとうにリラックスした感じで楽しそうに歌っている。
国内盤を買ったので、ていねいなライナーノーツがついてる。
お父さんがカリブ海のセントクリストファー島出身、お母さんがイギリスのヨークシャー出身。黒人と白人のハーフ。
お父さんは音楽好きで、スティービー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、パーラメント、…。
それでいながら、子供の頃には彼女はヴァイオリンを習っている。
でもロックに傾倒していって、15歳で組んだバンドはもろロックバンド。
大学時代にジャズ&ソウルクラブでバイトして、そこでダニー・ハサウェイとかアイズレー・ブラザーズとか聴くようになる。
組んでいたバンドは、アグレッシブなインディ・ロックに始まり、ブリット・ポップっぽい楽しい音楽を経て、レッド・ツェッペリンからレディオ・ヘッド、さらにはポーティス・ヘッドみたいなダークな音楽から、ヒップホップのテイストが入ったものまでやるようになる、と。
なるほど、面白い経歴。
そういうのが全部今の彼女の音楽の中に生きているってわけだ。
ヒップホップテイストはあんまり感じないけども。
このアルバムがもう3年も前のものなので、そろそろセカンドアルバムが出てもおかしくないけど、どうなんだろう。
これからも聴いていきたいアーティストですね。
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Annett Louisan / Teilzeithippie

こちらも新宿タワーレコードの同じ棚から。
どんだけタワーレコードに踊らされてるんだ、って話ですが。
でも、試聴して気に入った時に、そのアーティストのことを少しでも知っていれば、「あの人の新譜はなかなか良かった」とか記憶できますけど、こういう名前も知らない人のとなると全く完全に記憶から消えてしまうわけですよ。
で、しばらくしてから「あれ、かなり良かったよなぁ」って思い出しても、もはや探す術が無いという事態に。
そう思うと、試聴して同じぐらい気に入った2枚のCDがあったとして、僕の場合、買うのは『知らなかった方』ってことになるわけです。
特に、こういう「ささやき系」ガールポップに目が無いワタクシとしましては、買っておかなかった時の後悔を思うともう絶対に買わざるを得ないわけですよ。
Cola Jet Setもかなり良いですが、こっちも良いですねぇ。
こちらはドイツの人らしいです。
こういう出会いって、やっぱり今でもまだまだネットでは出来ないですよね。
アマゾンの「買った人はこんな商品も買っています」なんかでは、こういう全く探してもいなかったような新しい出会いはまずあり得ない。
まだまだお店で買うんだろうなぁ、CDは。
これも本当に良いです。
ちょっとスパイムービーっぽい曲とかあったりして。おっしゃれ~。しゃれおつ~。
ささやき系が好きなそこのあなた! 絶対に買いですよ!!
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Cola Jet Set / Guitarras Y Tambores

新宿タワーレコードで購入。
いい感じに懐かしいポップサウンド。
ちょっとフランスギャルとか?
もっとガールポップなんだけど。
晴れた日に窓全開で聴きたい感じ。
聴いてみて↓
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