2010年8月2日は栂池自然園に行った。ゴンドラ・リフトを乗り継いで栂池ヒュッテのところまで行き、自然園入口で料金を払って建物の中を抜けて9時半に園内に入った。建物の中には見事な山の写真が展示されていたが、残念ながら白馬はこの日、姿を見せてくれなかった。広い園内には木道が整備され、歩いて行くと様々な高山植物が咲いていたが、周囲の高山は雲に隠れ、僅かに小さな雪渓が見えるだけだった。やがて”わたすげ湿原”を過ぎ、風穴の近くではキヌガサソウが咲いていた。楠川を渡り”やせ尾根”を登り、展望湿原まで登ったが、そこでは大勢の人が座って前方を向いていたが、正面にある筈の白馬大雪渓はついに見えなかった。ここからは下り、自然園入口に戻ったら13時、3時間半の長旅だった。
2010年8月1日の宿は白馬ハイランドホテル、部屋からは正面に白馬三山が見えた。夕焼け空をバックにした山並みも良かったが、朝5時過ぎに白馬三山(白馬鑓ケ岳・杓子岳・白馬岳)が次第に見えてきた時は嬉しかった。この日は栂池自然園を歩いたが白馬三山は雲の中、姿を見せたのは朝のうちだけだった。栂池自然園の後はジャンプ台を見てから、翌日に備えて八方尾根のゴンドラ乗り場の近くのホテルに泊まったが、近くには色んな花が咲いていた。
2010年8月1日、早朝3時にマイカーで我家を出て、戸隠神社の奥社の駐車場に8時に着いた。戸隠神社の奥社・中社・宝光社(いずれも掲載済み)を歴訪してから白馬村に着いたら、まだ1時、スキー場が「ゆり園」になっている岩岳ゆり園に行った。ゴンドラリフトで里駅(標高752m)から山駅(標高1289m)まで一気に登ると、山頂エリア一面にユリが咲いている、ユリの花は丁度見頃だった。ただ、晴れれば見える筈の白馬連峰は雲の中、かすかに雪渓がちらり見えるだけ。広いゆり園の先には八方尾根のスキー場が見える。山頂エリアのユリを堪能して、ゴンドラリフトに乗って里駅に下りると、里駅周辺でも花盛り、でも下界は暑かった。
華厳の滝には何度も行ってるが、2011年8月9日、朝8時に着いた時には、上から覗き込むと虹が見える、早速エレベーターで100mを下り、トンネルを抜けて滝の正面に出ると、滝の前に見事な虹がかかっている、しぶきを浴びながらシャッターを押した。虹はなかなか消えない、朝早く出かけてきたご褒美みたい。
2014年6月26日、梅雨の晴れ間を待って日光へ。路線バスで赤沼まで行くと千手ヶ浜行きの低公害バスには長い列ができていた。それでもギュウギュウ詰めにされて12時前には千手ヶ浜バス停に着いた。バス停前ではクリンソウは少ない、それでも「遅いかな?」と思っていたクリンソウは咲いていてくれたのでほっとした。400mを歩いて千手ヶ浜に着くと中禅寺湖から吹き付ける風が冷たい、男体山には雲がかかっていた。ここにもクリンソウは咲いていたが、「昔に比べると少なくなったなあ」の声も。更に歩いて仙人庵まで来ると、ネットで囲まれた中にはクリンソウが群落をなしている様子が見えるが近づけない、ズームで写すしかない。敷地の中には川が流れていて、水辺でもクリンソウが咲いていた、花の色合いは多様で少しづつ違って見える。ここまで来てクリンソウを堪能できたが、人の手を煩わせないと自然の維持も難しいらしい。