諸国一宮巡拝の旅で対馬に渡り、対馬国一宮・海神神社に詣でた翌日、2012年5月15日、厳原の街にレンタカーを返しに行ったら、傍に対馬藩主・宗家の菩提寺・万松院があった、日本三大墓地の一つと言うので拝観。山門の脇で拝観料を払って中に入り、山門の裏を通って行くと高い石段の下に出た。石段を登ると歴代藩主と一族のお墓が沢山並んでいる。宗家は1274年(文永11年)と1281年(弘安4年)の2度に渡って元寇の襲来を受け、宗助国は迎撃したが戦死した、とあるから相当に古い家系、それが明治まで藩主として続いているのだからお墓も多い。万松院の大杉と呼ばれる巨樹も。